8月4日で1万3516人、米仏豪が微増 新規入国希望者数(観光庁)

2022年8月5日(金) 配信

観光庁は8月4日(木)時点の外国人観光客の受け入れ状況を発表した

 観光庁は8月4日(木)時点の外国人観光客の受け入れ状況を発表した。入国健康確認システム(ERFS)における8月4日(木)午後6時時点の新規入国希望者数は1万3516人で、先週の7月28日(木)までの希望者数より1225人増加した。

 時期別の新規入国希望者数は、8月5(金)~31日(水)は8597人、9月1(木)~30日(金)は3280人、10月以降は1639人。

 国籍別では、上位5カ国は韓国(4753人)、米国(1658人)、タイ(1164人)、フランス(860人)、オーストラリア(552人)の順。

 先週の5位はマレーシアの424人だったが、オーストラリアからの申請数が多く、順位が変動した。

 希望者数は、ERFSから旅行業者へ発行された受付済証数から集計した。なお、ERFSへの申請数のため、希望者数は随時変化している。

 新規入国希望者数は、毎週発表される。

ジャルパック、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」鑑賞プラン発売 JALダイナミックパッケージで

2022年8月5日(金)配信

©渡部孝弘 ©TBS/ホリプロ

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は8月2日(火)、アジア初上陸で話題の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のS席鑑賞チケットに往復航空券、宿泊を組み合わせたJALダイナミックパッケージ商品を売り出した。

 設定期間は2023年1月4日(水)~5月31日(水)出発分。公演会場はTBS赤坂ACTシアター(東京都港区)となり、宿泊ホテルは東京都内や神奈川・横浜、千葉・舞浜地区などから選べる。さらに特典として、ホグワーツ4寮のいずれかのロゴデザインをあしらうデザインチケットが受け取れる。

デザインチケットイメージ(デザインは選べない)

 同舞台は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリング氏が、ジョン・ティファニー氏、ジャック・ソーン氏と共に舞台のために書き下ろした物語で、小説の最終巻から19年後が描かれている。2016年のイギリス・ロンドンでの初演以降、ニューヨーク、メルボルン、サンフランシスコ、ハンブルク、トロントと世界6都市で上演。目の前で魔法が繰り広げられているかのような演出や、観る人を魔法の世界に引き込むストーリーで、米国演劇界最高名誉トニー賞を含む60以上の演劇賞を受賞した。

 世界中の観客を魅了してきた「ハリー・ポッター」7番目の物語が、主演に俳優の藤原竜也氏(出演期間は22年9月末まで)、石丸幹二氏、向井理氏を迎え、日本オリジナルキャストで22年7月8日に開幕した。発売開始以来反響が大きく、年内は既に残席僅少の人気公演となっているという。

瀬戸内国際芸術祭2022夏会期始まる 街をアートで飾る「おいでまい祝祭」

2022年8月5日(金) 配信

瀬戸内国際芸術祭の県内周遊事業「おいでまい祝祭2022」は8月7日から

 瀬戸内国際芸術祭2022県内周遊事業である「おいでまい祝祭2022~心がつながる街ごとアート~」は8月7日(日)から、夏会期をスタートする。現代美術作家や、瀬戸内を拠点に活動するアーティストなどが参加し、香川県高松市内の商業施設や商店街、ホテル、結婚式場、空港などに作品を飾る。

 夏と秋の2シーズンに渡り、アートや音楽、食のプログラムを提供する。開催期間は8月7日(日)~11月6日(日)の全91日間。

 同イベントでは、ヤノベケンジ氏や小西葵氏、山口京将氏がアートユニット「モフモフ・コレクティブ」を組み、可愛らしくも不思議なアート作品を、丸亀町グリーン「けやき広場 東館ガーデン」に飾られる。また、コラボメニューとして作品をイメージしたスイーツやパンが期間限定で売り出される。

左からSHIP’S CAT(Mofumofu22)、ケダマ(チョコボール)、ホッグ

 このほか、コミュニティホテル&ホステル「WeBase高松」では作品のコンセプトルームを用意した。高松市香川町にある結婚式場「ザ・チェルシー」内の神殿「ザ・ムーラン」には、美術家・藏本秀彦氏の「真鍮のドレス brass dress」が展示される。

