奈良交通、定期観光バスの新コースを10月から運行 飛鳥エリアの魅力を発信

2026年9月2日(水) 配信

亀形石造物

 奈良交通は10月1日(木)から、奈良・飛鳥エリアの魅力を深く体験できる新たな定期観光バスの運行を開始する。「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を契機に、国内外の観光客を飛鳥エリアはじめ奈良県中部地域へ誘客し、さらなる地域活性化と魅力発信に努めたい考え。

 新たに運行するのは訪日外国人観光客におすすめのI(Iy)コース「~通訳案内士と巡る日本のはじまり 飛鳥歴史探訪~Asuka Discovery Tour」と歴史ある町並み散策も楽しめるYa・Ypコース「飛鳥めぐりと今井町散歩」の2コース。

 通訳案内士と巡るコースは近鉄・JR奈良駅からの乗車で大人1万5000円、子供1万1000円。近鉄大和八木駅からの乗車は大人1万3000円、子供1万円。運行日は10月1日~2027年3月25日まで。

 飛鳥めぐりと今井町散歩コースは近鉄大和八木駅から乗車の半日コース。午前出発が10月5日~27年3月31日までの月・水曜日で、午後出発は10月2日~12月25日までと27年3月19~26日までの金曜日。大人6300円、子供4200円。

【第51回旅館100選】山形県・蔵王温泉 「蔵王源泉 おおみや旅館」

2026年9月2日(水) 配信

「木の香り漂う「源泉風呂・泡風呂」

畳のぬくもりと大正ロマン香る情緒あふれる木造りの宿

薄暮の全景

 情緒豊かな温泉街にたたずむ「蔵王源泉 おおみや旅館」は、全館畳敷きで和のぬくもりがあふれる宿だ。館内は、素足で歩く心地良さとノスタルジックな雰囲気に満ちている。

和モダンツイン「302号室」

 自慢のお風呂は、楕円形の名物「玉子風呂」、泡風呂、源泉風呂。どれも木造りの湯船で、足触りの柔らかな湯浴みを満喫できる。さらに「おおみや旅館」は、蔵王温泉随一の大湯元として知られており、石垣からは1分間に720ℓもの源泉が湧き出る。この硫黄の香り漂う乳白色の温泉は、肌を白く滑らかにする効果があることから、美人の湯としても人気が高い。

「蔵王山懐膳」

 地産美味にこだわった「蔵王山懐膳」は、地元の山の幸や山形牛など、選び抜かれた旬の素材をふんだんに使用した極上の味。オリジナルの地酒と共に山形ならではの郷土料理を楽しみたい。

「おくつろぎラウンジ」

 チェックイン後から利用できる「おくつろぎラウンジ」には、コーヒーや冷たい飲み物などのうれしいサービスを用意。懐かしいマンガなどが揃う読書コーナーやマッサージチェアもあり、のんびりリラックスタイムを過ごすことができる。
利用時間14:00~21:00

「おくつろぎラウンジ」

交通:《車》山形自動車道 山形蔵王ICから西蔵王高原ラインを経由し蔵王温泉方面へ約30分、P30台(無料)
   《電車》JR山形新幹線 山形駅から蔵王温泉行バスで約40分、終点蔵王温泉バスターミナル下車※バスターミナルより送迎有
チェックin14:00 out10:00
食事:《夕・朝食》レストラン
部屋:全32室
風呂:男女別源泉風呂各1、男女別源泉露天風呂各1(露天風呂は冬期閉鎖)
泉質:硫黄泉・弱アルカリミネラル泉
料金:1万5,550円~5万2,950円

〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉46
☎023(694)2112 FAX023(694)2115
https://www.oomiyaryokan.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

道後温泉 オリジナル浴衣登場 華やかな2種のデザイン

2026年9月2日(水) 配信

「和傘」と「椿」デザインのオリジナル浴衣

 愛媛県松山市の道後温泉で、写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花さんが手掛けたオリジナル浴衣のレンタルが8月3日から始まった。道後のアートと温泉街の回遊を浴衣で楽しんでもらう取り組みで、対象の旅館・ホテルの宿泊者が利用できる。

 道後エリアでは2014年からアートによる地域活性化に取り組んでおり、現在は「蜷川実花 with EiM × 道後温泉 DOGO ART」を2025年10月―27年2月まで開催している。国の重要文化財である道後温泉本館や道後温泉別館 飛鳥乃湯泉、道後商店街などを舞台に、蜷川さんの作品を展開。「いのちの咲く湯―A Place for Blooming―」をコンセプトに、温泉街に新たな景観を創出している。

