近畿日本ツーリスト、AI研修サービス開始 学び直しを後押し

2026年5月7日(木) 配信 

AIで成果を出せる組織づくりを目指す

 近畿日本ツーリスト(永﨑安基社長、東京都新宿区)はこのほど、AI研修サービス「AI研修 リスキリングサポート」の提供を始めた。旅行会社が事業として行うAI研修サービスは、今回が初めてという。

 同サービスは、AI教育・研修を専門とするAISEE CONNECT(松山利基社長、東京都中央区)と連携して企画した。教育機関や企業、自治体などを対象に実践的な研修を提供し、AI導入後の具体的な成果創出を支援する。AIを使える人材の育成だけではなく、AIで成果を出せる組織づくりに特化した研修内容で、各組織の多様な教育ニーズに対応し、リスキリング(学び直し)事業を後押しする狙い。

研修プログラム

 受講期間は3日間で各4時間(全12時間)。生成AIに関する基礎や実践のほか、応用研修として業務導入演習を実施する。組織が抱える課題や目標に応じて、研修内容をオーダーメイドすることもできる。

 メイン講師は、近畿日本ツーリストのリード講師兼IT整備士協会認定のAI講師が務め、多種多様な業界・規模に豊富な研修実績を持つ講師として、準備から実践まで一貫してサポートする。

 受講料は1人当たり税込22万円。政府による人材開発支援助成金に対応し、企業は最大75%の費用助成と賃金助成で、1人当たり実質約3万8000円から受講できる。

熊本県山鹿市に5月30日、コンテナホテル開業 デベロップが熊本で5店舗目の出店

2026年5月7日(木) 配信

HOTEL R9 The Yard 山鹿 外観

 デベロップ(岡村健史社長CEO、千葉県市川市)は5月30日(土)、熊本県山鹿市にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 山鹿」(熊本県山鹿市古閑1324―1)をオープンする。熊本県内では5店舗目の出店で、「HOTEL R9 The Yard(ホテルアールナインザヤード)」シリーズとしては全国で144店舗目となる。

 新ホテルは九州自動車道「植木IC」から車で約15分、国道325号沿いに位置する。車で10分圏内に製造業を中心とした企業集積エリアが広がり、出張などビジネス利用に最適。徒歩圏内にはスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店がそろう。車で15分圏内には山鹿温泉や熊入温泉など「やまが温泉郷」があるほか、観光名所「八千代座」、「鞠智城」などの人気スポットが点在しており、レジャーにも便利。

 また、同ホテルシリーズは災害など有事の際は「レスキューホテル」の役割を担い、地域の防災拠点として機能する。

 客室数は53室。ダブルルームは1人6200円~、2人8700円~。ツインルームは1人6200円~、2人9700円~。予約は5月22日(金)午後3時からの予定。 

初の発酵づくし「麹花コース」、5月11日から提供 ホテル龍名館東京「花ごよみ東京」

2026年5月7日(木) 配信

麹花コース

 東京都中央区・八重洲のホテル龍名館東京は5月11日(月)から、和食店「花ごよみ東京」で“発酵づくし”の「麹花コース」を売り出す。前菜から甘味まで発酵料理4品が楽しめる。

 花ごよみ東京では、「和食を身近に」をコンセプトに料理を提供しているが、発酵食のコースは初めての展開。メニュー開発者の風間悠太郎副料理長は「和食は食材の味を生かす料理のため、濃厚な味わいの発酵食との組み合わせは難しい挑戦だった」と明かした。

メニュー開発者の風間悠太郎副料理長

 今回のコースは発酵料理の前菜から始まり、発酵の魅力を堪能するショートコース。発酵乾杯酒も付く。この乾杯酒はどぶろくとヨーグルト、発酵させたレモン胡椒でつくる“生”カクテルで、発酵した濃厚なコメの甘味とヨーグルトの酸味、辛味と複雑な味わいながら調和の取れた一品となっている。

 前菜は「豚肩ロースの塩麹低温仕立て」や「べったら手毬寿司」などの7種の盛り合わせで、調理には塩麹や米麹、酒粕、魚醤、納豆などを使い、発酵ならではの奥深い旨味や香り生かした料理が少しずつ味わえる。

 2品目は、「日本ハーブ(香草)のサラダと味噌漬け豆腐のカプレーゼ風」。和食で使われる香草や薬味、野菜のサラダに味噌に漬けた豆腐を合わせて和風カプレーゼ風に仕立てている。