 また、空港から商店街までの作品を巡りながら楽しむ「スマホdeアートスタンプラリー」を9月4日(日)まで実施する。抽選期間は9月11日(日)まで。

 デジタルスタンプの数に応じてガラポン抽選会に参加でき、WeBase高松のデラックスツインルームペア宿泊券や、商店街で使えるクーポン券などの景品が当たる。

WILLER EXPRESSなど、池袋と成田空港結ぶ 訪日客増加で国際都市実現に貢献へ

2022年8月5日(金) 配信

高野之夫区長(左端)と平山幸司社長(左4番目)

 WILLER EXPRESSと京成バス、国際興業、リムジン・パッセンジャーサービスの4社は8月1日(月)、東京都・池袋と成田空港を結ぶ低価格バス「成田シャトル池袋線」の運行を始めた。成田空港へのアクセスを向上させることで、訪日外国人観光客を中心に来訪者数を増やし、にぎわいあふれる「国際アート・カルチャー都市」への実現にも貢献していく考えだ。

 同バスは毎日18便を運行。運賃は大人1900円、出発24時間前までに、予約サイトで決済する早得プランでは1500円となる。所要時間は最短で1時間20分。

 同日に開いたセレモニーでWILLER EXPRESSの平山幸司社長は「豊島区から国際アート・カルチャー都市の実現に向けて、成田空港を直結する路線の開設を熱く求められた」と振り返った。そのうえで、「今後増加が見込まれる訪日外国人観光客を中心に利用を促していきたい」と意気込んだ。

 来賓として登壇した高野之夫区長は、野外劇場オーケストラやイベントホールなどを新設したことをアピールし、「日本を代表するイベントの開催を予定するなか、訪日外国人観光客が欠かせない。行政として全力で支援する」と力を込めた。

JTB、「OMO7大阪by星野リゾートに泊まるUSJへの旅」発売

2022年8月5日(金)配信

OMO7大阪 by 星野リゾート (イメージ)

 JTBと旅のテンションをあげる都市ホテルブランド「OMO by 星野リゾート」は8月4日(木)、「OMO7大阪 by 星野リゾートに泊まるユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」を共同で企画し、JTB商品取扱店やJTB旅の予約センターなどで売り出した。同日から9月30日出発分まで、10月1日以降出発分は8月8日(月)から販売する。

 両社が協力することで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからOMO7大阪が提案するディープな体験まで、大阪を楽しみ尽くす滞在を提案する。宿泊申し込みと同時に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スタジオ・パスや、“JTBオリジナル「エンジョイプラン」ユニバーサル・エクスプレス・パス 1”などを組み込めるプランは、OMO7大阪の商品として初めて。

 旅行代金は3万7100円~5万4800円(1室2人・ツインルーム利用、東京駅発着往復新幹線指定席利用)。設定日は2022年8月8日(月)~2023年3月31日(金)。

箱根登山鉄道、箱根ロープウェイ「貸切乗車料金券」売り出す 「箱根強羅温泉 大文字焼」に合わせ強羅公園の夜間営業なども

2022年8月5日(金) 配信

箱根ロープウェイからの姥子と芦ノ湖の絶景

 箱根登山鉄道(神奈川県小田原市)はこのほど、数量限定で箱根ロープウェイ「貸切乗車料金券」を売り出した。 

 箱根ロープウェイの各種乗車券、海賊船・ロープウェイ乗り放題パス、箱根フリーパス、大涌谷きっぷ、箱根のりものパスLiteの利用者が対象の企画。期間は、10月31日(月)まで。

 「貸切乗車料金券」は片道で、早雲山駅~大涌谷駅間、大涌谷駅~姥子駅間、大涌谷駅~桃源台駅間、姥子駅~桃源台駅間のうち1区間で利用可能。箱根ロープウェイ全線を1往復利用可能な全線利用券も用意している。

強羅公園から見る箱根強羅温泉 大文字焼(イメージ)

 また同社は8月16日(火)に行われる「箱根強羅温泉 大文字焼」にあわせ、早雲山駅にあるcu―mo箱根で「夜ビアガーデン」イベントを開催。合わせて、箱根強羅公園の「夜間営業」も実施する。

 cu―mo箱根の展望テラスでの「夜ビアガーデン」では、照明を落して足湯付近をLEDライトで灯し、大文字焼と花火の眺望を楽しめるようにするほか、cu―moショップでサッポロビールの生ビール白穂乃香とレモンサワーを販売。

