リゾナーレ小浜島、9月バレルサウナ設置へ 隣接ビーチの一画に

2023年7月12日(水) 配信

バレルサウナ「絶景海風(うみかじ)サウナ」

 沖縄県・竹富町の小浜島の「星野リゾート リゾナーレ小浜島」に9月1日(金)から11月30日(木)までの期間限定で、バレルサウナ「絶景海風(うみかじ)サウナ」が登場する。八重山諸島初のバレルサウナになるという。

 ホテル隣接のビーチの一画に設置し、大きな窓から国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」の絶景が広がる。サウナのとなりには冷水浴や外気浴を行うウッドデッキスペースを設ける。秋に旬を迎えるシークワーサーを使った特製モクテル(ノンアルコールのカクテル風ドリンク)も提供する。

 利用は宿泊者が対象で、1日1組(1組2人まで)限定。料金は特製モクテルを含み1組2万円(税込)。午後1時からの2時間。ホテルの公式サイトから2週間前までの予約制。

和歌山県・JR西・日本旅行、地域活性化で連携協定結ぶ

2023年7月12日(水) 配信

(左から)JR西の富澤五月和歌山支社長、岸本周平知事、日本旅行の小谷野悦光社長

 和歌山県と西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本旅行は7月11日(火)、地方創生や公共交通の利用促進を含めた観光振興について協働することを目的に連携協定を締結した。

 2024年の「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年や25年の大阪・関西万博開催に向け、3者タッグで地域活性化をはかる。

 同日、和歌山県庁で開いた調印式に、県の岸本周平知事とJR西日本の富澤五月近畿統括本部和歌山支社長、日本旅行の小谷野悦光社長が出席し、協定書に署名した。

 連携事項として①鉄道利用に資する地域観光素材の発掘・磨き上げ②鉄道とウォーキングやサイクリングを組み合わせたメニュー開発③観光情報の発信――などを掲げた。

 今後の具体的な取り組みとして、まずは来年の世界遺産登録20周年に向け、体験企画や地域観光コンテンツの充実、駅発着のウォーキングやサイクリングの周遊ルート整備などに取り組む。

専用スペースで迫力の走行楽しむ ツーリズムとよたがFIA世界ラリー観戦ツアー

2023年7月12日(水) 配信

昨年の三河湖SSのようす(C)WRC Promoter GmbH

 ツーリズムとよた(太田稔彦会長、愛知県豊田市)は7月14日(金)午前11時から、秋に豊田市で行われる「FIA世界ラリー選手権(WRC)フォーラムエイト・ラリージャパン2023」の観戦ツアーを売り出す。同ツアーの専用観戦スペースを用意するなど、迫力ある走行を楽しめる。

 今年のツアーは3日間・3カ所のスペシャルステージ(SS)ごとに1泊2日のツアーを設定する。11月17日(金)の伊勢神SSは、山間部を走る1本目のSS2が同ツアー参加者のみ観戦可能。11月18日(土)の三河湖SSはヘアピンコーナー間近に専用観戦スペースを設ける。また、11月19日(日)の旭高原SSは1本目の観戦がツアー参加者限定となっているほか、表彰式も見ることができる。

 宿泊施設は会場周辺に8施設用意。温泉旅館やロッジ、キャンプ場など幅広く選択できる。それぞれSSの前日から1泊2日でツアーを用意しており、旅行代金は大人1人2万8800~5万8800円。申し込みはオンラインで先着順となる。

地方への送客最優先  AISO、王理事長ら全役員再任

2023年7月12日(水) 配信

あいさつする王理事長

 アジアインバウンド観光振興会(AISO、王一仁理事長)の第10回定時総会が6月22日に東京都内で開かれ、地方への送客を最優先課題として取り組むなどの今年度事業を確認したほか、任期満了に伴う役員改選では王理事長をはじめ全役員を再任した。

 議事に先立ちあいさつに立った王理事長は、「(今年度を)インバウンド復興元年と位置付け、事業に取り組んでいきたい」と参加会員に呼び掛けた。

 議事では所定の議案が審議され、すべて可決承認された。地方創生を掲げるなか、今年度は「AISOインバウンド塾」の全国展開や、自治体と連携を深め、新しいインバウンドツアーの造成を行うほか、インバウンドツアーガイド講座を通じ、人材育成をはかるなどに取り組む。

 総会後は、やまとごころの村山慶輔社長が「インバウンドの現状と未来について」と題して講演を行ったほか、正会員のブースを賛助会員が訪れる形式で情報交換会を開催。夕刻からは交流会も開き、懇親を深めた。

日本極上湯宿100選本 台湾主要書店で販売開始

2023年7月12日(水) 配信

100選本を翻訳した

 台湾の主要書店で先月、「日本極上湯宿100選」の販売が開始された。これは本紙が毎年発行する「日本のホテル・旅館100選&日本の小宿」の昨夏に発行した2023年度版の内容を、出版取次会社のトーハンの台湾法人、台灣東版股份有限公司が翻訳し、発行したもの。

 体裁は台湾の判型18開120ページ建て。巻頭で日本地図に掲載施設を落とし込み、本文では地域ごとにそれぞれの宿を文章と写真を使い説明している。また、日本の小宿も「日本民宿」として紹介。

 さらに郷土料理や名物料理、伝統行事のコラムや巻末には総合ともてなし・料理・施設・企画の各部門の宿の一覧表も掲載している。

高知県 「博覧会開催の高知へ」 大阪でPRイベント開く

2023年7月12日(水)配信

オープニングセレモニーのようす

 高知県は6月21―26日の6日間、大阪府大阪市の阪神百貨店梅田本店1階の「食祭テラス」で、PRイベント「高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド」を開いた。