 メインは熟成魚のしゃぶしゃぶ。スズキやカレイを低温熟成してうま味を引き出し、鰹節「本枯節」から取った特製だしにくぐらせ、醤油麹ダレで味わう。鍋の〆は雑炊やうどん、そばから選べる。卵黄の醤油漬けやぬか漬けも用意する。

 コースの最後は「酒粕レーズンアイス」。冷やした石鍋を使い、席で仕上げる。

 提供期間は8月31日(月)までで、前日午後6時までの完全予約制となっている。料金は5500円(税・サービス料込)。営業時間は午後5:30~。

HIS、5月8日からSUPER SUMMER SALE 原油高のなか、低価格の商品用意

2026年5月7日(木) 配信 

セールのイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は5月8日(金)~6月29日(月)、SUPER SUMMER SALE! 2026を開催する。

 今年9月は、2015年以来11年ぶりに5連休となるシルバーウイークが控えている。原油高で燃油サーチャージが大幅に値上がりするなか、1人でも多くの人に旅行を楽しんでもらおうと、LCCを利用した低価格の商品など用意する。

 具体的には、成田空港を出発し韓国・ソウルに3日間滞在する商品は2人1室利用時、大人1人 1万9800円(諸税別、燃油サーチャージ込)。関空空港から台湾・台北へ3日訪問するツアーは2~3人1室利用時、大人1人2万4800円(諸税別、燃油サーチャージ込)となっている。国内については、成田から札幌ビューホテル大通公園(北海道札幌市)に宿泊する2日間の商品が2人1室利用時、1万2800円(税込)で用意される。

シティホテル運営「K&K」(八戸市)、特別清算開始命令受ける(帝国データバンク調べ)

2026年5月7日(木) 配信

 K&K(旧商号:八戸プラザホテル、代表清算人=神山智子氏、青森県八戸市)は4月10日(金)、青森地裁八戸支部から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約24億9000万円。

 同社は1973(昭和48)年6月に設立され、翌74年6月にシティホテル「八戸プラザホテル」を開業。宿泊施設に加え、市内最大規模の宴会場「プラザ・アーバンホール」を併設して、婚礼や会合などに対応し、ピークとなる96年5月期には年間収入高約31億7200万円を計上していた。

 しかし、「婚礼スタイルの変化や、新型コロナの影響によって集客が落ち込み、2021年5月期の年間収入高は約3億9600万円にとどまり、大幅な赤字を余儀なくされていた」(帝国データバンク)という。

 業務改善と財務の立て直しをはかるべく、官民ファンドの支援受け入れを決定し、会社分割により、25年2月に設立されたスプリング(現:八戸プラザホテル)へ同年4月に事業を譲渡。同社は現商号に変更し、7月31日開催の株主総会の決議により解散していた。

 なお、シティホテル「八戸プラザホテル」は新会社で営業を継続している。

「とびだせ いざ!にっぽん旅」、第4弾は北海道 3000円分割引クーポン配布(クラブツーリズム)

2026年5月7日(木)配信

第4弾は北海道が対象で7月1日から

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)はこのほど、関係協力機関で構成されるKNT-CTパートナーズ会との共同企画として、「とびだせ いざ!にっぽん旅キャンペーン」の第4弾を始めた。今年の夏から冬にかけて、北海道を旅行する人を対象に3000円分の割引クーポンの配布や、抽選で50人に毛ガニをプレゼントする。

 同キャンペーンは、クラブツーリズムが企画と実施、販売を手掛ける個人型旅行商品を通じて、日本各地の魅力を再発見してもらうことを目的に展開している。これまで第1弾と第3弾が九州・沖縄、第2弾が北海道を目的地とし、今回の第4弾では再び北海道を舞台に、地域の魅力を深く味わえるCPを始めた。

 北海道旅行の添乗員付きツアー商品を対象に、旅行代金を割引できる3000円分Webクーポンを配布する。対象商品は、7月1日(水)~12月31日(木)発のクラブツーリズム企画・実施の募集型企画旅行のうち、「北海道キャンペーン」ページに掲載された「クーポン対象商品」。なお、クーポンの数には限りがあり、上限に達し次第、配布を終了する。

 また、7~12月出発のクラブツーリズム企画・実施の北海道へ行く募集型企画旅行に参加した人の中から、抽選で50人に「北海道猿払産タグ付き毛ガニ1杯」を贈呈する。

 このほか、7月1日(水)~9月29日(火)発のフリープラン(宿泊施設のみ、または交通機関+宿泊施設)商品を対象にしたCPも展開。2000~3万円分の割引クーポンの配布や、宿泊施設や観光施設で利用できる1人1000円分の「北海道満喫クーポン」を贈呈している。