夜ビアガーデン(イメージ)

 cu―mo箱根の展望テラスでは8月11日(木・祝)~15日(月)には、「昼ビアガーデン」も展開している。

 16日限定で夜間営業を行う強羅公園には、「箱根強羅温泉 大文字焼」の無料観覧席を約130席用意。同施設スタッフによるバルーンアートやパントマイムパフォーマンスも随時行われる。

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その16-三峯神社(埼玉県秩父市)霊験あらたかな空気漂う 山奥にひきもきらない参詣者

2022年8月5日(金) 配信

 私はここ10年近く「群馬のチベット」と呼ばれているほどの山奥に位置する群馬県・上野村を訪問している。群馬県なので最初は高崎や藤岡からアクセスしていたのだが、どうやら秩父から峠を越えて行ったほうが便利だということで、今まで行ったことがなかった秩父に行く機会が増えた。単なる経由地だったが、秩父に心が惹かれるのが不思議だった。「次は秩父を目的地に来たい」と、なぜか心がどんどん秩父に引き寄せられていく。

 

 西武秩父駅から近い秩父神社、ここは12月に行われる秩父夜祭の舞台でもある。長瀞駅から近い宝登山神社は、彫刻の色彩が鮮やかな本殿が印象的である。この2社に加えて秩父三社と称されているのが三峯神社である。秩父神社も宝登山神社も街中にあるが、三峯神社は秩父市中心部から車を1時間半以上も走らせなければ到着できない。本殿そばまで車道はあるものの、かなりのつづら折りが続き、幅が狭いところもある。標高は1102㍍にも達するため、冬季はもちろん路面は凍結する。

 

 

 このような山奥にここまで壮麗な社殿が鎮座していることにも驚くが、交通の不便なところであるにも関わらず、参詣者はひきもきらない。休日ともなると道路は午前中から渋滞し、西武秩父駅からバスが出ているが、このバスも満席になることが多い。このつづら折りの道を路線バスで立ったまま1時間半以上揺られ続けて行くことのハードルの高さは推して知るべしだが、それでも参詣者であふれているのである。

 

 そこまでしてなぜ人は三峯神社を目指すのか。それはもう一度訪問したら誰もが納得するであろう、その霊験あらたかな空気である。下界とはまったく異なる空気がそこにはある。神社もその空気感を大切にしているのであろう、お守りには「氣」と大きく書かれてある。

壮麗な随身門。神仏習合の名残が見える

 拝殿の彫刻もきらびやかで見る者を圧倒する。鳥居も三ツ鳥居という珍しい形をしている。そして、圧巻は2012年の辰年に突如として社殿の敷石に赤い目をした龍が現れたのである。これは水をかけると鮮やかに見ることができる。早朝には遥拝殿から雲海が見えることもある。すべてが人間の精神性を研ぎ澄ませてくれる。

敷石に龍が現れる

 三峯神社の由緒は古く、4世紀ごろまでさかのぼる(日本書紀の記述を機械的に西暦に換算すると110年から111年になるようである)。景行天皇の命により、日本武尊の東国平定の際、甲斐国から上野国に向かう途中にかの地に立ち寄り、山川が清く美しいようすに感銘を受け、国生みをしたイザナギ、イザナミに想いを馳せ、この国が永遠に平和であることを祈ってここに二神を祀った。

 

 この時、尊を道案内したのが狼であったことから、神様の使いとして現在も一緒にお祀りされている。よって、三峯神社の狛犬は狼なのである。

 

 その後、景行天皇は日本武尊が平定した東国を巡幸された折にも、かの地に立ち寄り、三山高く美しく連なることから「三峯の宮」の称号を与えた。ちなみに、秩父三社のひとつ宝登山神社も日本武尊が東征の帰りに創建したという由縁が伝えられている。その後も、弘法大師が十一面観音を制作したり、役小角(えんのおづぬ)をはじめとする行者らがこの三峯神社を拠点としたりして、次第に神仏習合の色合いが濃くなってきた。

 

 鎌倉時代に入って、東国武士からも篤い信仰の対象となっていった。拝殿のすぐそばにある大木は東国一の武士の誉れ高い畠山重忠が寄進したもので、樹齢800年を越える立派な御神木である。鎌倉殿の13人から離れたつもりだったが、またここでも鎌倉殿にまつわるものに出会ってしまった。

