たびらい10周年、感謝を込めて10周年キャンペーンを実施

2023年7月11日(火) 配信

「たびらい10周年特設ページ」を公開中

 パム(長嶺由成社長、沖縄県那覇市)はこのほど、運営する旅行情報サイト「たびらい」内に「たびらい10周年特設ページ」を公開した。たびらいではこの1年間、顧客に感謝を込めたさまざまなキャンペーンを展開していく。

 特典1として、沖縄限定の域内サイト「ちゅらマルシェ」協力のもと、全国にはなかなか出回らない沖縄県産の豪華賞品100万円分を抽選で200人にプレゼントする。第1弾は6月14日(水)~8月31日(木)まで、第2弾が9月1日(金)~10月31日(火)まで応募を受け付ける。

 プレゼント内容は、第1弾がもとぶ牛ロースステーキ2枚やアップルバナナ1kgなど、第2弾が石垣島ブランド米食べ比べ10㎏セットや命豚ふぁーむの命豚贅沢セットなど、それぞれ異なる商品を用意している。応募条件は、たびらい会員に登録している国内在住者。キャンペーンページの特典1の「エントリーする」から指定のフォームで応募できる。

 特典2では、たびらいレンタカー10周年記念プランを販売。期間限定のオトクなレンタカープランを用意し、定価半額のプランや人気の車種指定プランなどを販売している。予約期間は6月14日(水)~7月14日(金)、対象出発は7月1日(土)~8月31日(木)まで。

 特典3では、対象期間にたびらいアクティビティの会員限定プランを予約された人の中から抽選で20組に、5000円分のAmazonギフトカードをプレゼントする。対象予約期間は9月1日(金)~10月31日(火)。

 さらに、特典4の計画もあり、現在、準備を進めている。用意でき次第、特設ページで公開予定。

南阿蘇鉄道 7月15日全線開通 熊本地震から約7年3カ月ぶり

2023年7月11日(火) 配信

導入した新型車両

 熊本県高森町の南阿蘇鉄道(社長=草村大成・高森町長)は7月15日(土)、熊本地震による被災箇所の復旧工事を終え、全線で運転を再開する。地震が発生した2016年4月以来、約7年3カ月ぶりの全線開通となり、地域住民の利便性向上と観光客の増加に期待がかかる。

 同鉄道は阿蘇山の南側の立野駅(南阿蘇村)と高森駅(高森町)を結ぶ全長17・7㌔。被害が比較的軽かった中松駅(南阿蘇村)―高森駅の7・2㌔は地震から約3カ月半後に運転再開したが、橋やトンネルの損壊が激しかった立野駅―中松駅の10・6㌔の区間は不通が続いていた。

 立野渓谷に架かり、同鉄道を象徴する風景として親しまれた「第一白川橋梁」の架け替えなど大規模復旧工事を終え、鉄道の両端の立野駅と高森駅には新駅舎が完成した。昨年11月には多言語案内やバリアフリーに対応した新型車両を2両導入した。

 全線開通と同時に、JR豊肥本線の肥後大津駅(大津町)への乗り入れを始める。朝の時間帯に1日2便の運行となる。

 人気の観光トロッコ列車「ゆうすげ号」は7月16日(日)から11月30日(木)までの土・日・祝日に運行する。7月16日(日)から8月27日(日)の夏休み期間と、11月24日(金)も運行する。

 熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏の人気漫画『ONE PIECE』と連携した「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として、全線開通を記念したコラボ列車「サニー号トレイン」の運行も7月22日(土)から始める。同日からの木曜日から日曜日と祝日に1日3便運行する。普通列車として運行し、通常の各区間運賃で乗車できる。

【特集 No.638】公式HPからの直販化進む  tripla、宿泊業界のDX化を支援

2023年7月11日(火) 配信

 宿泊施設向けにITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO、鳥生格CTO)は、宿泊施設の公式ホームページからの直販拡大をはかる宿泊予約システム「tripla Book(トリプラブック)」、AIチャットボット「tripla Bot(トリプラボット)などを提供している。2023年6月には、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の協定商社に認定された。同社の高橋CEOに、宿泊予約システムやこれからの見通しについて話を聞いた。