ホテルかずさや女将 工藤廣子氏死去 98歳

2026年5月7日(木) 配信

 工藤 廣子氏(くどう・ひろこ=ホテルかずさや女将)は4月30日(木)に死去。98歳。

 告別式は5月6日(水)、東京都荒川区の町屋斎場で、近親者のみで行われた。

 喪主は長男で、ホテルかずさや社長の工藤哲夫氏。

店舗内を全面改装 「江戸の市」を打ち出す 庄内観光物産館

2026年5月7日(木) 配信

庄内の17の酒蔵の地酒を用意

 山形県鶴岡市の鶴岡インターチェンジ近くで食事と土産物販売を行う、庄内観光物産館ふるさと本舗はこのほど土産売場のメインフロア「銘品館」を全面改装した。

 今回のリニューアルは、同社のコンセプト「江戸の市」をより強化し、和の要素を取り入れた造作、商品を陳列する什器は欅の木目調に統一するなど、空間デザインにおいて和装建築を意識した。なかでも地酒売り場は酒蔵をイメージした空間にし、庄内エリア17の全酒蔵の銘柄を取りそろえたほか、山形県内の酒蔵マップも設置した。

 また、今まで壁際に並んでいたテナント店を中央部に移動させたほか、通路の幅も広く取り、回遊性を高めるようにした。

 このほか、館内の入口に「庄内観光案内板」として、観光マップを設置し、それとリンクする各地の観光パンフレットやQRコードでそれらの施設の情報も取れるようにした。

【みなかみ町観光協会・岡村建代表理事に聞く】 3つの委員会で地域一つに 質で選ばれる観光地へ昇華

2026年5月7日(木) 配信

岡村建代表理事

 群馬県・みなかみ町観光協会で長年理事を務めてきた、岡村建氏(法師温泉長寿館社長)は2024年6月に同協会の代表理事に就任した。就任後は3つの委員会を立ち上げるなど、地域を一つにするための取り組みを進める。1期目を終えようしている岡村氏に話を聞いた。

 ――代表理事に就任されてからの取り組みを教えてください。

 理事として長年協会の運営には携わってきました。そのなかで、行政や町議会との連携が重要だと思い、就任後に3つの委員会を新設しました。

 みなかみ町は広範囲で幅広い産業が点在していますが、これを数珠つなぎにしていきたいと考えています。これが1つ目の「ディスカバー委員会」です。

 また、今後は世界に肩を並べられる観光地にしようと、高品質高付加価値の旅を造成するための「極上の旅増勢委員会」を設けました。

 みなかみはエリアが広いため集約した観光地としての知名度こそ高くはないですが、ユネスコエコパークや集積するアウトドアアクティビティ、豊富な農産物、そして18湯の温泉と他地域にはない独自性があります。2泊3日をメインに、アクティブまたはゆっくり滞在する2つのモデルを示し、質のいい旅を提案していきます。

 3つ目はまちづくりに関する「未来創造委員会」です。各委員会には副会長が1人ずつ入り、またオブザーバーとして町の職員と議員の方に参加してもらい、アドバイスを受けながら進めています。民間と行政、議会が会するなかで、13年に策定された、みなかみ町観光振興計画の見直しについても意見が出されるなど、大きな動きにつながっています。

 まちづくりは観光協会だけではなく、行政や議会の理解がないと進みません。引き続き、若手も含めて地域の未来を作っていきたいと思います。

 ――現状の観光客の動向はいかがですか。

 年間を通して、需要は平準化しています。日帰り観光客数は減少していますが、宿泊者数は約110万人で落ち着いています。ターゲット層を若い世代として定め、みなかみ町を深く知っていただける方に愛される観光地になっていきたいと考えています。温泉文化がユネスコ無形文化遺産へ登録となれば世界からそのような方々の来訪も期待していますが、大前提は地域の方、日本人に愛される温泉地であることです。国内外問わず、愛してくれる人に訪れてほしいと思います。

 ――今後の展望は。

 他地域との連携も進めたいと思います。群馬県には草津や伊香保、四万など魅力的な温泉地がたくさんあり、それぞれへのアクセスも1時間圏内です。各地域とも長年の親交があるので、オール群馬で売り出していければと考えています。