 

旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。

 

ホテルメトロポリタン 鎌倉 デートや⼥⼦旅、友⼈同⼠の宿泊に最適なプラン「鎌倉三昧STAY」展開

2022年8月5日(金) 配信

ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ

 ホテルメトロポリタン鎌倉(神奈川県鎌倉市)はこのほど、デートや⼥⼦旅、友⼈同⼠の宿泊に最適なプラン「鎌倉三昧STAY」を売り出した。

 「着物のレンタル」と、洋菓⼦店「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」の2000 円分利⽤券、入浴剤の3つの特典が付くプラン。同ホテルのフロントスタッフが、「お客様に充実した時間で鎌倉に滞在していただきたい」という想いを込め企画した。

 ホテルから徒歩約3分の場所にある「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」は、パリで開かれた世界⼤会の味覚部⾨で優勝、総合部⾨で準優勝した経験を持つ佐々⽊元⽒がシェフパティシエを務め、ここでしか味わえない彩り豊かなスイーツが楽しめる。

 同プランでは、古都・鎌倉の散策を風情あふれる着物姿で楽しみながら世界的なシェフパティシエのスイーツを堪能、鎌倉散策後は入浴剤の贅沢な⾹りと、上質な泡に包まれるプレミアムなバスタイムで疲れを癒せるようになっている。

 料金は、ダブル2万9380円から、ツイン3万8,580円から(2人利⽤1部屋あたり、サービス料・消費税込み)。

オートキャンプ白書2022、参加人口23%増の750万人 キャンプ場建設の参入相次ぐ

2022年8月4日(木)配信

オートキャンプ参加人口の推移(推定値)

 日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長)が7月21日(木)に発表した「オートキャンプ白書2022」によると、21年のオートキャンプ参加人口は前年比23%増の750万人だった。キャンプ場の営業がコロナ禍前に近づいたうえ、前年に引き続き、さまざまなメディアに取り上げられ、さらに注目を集めた。ビジネスとしても注目され、異業種からのキャンプビジネス、とくにキャンプ場建設への参入が相次いだ。

明瀬一裕会長

 明瀬会長は冒頭、コロナ禍により個人の外出が厳しく制限された一方で却ってアウトドアに対するニーズを喚起し、さまざまな媒体でオートキャンプが取り上げられるようになったと振り返る。続けて、オートキャンプは「公共交通機関を使わず自家用車で移動し、キャンプ場では広い屋外の空間で個人や家族単位で楽しめる非常に3密状態になりにくいレジャー。これまでオートキャンプに興味がなかった人も含め、オートキャンプに対する関心と参加意欲が高まり現在に至っている」と語った。

 一部でこの現状をオートキャンプブームと呼ばれていることに対して、明瀬会長は「それは必ずしも正しくはない」と指摘。コロナ禍により注目された側面もあると話しつつ、「オートキャンプ人口は毎年新規に参入する20~30万人の子育て世代の家族に支えられ、コロナ禍前の2019年まで7年連続の増加だった。これはオートキャンプが完全に国民の間に定着したと物語ることにほかならない。昨今のオートキャンプ人気もその延長線上に捉えられるべき」との考えを示した。

 「オートキャンプ人気の高まりの本質を的確に把握するためには詳細なデータに基づき、長期的・総合的な視点から見る必要がある。オートキャンプ白書がその一助になれば」と明瀬会長は締め括った。

夏中心から秋・冬に、キャンプ需要に変化

 21年の特徴として、キャンプが夏中心から秋・冬に移っていることや、利用が休日だけに限らなくなったことを挙げた。コロナ禍でもキャンプ熱は高まり、年間のキャンプの「回数」は平均4.9回で、20年が4.6回、19年は4.4回とコロナ禍前よりも増えた。同様に「泊数」は平均6.2泊で、20年が6.1泊、19年は5.8泊と上昇傾向にある。

 注目されている「ソロキャンプ」は平均13.1%で、20年が11.1%、19年は9.4%と引き続き伸長。「キャンプをした月」を見ると、気候が厳しい冬はこれまでキャンピングカーが多数派だったが、今回の調査結果では真冬でもテント派が上回る月があった。テントでたき火を楽しむという「秋・冬キャンプ」の人気ぶりが表れている。