 今回の浴衣は、同事業の世界観を身にまとって街歩きを楽しめるよう企画した。デザインは「椿」と「和傘」の2種類で、いずれも蜷川さんの写真を用いたグラフィックを採用した。初めて浴衣を着る人や訪日客にも利用しやすいよう、内側に着崩れを防ぐボタンを設け、帯には面ファスナーを採用するなど、簡単に着付けられる仕様とした。

 8月20日時点でレンタルできる宿泊施設は、道後山の手ホテル、大和屋本店、花ゆづき、道後グランドホテル、ホテル古湧園 遥、茶玻瑠、道後プリンスホテル、ホテル椿館、道後舘、あたたかい宿 谷屋、KKR道後ゆづき。今後も対象施設は順次追加する予定だ。レンタルは有料。

 

〈観光最前線〉東京下町「谷根千」で食べ歩き

2026年9月2日(水) 配信

川むらの「大ざる」

 お盆休み期間に妻と「谷根千」エリアを散策。JR日暮里駅で下車したのだが、意外にもこの駅で降りたのは今回が初めてだった。

 西口改札を出て、御殿坂を上っていく途中に1872年創業の老舗蕎麦屋「川むら」がある。この日はすぐに入店できた。とりあえず「大ざる」と生ビール「白穂乃香」を注文。昼間から呑むよく冷えた生ビールは格別にうまい。

谷中銀座商店街

 昼食後、さらに坂を上るとテレビでもよく観かける「谷中銀座商店街」が現れた。妻の推薦で、行列必至の和栗専門店「和栗や」を訪問。名物の「モンブランデセル」を初実食した。注文を受けてから絞りたてで提供されるため、運ばれてきた瞬間から和栗の上品で芳醇な香りが五感を刺激した。今までに食べたことがない別次元の美味しさだった。大満足。

和栗やの「元祖・手絞り作りたてモンブランデセル」

【古沢 克昌】

 

旧博物館動物園駅と夜の成田空港見学ツアー 10月24(土)~25日(日)に催行へ (コミュニティー京成)

2026年9月1日(火) 配信

夜の成田空港

 京成グループのコミュニティー京成(吉川邦彦社長、千葉県八千代市)は10月24日(土)~25日(日)、成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)の協力のもと、「スカイライナーで行く! 旧博物館動物園駅・東成田駅と夜の成田空港を見学できるプレミアムツアー」を催行する。

 ツアーでは、1日目に現在使われていない旧博物館動物園駅内を見学し、普段立ち入ることができないホーム階を見学する。その後、スカイライナーで成田空港へ移動。同空港で通常公開されていないエリアから、空港夜景やランプセントラルタワーなど、夜ならではの景観を観覧する。2日目は、かつて成田空港の玄関口として利用されていた旧成田空港駅(現東成田駅)の非公開エリアを巡る。

 料金は1人3万4500円。応募多数の場合は抽選となる。

「彦三楼」(長岡市)など2社、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年9月1日(火) 配信

 「彦三楼」(西脇誠代表、新潟県長岡市)と、関係会社「彦乃」(同代表、新潟県長岡市)は8月12日(水)、新潟地裁長岡支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約1億7700万円。

 彦三楼は、1945(昭和20)年創業、85(昭和60)年12月に法人改組された割烹料理店。最大260人まで収容できる「割烹 彦三楼」を運営し、冠婚葬祭や宴会などに利用されるなど、地元では相応の知名度を有していた。

 しかし、コロナ禍以降、冠婚葬祭の簡素化や宴会需要の縮小などを背景として、厳しい運営を余儀なくされ、「先行きの見通しが立たないことから関係会社の彦乃とともに事業の継続を断念した」(帝国データバンク)としている。

 負債は、彦三楼が約1億1300万円、彦乃が約6400万円。

宜野湾市が「旅先納税®」を導入 返礼品に電子商品券と音楽イベント電子チケットを用意

2026年9月1日(火) 配信

電子商品券「Tropica(トロピカ)」

 沖縄県宜野湾市(佐喜眞淳市長)は9月1日(火)から、ギフティ(篠塚大樹社長、東京都品川区)の「e街プラットフォーム®」を活用したふるさと納税の一種、「旅先納税®」を開始した。返礼品として電子商品券「Tropica(トロピカ)」を発行したほか、沖縄出身アーティスト・MONGOL800が11月に主催する野外音楽イベントの電子チケットも返礼品として用意した。

 同市は電子商品券と音楽イベントの電子チケットをセットにした返礼品の提供も行い、イベント参加者に市内周遊の促進をはかる。沖縄本島中部に位置する同市は沖縄コンベンションセンターのほか、近年は大型商業施設やコンドミニアムがオープンするなどリゾートエリアとして発展している。