 観光は伸びしろが限りなくあり、付加価値が高い業種です。我われは地域の方に、その経済波及効果を感じてもらうために努力していかなくてはなりません。そのためにも、質で選ばれる観光地へ昇華していきます。

 ――ありがとうございました。

津田令子氏(トラベルキャスター・旅行ジャーナリスト) 40周年祝賀パーティー

2026年5月6日(水) 配信

感謝の言葉を伝える津田令子さん

 トラベルキャスター、旅行ジャーナリストとして活躍する津田令子氏は3月27日、東京都新宿区の「日立目白クラブ」(旧学習院昭和寮)で40周年祝賀パーティーを開催した。津田氏と関わりの深い、地域の代表者や観光関係者が発起人となり、50人を超える出席者が集った。津田は出席者に感謝の言葉を述べ、50周年に向けて、さらなる活躍を誓った。

出席者が記念撮影

 冒頭、津田令子氏は自身の経歴を紹介しながら、貸切でのパーティー会場となった「日立目白クラブ」(旧学習院昭和寮)との“ご縁”と、3月27日が処女出版の発行日であり、結婚記念日でもあることを紹介しながら、50人を超える出席者に感謝の言葉を述べた。

 パーティーの発起人は、板橋区議会自由民主党幹事長の元山芳行氏、館山市観光協会室長の木村義雄氏、元御前崎市観光協会会長の下村裕氏、嬬恋村村議会議員の下谷彰一氏、前安曇野市観光協会専務理事の白澤勇一氏、元安中市観光係長の須藤俊夫氏、松蔭大学観光メディア学部学部長の古賀学氏、伊豆視覚障害支援センター代表の前田敏昭氏、郷土割烹伊豆の味おか田代表取締役の岡田正司氏、旅行作家、日本エッセイストクラブ常務理事の秋山秀一氏、旅行新聞新社社長の石井貞德氏の計11人。

旅行新聞新社の石井貞德社長が開会あいさつ

 開会のあいさつで旅行新聞新社の石井貞德社長は「津田さんには旅行新聞の紙面にコラムを執筆いただき、毎号大所高所から観光業界にご提言をいただいている。また『NPOふるさとオンリーワンのまち』の理事長として全国にネットワークを広げられてこられた」と、40年間にわたる精力的な活動に対し、お祝いの言葉を述べた。

元山芳行氏

 発起人を代表して元山芳行氏は「津田さんは旅の専門家として先頭を走っていらっしゃる。地域をリスペクトし、わかりやすく自分の言葉で旅の魅力を語られ、地域振興にもご尽力されている。さらなるご活躍を期待している」と語った。

唐澤隆氏

 長野県・飯島町の唐澤隆町長は「津田さんとのご縁で、西村京太郎先生が飯島町を舞台に『赤と白のメロディ』を執筆された。津田さんとの共著やトークショーでも飯島町の知名度を大いに上げていただいた」と謝意を述べた。

寺前秀一氏

 元日本観光協会理事長で、人流・観光研究所の寺前秀一所長は日観協時代、「既に津田さんはテレビなどメディアで活躍されており、『あの津田さんのいらっしゃる協会ですか?』と細かな説明をせずに理解してもらえたことが多々あった」と思い出を語った。

山崎浩一氏

 エフエム熱海湯河原専務理事の山崎浩一氏は「毎月第1、第3土曜日の午前9時30分から津田さんの旅番組『土曜旅カフェ』を放送させていただいている。この先10年、20年、熱海から楽しい旅の情報発信によって観光を盛り上げていただきたい」と激励した。

吉田寛氏

 東京會舘取締役本舘支配人の吉田寛氏のあいさつのあと、乾杯の発声は、旅行作家、日本エッセイストクラブ常務理事の秋山秀一氏が務めた。

乾杯の発声をする秋山秀一氏
(左から)古賀学氏、白澤勇一氏、下村裕氏

 乾杯後も来賓のあいさつは続いた。津田氏と深い関わりのある元御前崎市観光協会会長の下村裕氏、前安曇野市観光協会専務理事の白澤勇一氏が津田氏の地域貢献に感謝を表した。元上司の松蔭大学観光メディア学部学部長の古賀学氏も登壇。余興では舞踏家、バレエダンサーとして活躍する村上千津子氏の踊りに会場はさらに華やいだ。