ホテルHPの予約率が上昇 リマインドの重要性を宿に

 ――コロナ禍の前後で取引先である宿泊施設の市場に変化は。

 コロナ禍前はトリプラボットを中心に展開していましたが、市場が変化していき、現在はコロナ禍直前の19年夏にリリースしたトリプラブックが主力となっています。

 トリプラボットは、サービスを導入することで宿泊施設の公式HPをはじめ、客室に設置されたQRコードからも利用できるもので、旅行者からの質問にAIが自動的に回答するのが特徴です。24時間いつでも質問を回答し、問い合わせ応対の負担を軽減します。しかし、コロナ禍を迎えてしばらくは、宿泊客が減り問い合わせをする人も少なくなり、回答するAIもいらないような状態に変化していきました。

 ただ、コロナ禍で宿泊客がいない状況を経たことで、集客面や顧客づくりを考えられるように意識が変革した宿泊施設が劇的に増えているとも感じました。アフターコロナを見据えて、新たな取り組みへのチャレンジや顧客データの見つめ直し、コスト削減を検討するなどの機会となり、市場も新たな段階へ変化していきました。

 ――そこで、トリプラブックのサービスに注目が集まったわけですね。

 トリプラブックは、公式HPからの直販拡大をはかる宿泊予約システムで、決済コストを圧縮し利益の最大化にも貢献します。現在2千施設以上に使っていただき、実際に既存のサービスから乗り換えて、コスト削減になったという声を多くもらっています。

 また、自社で顧客データを管理・分析できるようになるため、自ずと次の打つ手を考えられるようになり、課題を解決できるようになったとの声もいただいています。

 実は、以前まで主流となっていた日本の予約システムでは、オンライン旅行会社(OTA)と比べて予約のしやすさに乖離があるうえ、海外からは利用できない問題点がありました。そこで日本人にとって、OTAのホテル予約システムが一番慣れているものと想定してトリプラブックを構築しました。これにより、ホテルの公式HPからの予約の仕方が格段とわかりやすくなり、予約率も上昇する結果につながるようになりました。

 ――手数料はOTAと比べていかがですか。

 ……

【全文は、本紙1906号または7月18日(火)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

練馬区の都市型農業を体験 国際興業がミニバスツアーを販売

2023年7月11日(火) 配信

ツアーイメージ

 バス事業などを展開する国際興業(南正人社長、東京都中央区)はこのほど、7月29日(土)と8月5日(土)に東京都練馬区で実施する日帰りミニバスツアー「おさんぽマルシェミニツアー」を売り出した。同企画は、区内や周辺区内から出発する半日の気軽なツアーで、都市型農業の魅力を体験できる商品として、今年度からシリーズ化している。

 今回のツアーは練馬区で育ったブルーベリーの収穫体験や試食、練馬区産の新鮮野菜が並ぶミニマルシェの実施を盛り込む。代金は大人2500円、子供1500円で500円分のマルシェ用買物券が付く。

 同社は昨年から、「地域密着」「マイクロツーリズム」をテーマにバス営業所内で地元野菜の販売やスポットでミニツアーを実施してきた。今年度からは、11月19日(日)開催の「全国都市農業フェスティバル」に向けて、機運醸成をはかるため、練馬区とともに区産野菜や果物のおいしさや魅力を発信するミニツアーを企画している。

 今後、おさんぽマルシェミニツアーは、月に1~2回の頻度で実施する予定だ。

 

〈旬刊旅行新聞7月11日号コラム〉――旅の原点 雨露をしのげ、料理があるだけで感謝

2023年7月11日(火) 配信

 この数日、東京はとても暑い。これから先も長く暑い夏が待っている。夏の間、「どこか避暑地に行きたい」という想いが日々強まりつつある。

 

 天気予報で真夏の日本各地の気温を見ていると、埼玉県の熊谷市や群馬県の舘林市など内陸部よりも、沖縄県の方が低い日も多くある。海渡る風によって涼しく過ごせるはずだと思い、「これからは避暑地として沖縄に行こう」と昨夏、あえて沖縄に行った。

 

 しかし、真夏の沖縄の太陽をナメていた。「九州は太陽が近い」と帰省の度に感じていたが、沖縄の太陽はもっと近かった。だから今年は夏に沖縄に行くのはやめて、“本当の避暑地”を探すつもりだ。

 

 

 避暑地といえば、北日本を思い浮かべるが、いくら緯度が高くても札幌市や小樽市などは、北海道とは思えないほど暑い日がある。そうすると、緯度よりも標高が高い山岳や高原リゾートが選択肢となる。

 

 九州に住んでいたときにも、山岳エリアである阿蘇山や由布岳、英彦山周辺は涼しいなと感じたものだ。夏でありながら、冷房機器に頼ることなく、早朝や夕方に涼しくなるなんて、とても贅沢な気分にさせる。

 