 同県は来年3月末まで、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」を契機に、ドラマの主人公のモデルである県出身の世界的な植物学者の牧野富太郎博士をテーマにした観光博覧会「牧野博士の新休日~らんまんの舞台・高知~」を開催していることから、「今年は高知へ!」と呼び掛けた。

 イベントでは牧野博士の生涯を解説するパネル展示や博士が愛したという高知の自然から生まれたお茶や天日塩、土佐酒などの産品を販売した。

 カツオの一本釣り漁で400年の歴史を持つ漁師町・中土佐町久礼の「久礼大正町市場」も出店した。イートインコーナーではカツオのタタキ丼などが提供され、オープン初日早々には行列になった。

〈観光最前線〉恐竜気分で福井の美食堪能

2023年7月12日(水)配信

夏休みには特別展示も

 大阪市・難波にあるホテルロイヤルクラシック大阪は8月31日まで、2階レストラン「ユラユラ」にて、福井県とコラボした恐竜がテーマのビュッフェ「大阪肉祭2023 夏 with福井県~DINO DINNER~」を実施している。

 国内有数の恐竜化石産出地として知られる「恐竜王国ふくい」にちなみ、肉厚ステーキや若狭牛と近江牛のW和牛ハンバーグなど、ボリューム満点の料理を肉食恐竜気分で味わえる豪華ビュッフェ。越前そばや黒龍吟醸豚のシーザーサラダなど、福井県産品を使った料理も堪能できる。

 ランチは90分制で大人4500円、ディナーは120分制で同6500円。小学生は半額。7月24日―8月27日までは、ティラノサウルスの実物大頭骨レプリカも特別展示される。

【塩野 俊誉】

「北杜市明野サンフラワーフェス2023」 7月22日(土)~8月20日(日)(山梨県北杜市)

2023年7月11日(火) 配信

北杜市明野サンフラワーフェス2023は7月22(土)~8月20日(日)開催

 山梨県北杜市は7月22日(土)~8月20日(日)まで、40万本のヒマワリを観賞できる「北杜市明野サンフラワーフェス2023」を開く。コロナ禍により中止・縮小していたが、4年ぶりの本格開催となった。日本有数の日照時間の長さを誇る同市を会場に、4.3ヘクタールのヒマワリ畑の中を自由に散策できる。

 メイン会場(明野町浅尾)と農村公園会場(明野町上手)の2会場で開かれる。入場料は無料。車・二輪車1台につき1000円(排気量50cc以下のバイク、自転車は無料)、バス5000円をひまわり協力金として求めている。開催時間は午前8時~午後5時まで。

 また、「ほくとサンフェスフォトコンテスト2023」も同時開催。インスタグラムを通じて、会場で撮影した写真を募集する。

 期間は7月22日(土)~8月20日(金)まで。自分のインスタグラムアカウントを持っている人が対象。

 北杜市公式アカウント(@hokuto_yamanashi)をフォローし、サンフラワーフェス会場内で撮影した写真を用意する。応募する投稿には、撮影した写真に同市公式アカウントをタグ付け、「#ほくとサンフェスフォトコン」「#北杜市」の2つのハッシュタグを付ける。なお、期間中何度でも応募が可能。

 入賞景品には、同市産の新米10キロや有機野菜詰め合わせなどを用意している。

満天ノ 辻のや開業3周年プラン売り出す 総料理長の料理教室も開催 (H.I.S.ホテルHD)

2023年7月11日(火) 配信

すべてのプランの料金は大人2人利用時、大人1人1万9800円から

 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)が運営する石川県粟津温泉の「満天ノ 辻のや」は6月30日(金)、7月21日に開業3周年を迎えることから、記念特別プランを売り出した。また、総料理長によるファミリー向け料理教室を夏休みの期間限定で開催する。

 同社は会席夕食にのどぐろの塩焼きと、あわびの踊り焼き、お刺身3つから選べる高級食材を追加できるプランを用意。さらに、加賀百万石 あんころ餅や銘菓 加賀育ち、加賀温泉郷 温泉まんじゅう、銘菓 羽二重餅の土産の詰め合わせをプレゼントする商品も発売した。すべてのプランの価格は大人1泊を大人2人で利用した際、1人当たり1万9800円(税・サ込)から。 

 また7月23日(日)と8月13日(日)、8月27日(日)には、田中剛総調理長による料理教室を開催する。食を通じて親子の絆を深めてもらう。価格は大人1人と子供1人に付き3900円。

7月23日(日)と8月13日(日)、8月27日(日)に実施する

フォーティーズ、淡路市花火をクルーズ船で 神戸港夜景も楽しむツアー発売

2023年7月11日(火) 配信

フリードリンクプランは9200円
 フォーティーズ(岡武史社長、大阪府大阪市)は7月23日(日)、淡路市花火大会2023をレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」から観賞するツアーを発売した。当日は大阪駅を出発後、車窓から明石海峡大橋の夕陽を眺める予定。さらに、帰路では神戸港の夜景を楽しむ。
 
 販売中の2つのプランのうち、アルコール含む大人1人9200円のフリードリンクプランは、14種類の飲み物が飲み放題となる。THE KOBE CRUISEバイキングのプランはソフトドリンクと約40品の料理を用意する。料金は大人1人1万5800円から。
 
 当日は午後4時45分に大阪駅を出発する。ルミナス神戸2には6時45分~9時40分まで乗船。花火は8時から30分打ち上げる。解散は11時ごろ、大阪駅を予定する。申し込みは同社のホームページから受け付けている。