 「キャンプの好きな過ごし方」を見ると、「川遊び・海水浴」といった夏の楽しみが22.6%となり、20年が24.6%、19年は27.7%と減少傾向にある。一方、秋・冬キャンプの楽しみ「たき火をする」は62.4%、20年が54.8%、19年は49.6%と伸びている。

 また、「平日にキャンプをする」との回答は45.3%、20年が41.5%、19年は25.9%と確実に増えている。

稼働率が大きく回復、過去最高の稼働率に

 20年はゴールデンウイーク(GW)の休業や、密を避けるためのサイト数制限、利用者の居住地の制限など、コロナ禍により大きなマイナスの影響を受けた。しかし、21年はGWの営業再開や、利用制限の緩和などでキャンプ場は大きく回復。キャンプ場の平均稼働率は、前年から4.1ポイント増の20.4%と過去最高の稼働率となった。

 キャンプ場から見たキャンパーの傾向は、「ソロキャンパーが増えた」が63.8%と最も多く、次点で「初心者が増えた」が48.0%、「平日利用が増えた」が37.0%と続く。「平日によく利用する人」では、「ソロキャンパー」が82.3%を占め、キャンパーの傾向と合わせると、平日のソロキャンパーの利用が稼働率に大きく影響したと見て取れる。

キャンプ用品は好調、ブランドが多様化へ

 21年の「テント」の輸入金額は、前年から46.7%増の190億3000万円となり、およそ1.5倍と大きく伸びた。このほか、「シェラフ」は同40.6%増の47億3840万円、「タープ」も同13.1%増の67億3000万円など、キャンプ用品の好調さが表れている。

 輸入量が増えるなか、メーカー間は新規ブランドの増加、店舗は全国チェーンのスポーツ用品店が各地でアウトドア専門店をオープンするなど競争が激しくなっている。アウトドアショップへのアンケートでも、売り上げが減った理由に「競争相手の増加」という回答が目立ったという。

 そのほか、キャンプに使用する車種は、33.9%の「ミニバン(ワンボックスカー含む)」が最も多かった。ソロキャンプをする人の車は、1位が「軽自動車」、2位は「オフロード型4WD・SUV」、3位が「コンパクトカー」。ソロキャンプがミニマムなキャンプを楽しむだけではなく、SUVを使って多くの荷物を積んでキャンプをするスタイルも少なくないとわかった。

一般公開していない成田空港のエリアをオープントップバスで巡る 9月からツアーを開始

2022年8月4日(木) 配信

一部エリアでは降車して写真撮影を楽しめる

 成田国際空港グループのグリーンポート・エージェンシーは9月から、一般公開していない成田空港のエリアをバスで巡る、「スカイバスで巡る成田空港周遊スペシャルバスツアー」をスタートする。

 オープントップバスで成田空港にある3つのターミナルエリアを巡る150分のツアー。一部エリアでは降車して写真撮影を楽しめるほか、貨物地区や整備地区の車窓見学も予定する。

空港内を走るオープントップバス

 今回のツアーは、5月に初開催したツアーが好評を博したことと、このツアーに参加できなかった人の声を受け企画。オープントップバスを使用することで、飛行機が離発着する瞬間を間近に感じられる。

 また、ツアーには、空港職員がターミナル周辺の航空機や車両の動きを専門に管理するランプセントラルタワー見学も組み込まれている。

 ツアー実施予定日は9月が23日(金)、24日(土)、25日(日)、10月が22日(土)、23日(日)、11月は19日(土)・20日(日)。時間は午前の部が9:00~11:30、午後の部が2:00~4:30で、9月25日(日)は午後の部を実施しない。

 9月実施分の募集を開始しており、10月実施分は9月1日(木)、11月実施分は10月3日(月)から受付を開始。料金は2席1人、1万5000円、2席2人で2万4000円(バス代、現地係員等諸経費、オリジナルグッズ含む)。募集人数は、各回34人(最少催行人数は各回25人)。

 なお、ツアーの参加にあたっては、「新型コロナウイルスワクチンを2回以上接種済で、2回目の接種から発日の前日までに14日以上が経過していること」、もしくは「出発日の3日前以降に採取した検体によるPCR検査または抗原定量検査の結果が陰性であること」のいずれかの内容証明と同社が定める感染防止対策への協力が必要になる。