参加者からのメッセージコーナーも

 ロビーを埋め尽くすお花や祝電が寄せられ、会場で披露されたあと、「ザ・一言メッセージコーナー」として津田氏自身がマイク片手に会場を回った。

木村義雄氏と小谷加菜氏

 津田氏と親交の深い元NHK文化センターさいたま支社長の内田美穂氏や、館山市観光協会の木村義雄室長と小谷加菜氏、主婦の友社ゆうゆうtime副編集長の牧谷里香氏、NHK文化センター事業本部担当部長の吉田祥子氏らが津田氏とのエピソードを語り、会場は楽しいトークに盛り上がった。

津田さん、アシスタントの本橋範子さんを囲んで
パーティー会場は華やかな雰囲気に
美味しい料理に笑顔溢れる
多くのお花も届けられた

津田令子氏の感謝の言葉 人生を大きく変えた5つの場面

 本日は、トラベルキャスター40周年の祝賀パーティーにご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 少しのお時間を頂戴しまして、私の人生を大きく変えた5つの場面についてお話させていただきます。

 まずは、母校の共立女子学園です。

 1.共立女子学園

 身長も低めで引っ込み思案だった私が、両親の心配をよそに中学から共立女子学園のある皇居近くの竹橋駅までラッシュアワーのなか、電車通学にめげることなく楽しく通い続けることができました。

 共立では、「誠実、勤勉、友愛」という精神を学びました。

 振り返れば、トラベルキャスターの足掛かりになった高校の3年間、人文地理部の部長を担うなかで、地域の文化や歴史、地理を知ることに魅力を感じるようになりました。

 共立を選んでくれた両親に改めて感謝いたします。

 続いては、NHKのテレビの取材で知り合った作家の西村京太郎先生です。

 2.西村京太郎先生

 トラベルミステリーの巨匠vsトラベルキャスターというスタイルを確立し、2人で全国数十カ所を行脚し、ユーモアたっぷりのトークを交え、会場を笑いの渦にできたこと。のちに先生からは、「聞かれたくないことを、グサッと聞いてくる。まぁ君は、天職だね」と言われたことが懐かしく思い出されます。

 対談本まで出していただき、神保町の三省堂で「行列のできるサイン会」も行いました。

 3.NHK、NHK関連の皆様

 NHKの番組に24年間もの間レギュラー出演させていただいたこと、そして最年少でNHK放送文化賞という身に余る賞をいただくことができたこと。とくに首都圏放送センターやラジオセンターのチーフプロデューサー、広瀬久美子アナウンサーには感謝の気持ちしかありません。そしてNHK学園、NHK文化センターとの出会いにつながっていきました。未だにNHKという大きな看板の下でお仕事させていただいております。

 4.飯島町の4賢人

 飯島町ふるさと大使として、市町村のアドバイザー的役割を担わせていただくきっかけを与えて下さった本日お見えいただいております唐澤隆町長、元町長の高坂宗昭様、そして元議長の松下壽雄様、さらに元副町長の箕浦税夫様との出会いは、のちに御前崎市や安曇野市、館山市との関わりを持つきっかけになりました。長い間、飯島町の地域振興に関わらせていただける仕組みをお作りいただいたご英断に感謝申し上げます。

 飯島町では西村京太郎先生とのトークショーも開催させていただきました。先生は飯島町を気に入り「赤と白のメロディ、君は飯島町を知っているか」という新書までお出しいただきました。

 5.1つの社団法人と2つの財団法人

 20年にわたり在籍させていただいた日本観光協会(現・日本観光振興協会)との出会いも、大きく人生を変えました。フリーランスになった今でも日観協時代に構築した人脈は生かされています。

 さらに休暇村協会、厚生年金事業振興団、NHKでは、公的であっても個別の宿泊施設の紹介はできなかった時代に、強力なバックアップによって公共の宿の紹介をさせていただき、「公共の宿といえば津田さんだね」と言われるほどでした。

 元休暇村協会の木村義雄理事は、現在館山市観光協会の室長としてのお立場で、今も関わらせていただいております。

 そういった方々のおかげで、見たもの聞いたことを、常に発信し続けられていることは最高に幸せです。

 50周年に向けて、1人でも多くの方々に旅の感動をお伝えできるように、精進して参りたいと思っております。

 皆様の変わらぬ、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げて、感謝の言葉とさせていただきます。

 そして結びにあたり、これまでNPO法人ふるさとオンリーワンのまちの専務理事でもあり、公私共にお支えいただいております旅行新聞新社の石井貞德社長に、心よりの感謝を申し上げたいと思います。

 本日は、誠にありがとうございました。