 東日本大震災後には、電力不足の危機に襲われた。「夏は電力消費を抑えるためにもできるだけ涼しい場所で過ごそう」という機運が高まり、長野県などの高原リゾート地は、夏の合宿や長期滞在などを積極的にアピールしていた。

 

 今夏も、電気料金の高騰など同様な環境にある。率先して避暑地を目指そうと思う。

 

 

 さて、自分なりに真夏に過ごす理想の避暑地を定義すると、「標高が高い」「価格が低い」「誰もいない」だ。どうだろうか。

 

 逆を考えてみると、「標高が低い」「価格が高い」「人混みに埋もれる」場所で真夏を過ごすのは、ちょっとつらい。夏に人気観光地に行くことはもうないかもしれない。コロナ禍の3年間に、閑散とした有名観光地をたくさん訪れていてよかったと思う。

 

 コロナ禍後の旅行市場の傾向として、旅館やホテルの宿泊料金の高騰がある。円安も手伝ってインバウンドが急速に戻りつつあるなか、「グレードの高い客室から埋まっていく」という話もしばしば耳にする。中止されていたイベントやお祭りも再開され、ビジネス出張も増え、都市部や人気観光地では予約が取れない動きも出てきている。

 

 海外旅行の割高感に加え、可処分所得が増えない多くの日本人にとっては、国内旅行についてもコスト高はしばらく続きそうだ。

 

 

 ツーリングの動画などを見ていると、職業柄「この人はどこに泊まるのだろう」と気になる。ラグジュアリーホテルや、高級宿などではなく、建て替えなどの余力が無く、目立たない旅館やホテルに宿泊するパターンが多い。一見、目立たない宿は淘汰されていくように思えるが、しっかりと存在意義があるから営業を続けている。旅人も宿も一様ではなく、千差万別。無名の宿であっても、一流ホテルを超える満足感を得られることも、旅の面白さだ。

 

 宿泊料金が安いと、事前期待はそこまで高くない。雨露をしのげ、料理が提供されるだけで感謝の気持ちになる。そのような旅こそ、旅の原点のような気がする。

(編集長・増田 剛)

JTB、バスケW杯2023 専用スペースで観戦できる「1DAYパッケージ」発売

2023年7月11日(火) 配信

ホスピタリティ専用スペースイメージ

 JTBは7月10日(月)、8月25日(金)~9月3日(日)に沖縄で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ(バスケW杯)2023の公式ホスピタリティ「TIP OFF CLUB」1DAYパッケージを売り出した。バスケW杯2023を、沖縄市・沖縄アリーナ内のホスピタリティ専用スペースで観戦できる。

 1DAYパッケージでは、専用エントランスからのスムーズな入場、特別な空間での飲食やオリジナル記念ギフトなど、4年に1度の大舞台を満喫できる内容を盛り込んだ。沖縄グループステージが開催される全10日間のうち、好きな日程を選べる。座席は3タイプのスイートルームと4人掛けのテーブルシートがあり、1部屋を貸し切るルーム販売と1席から購入可能な座席販売がある。

 このほか、沖縄アリーナで開催される10日間20試合すべてを観戦できる「20GAMESパッケージ」と、日本戦を必ず1試合観戦可能な「2DAYSパッケージ」を先行で販売している。

 申し込み方法は、JTBホームページまたはJTB店舗から。

函館車両基地と小樽駅見学ツアー3日間 ジャルパック×JR北海道

2023年7月11日(火) 配信

9月2日(土)出発限定

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、北海道旅客鉄道(JR北海道)の協力で、9月2日(土)出発限定の「JAL&北海道新幹線で行く 函館車両基地・小樽駅見学へGO! 函館・札幌・小樽3日間」を売り出した。

 JALダイナミックパッケージで航空便と宿泊は選択でき、そこにJR新幹線・特急列車の乗車券や特急券が付く商品。臨時新幹線に乗車して、北海道で唯一の函館新幹線総合車両所へ。JR社員の案内で普段入ることができない新幹線の現場を間近で体験する。

 このほか、小樽駅も社員の案内で一般公開されていない、「旧駅長室」などを見学する。予約は20人限定の先着順。募集定員になり次第、販売を終了する。申し込みはジャルパックホームページから。

日本旅行トムソーヤクラブ23年サマーキャンプ新商品 「宇宙キャンプ」は8月12(土)~15日(火)