 今回の返礼品になった、大型野外音楽イベント「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!」は例年、宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチ特設会場で開催され、国内外から多くの音楽ファンが集まる。また、毎年2月には横浜DeNAベイスターズが春季キャンプを行うなど、交流人口が拡大している。こうした来訪者への観光促進や体験型ふるさと納税の拡充を目的に今回の施策を導入した。

 ふるさと納税額は寄附額3000円~30万円の範囲内で1000円単位で自由に設定ができるほか、全5種類の定額プランも用意する。音楽イベントの電子チケット単体は11月7日、8日のそれぞれ1日券が寄附額4万円、2日券は7万4000円。3000円分のトロピカをセットにした返礼品も提供する。

 トロピカは飲食店や宿泊施設など加盟5店舗で利用できる。加盟店舗は2026年内に50店舗まで拡大する予定。

 なお、「旅先納税®」の導入自治体は全国で141自治体目、沖縄県内では7自治体目となる。

和菓子製造・小売「いづみや」(横須賀市)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年9月1日(火) 配信

 いづみや(三堀純一代表、神奈川県横須賀市)は8月10日(月)、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、「負債は現在調査中」としている。

 同社は1954(昭和29)年創業、63(昭和38)年9月に法人改組された和菓子製造・小売業者。衣笠仲通り商店街内の「いづみや衣笠本店」をはじめ、市内を中心に複数店舗を展開していた。

 「よこすか焼き」は大型船をモチーフとし、海上自衛隊とのコラボレーション商品も展開。「かりんとうまんじゅう黒かりん」は、2014年に「第5回ニッポン全国ご当地おやつランキング」でグランプリを受賞。また、3代目の三堀純一氏は、工芸菓子や日本料理に見立てた「そっくり和菓子」の製作でテレビなどに出演、SNSなども活用しながら情報発信を行っていた。

 しかし、人口減少や消費者ニーズの変化に加え、同業者やコンビニエンスストアなどとの競争が激化するなか、原材料価格の上昇によって経営環境が悪化し、2026年8月7日までに事業を停止していた。

HIS、バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」とパートナー契約 選手の面会イベント付ツアーなど造成へ

2026年9月1日(火) 配信 

契約のイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)はこのほど、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE) とグローカル・パートナー契約を結んだ。ファンや地域社会に対して、これまでにない新しい観戦・旅の価値を提供することを目指す。

 HISはB.LEAGUE全クラブのファンを対象とした公式ツアー「B.旅」の企画・造成・販売独占権を取得。チケット付きレギュラーシーズン観戦ツアーや「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2027 IN AICHI-NAGOYA」観戦ツアーのほか、選手の面会イベント付きツアーなど多様な商品を造成していく。

 また、アジアにおけるB.LEAGUEの人気を捉え、HISが展開する海外52カ国133拠点のグローバルネットワークを活用したプロモーションを実施。海外在住のファンを日本全国の各地域へ送客するインバウンドモデルを構築する。

ホテルニューアワジグループ、淡路高校に300万円寄付 企業版ふるさと納税で環境整備支援

2026年9月1日(火) 配信

6月8日行われた感謝状贈呈式のようす。木下学社長(写真右)と淡路高校の松本宗弘校長

 ホテルニューアワジグループ(木下学社長、兵庫県洲本市)は、企業版ふるさと納税制度を活用し、兵庫県が進める「県立学校環境充実応援プロジェクト」を通じて、同県立淡路高校に総額300万円を寄附した。調理師やパティシエを目指す生徒の学習環境の充実に役立てる。

 寄附したのは、グループが経営するビワフロント彦根(滋賀県彦根市)、花壇(香川県・琴平町)、阿讃琴南(同・まんのう町)、HNA津山(岡山県津山市)の県外法人4社。寄附金は、調理師コースの生徒が実習に使用する調理実習室の環境整備に活用される予定だ。

 淡路高校は、県内の公立高校で唯一、調理師免許および製菓衛生師免許の受験資格を取得できる学校。食の専門人材を育成する場として、地域の宿泊・観光産業とも関わりが深い。

 ホテルニューアワジグループは、「食による地方創生」を掲げ、地域の食文化や食材の魅力を生かした宿づくりを推進している。観光地としての競争力を高めるうえで、地域の食を担う料理人やパティシエの育成は重要な要素の1つ。今回の寄附も、こうした考えに基づく取り組みとなる。

 同グループではこれまでも同校との交流を続けており、毎年、料理長を講師として派遣。調理技術に加え、ホテルや旅館の現場で培った知識を生徒に伝えてきた。今回、実習環境の整備を支援することで、将来の料理人・パティシエを目指す生徒が、より安全で充実した環境で技術を学べるよう後押しする。