2023年7月10日(月) 配信

日本旅行派このほど23年サマーキャンプ商品「宇宙キャンプ」を売り出した

 日本旅行(小谷野悦光社長)はこのほど、子供向け自然体験プログラム「トムソーヤクラブ」の2023年サマーキャンプ商品を売り出した。新たなコースとして、宇宙のまちづくりを推進する北海道・大樹町を舞台にした「宇宙キャンプ」を設定した。

 大樹町は、アジア初の民間にひらかれた宇宙港・北海道スペースポートを擁しており、民間宇宙ビジネス研究開発の最前線にある。

 現在は、人工衛星用ロケットの射場整備や滑走路の拡充を進め、世界の宇宙産業に貢献するべく町をあげた宇宙の町づくりを推進している。

 同プログラムでは、ロケット製造工場や、発射場を見学できる。このほか、JAXAの航空宇宙実験場が隣接する滑走路で、学んだことを生かしながらのペットボトルロケット打ち上げ大会も開く。

 「宇宙キャンプ~北の大地で自然と宇宙を感じる子どもだけの冒険の旅~」は、8月12(土)~15日(火)の3泊4日。料金は、小学生が6万8500円、中学生7万4500円。国内旅行傷害保険込み。

秋田県大館市など4カ所をグランプリに選出 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構が交流会開く

2023年7月10日(月)配信

秋田県大館市

 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(涌井史郎会長)は7月3日、3年ぶりとなる交流会を東京都内で開いた。

 同機構協賛企業やイベント開催自治体の関係者約70人が参加。2022年に開催された48イベントから選ばれる「ONSEN・ガストロノミーウォーキング表彰」も行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で20年から22年開催イベントの表彰式が開けなかったことを踏まえ、今年は4つの開催地にグランプリを授与。秋田県大館市、鳥取県・湯梨浜町、大分県大分市、長崎県・波佐見町の4カ所が選出された。

鳥取県・湯梨浜町
大分県大分市
長崎県波佐見町

 冒頭涌井会長は、「ウィズコロナの日本経済は、既存の自然資本財を磨き上げ、提供することが効果的。我々がその筆頭に立ち、こうした状況造り、地域振興のお役に立てれば」と語り、引き続きの支援を呼び掛けた。

 そのほかの各賞は、次の通り。

ホスピタリティ賞=三重県・菰野町▽ガストロノミー賞=高知県四万十市、熊本県上天草市、長崎県雲仙市▽初開催特別賞=奈良県・川上村、香川県・小豆島町▽旅行新聞新社賞=群馬県前橋市▽特別賞=岐阜県

□社員総会開き事業計画など説明

社員総会を開く

  ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構は交流会に先立ち、定時社員総会を行った。

 そのなかで、2020年9月25日に設立したネーチャーホスピタリティ協会と同機構を今後一体的に運営していくことを報告。これに伴い、ネーチャーホスピタリティ協会理事の石井貞德氏(旅行新聞新社代表)と、西村典芳氏(流通科学大学人間社会学部観光学科教授)が同協会の理事に就任した。

 23年の事業計画では、全国50カ所でのイベント開催を目指すことや、温泉ファンであるONSEN騎士団向け会員サイトのリニューアルなどについて説明した。

KKday、国内外レジャー施設最大79%引き 台湾・ハワイなど14カ国・地域約50商品に

2023年7月10日(月) 配信

通常1628円の国立故宮博物院(台湾)のチケットを697円から売り出す
 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKday Japan(大淵公晴支社長、東京都新宿区)7月10日(火)から、国内外のレジャー施設やアクティビティのチケットを最大79%引きで販売する「夏どまんなかセール」をスタートした。
 
 今回は、特設サイトで台湾と韓国、香港、タイ、ベトナム、ハワイなど14の国と地域の約50商品を特別価格で売り出した。
 
 具体的には、アメリカ・ロサンゼルスのユニバーサル ‧ スタジオ ‧ ハリウッド1日入場チケットについて、1日分の一般入場チケットの購入で、もう1日分のチケットをプレゼントする。さらに、通常1628円で販売する国立故宮博物院(台湾・台北)の入場チケットを697円から販売する。
 
 国内については、4200円で発売中の東京スカイツリー天望デッキ・天望回廊と東京メトロに24時間乗車できるTokyo Subway 24-hour Ticketをセットにしたスカイツリーエンジョイパックを2350円から提供。家族向けに設定したマザー牧場(千葉県富津市)と鴨川シーワールド(同鴨川市)を巡る観光バスツアーは、通常1万円を4600円に割り引く。
 
 同社は「円安を気にせずに海外旅行を思いっきり楽しみましょう」と利用を促している。