イーグルバス、小江戸川越観光協会の「涼しい川越プロジェクト」に賛同

2026年7月3日(金) 配信

EVボンネットバス

 イーグルバス(谷島賢社長、埼玉県川越市)は、小江戸川越観光協会が推進する「涼しい川越プロジェクト」に賛同し、地域一体となった夏季観光の魅力向上と回遊促進に貢献する。冷房の効いた快適なバス移動を観光手段としてPRすることで、小江戸巡回バスの利用促進をはかる。

 40度以上を示す「酷暑日」という呼称が登場するなど、今夏も厳しい暑さが予想されるなか、徒歩移動による暑さを軽減し、快適に川越観光を楽しんでもらえるように、8月限定で1日フリー乗車券を400円(通常600円)で販売する。

ヘッドマークは小江戸川越観光協会のデザインを使用

 具体的には、小江戸巡回バスEVボンネット車両へ、小江戸川越観光協会がデザインしたロゴを使ったヘッドマークを掲出する。期間は6月27日~9月30日まで。

 また、8月の1カ月限定でRYDEPASS「1日フリー乗車券」600円を、特別価格(大人1人400円、子供割引はなし)で販売する。利用期間は8月1~31日(※販売開始は7月20日より、購入日から28日間以内なら利用が可能)。

 小江戸巡回バスは川越駅西口発着、川越氷川神社や蔵の街、菓子屋横丁、喜多院など川越の観光地を結ぶ路線バス。環境にやさしいEVボンネットバスや運転士による川越観光案内が人気だ。

 また、1日フリー乗車券の提示でお得な特典が得られる115店の小江戸協賛店があり、バスの時刻と観光スポット、協賛店を結んだ観光モデルコースを提案するアプリ「小江戸巡回MaaS」でも「涼しい川越プロジェクト」と連動し、冷房の効いた施設や冷たいスイーツなどを組み合わせた夏季向け観光モデルコースも紹介していく。

〈観光最前線〉「山代大田楽」チケット販売中

2026年7月3日(金) 配信

今年は初めて屋内で開催

 石川県加賀市の山代温泉で8月8、9日の2日間、夏の風物詩「山代大田楽」が開かれる。中世の日本各地で流行し、姿を消した「田楽」を、狂言師野村耕介(八世野村万蔵)が学術研究者、音楽家、舞踊家と共に今日的に再生し創り上げた芸能。躍動感あふれる躍りや華やかな装束が見る者を魅了する人気企画。

 27回目となる今回は、初めて屋内で開催。会場は加賀市文化会館カモナホール。両日とも午後4時開演、終演は同5時30分ごろを予定。屋内ならではの音響や演出効果で、これまでとはひと味違った大田楽を楽しむことができる。

 チケット代は指定席のSS席が2500円、S席が2200円。エリア指定自由席のF席は1千円。指定席の座席は抽選となり指定不可。購入方法は山代温泉観光協会の公式HPを確認。

【塩野 俊誉】

【東京都と台北市の旅行業協会が友好協定結ぶ】台湾各地で懇談会 交流本格化  シリーズ③~桃園市~

2026年7月3日(金) 配信

交流会のようす

 東京都旅行業協会(小松信行会長)と台湾・台北市旅行商業同業公会(陳怡璇理事長)は5月20日、友好協力協定を結んだ。訪台した東旅協一行は5月20日(水)~23日(土)の4日間、中華民国観光産業国際行銷協会の徐銀樹榮譽理事長や秦文沂理事長らの案内で台北市をはじめ、新竹市、桃園市、新北市の奥深い魅力や新たな観光名所などを視察。各地で市や旅行商業同業公会、旅館同業公会の幹部らが出席した懇談会にも連日参加し、訪台日本人の拡大へ友好関係を深めた。各地での交流のようすを4回シリーズで紹介する。

                               【本紙取材班】

 桃園市でも交流会が開かれた。交流会には桃園市政府観光旅遊局の王麗娟副局長が登壇した。

王麗娟副局長

 王副局長は「桃園市はAIや半導体などの工業が盛んであるなか、市長は観光産業も重視し、観光旅遊局は海外からの誘客に力を入れている」と述べ、「観光客の皆様には、空港を利用するだけではなく、ホテルに泊まり、さまざまな場所を周遊してほしい。桃園市には美しい山、絶品の海鮮料理など魅力も多く、団体旅行でも楽しむことができる。多くの日本人にアピールし、送客してほしい」と呼び掛けた。

 交流会には桃園市旅館商業同業公会の許長壽理事長、桃園市民宿発展協会の施玉仙理事長、桃園市旅行商業同業公会の劉美忻理事長のほか、市内にある複数の宿泊施設の幹部なども出席した。東旅協の一行と日本からの一層の送客に向けて、親交を深めた。

 また、訪台団一行は許理事長などと共に、桃園市の大渓老街と後慈湖、百吉休閒農業區も視察。このうち、大渓老街は200年の歴史がある古い街並みで、西洋の伝統装飾を取り入れている。地元住民から信仰されている開漳聖王を祀る「福仁宮」と関帝の生誕祝いが毎年行われる「普済堂」もあり、当時の賑わいと文化を感じられる。

大渓老街を背景に参加者ら

 後慈湖は1960年代の台湾海峡情勢で政府機関の分散化を目的に、指揮司令部として防空壕が建設された。以降、軍事管制区として、立入禁止エリアとなっていた。2007年に桃園市政府が管理することになり、一般公開に向けた整備が行われ、09年に開放した。

蔣介石が想いを巡らせるために座った後慈湖のイス

 百吉休閒農業區は約2.5ヘクタールの園内に、22種約20万株を超えるワスレグサが咲いている庭園。ここでは、特別に花びらを食べられるワスレグサの研究がされているほか、ワスレグサを用いたお茶やドリンク、アロマスティックなどのお土産を販売している。

百吉休閒農業區で花びらを試食する

マイナビグローバル、特定技能「外食業」の新規受入停止で最新動向発表 在留資格持つ国内人材の採用進む

2026年7月2日(木) 配信

 マイナビグローバルはこのほど、特定技能「外食業」の新規受け入れ停止後の求人動向に関する分析結果を発表した。外食業で受入人数が上限5万人に到達する見込みとなったことを受けて、出入国在留管理庁は4月から新規受け入れを停止。多くの飲食店で人材確保が大きな課題となるなか、マイナビグローバルで扱った外国人材の求人データを元に外食業における求人と求職者の最新動向をまとめた。

 同社によると、外食業の求人件数は受け入れ停止の発表があった3月27日以降、2.1倍に増加した。停止後も外国人材の雇用ニーズは高く、企業は特定技能「外食業」で日本に在留している外国人材の採用にシフトしているという。

 また、新規募集求人における5月の平均提示年収は3月比で16万円上昇した。首都圏と愛知県など都市部を中心に求人が増加しており、賃金水準の上昇につながった。

 一方、5月の応募数は3月比で43.2%減少した。他分野や他在留資格からの転職者、海外からの新規求職者が減少傾向にあることが主な要因。

「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」11月2日開業、熊本・南阿蘇にラグジュアリーホテル

2026年7月2日(木)配信

離れタイプの客室「ヴィラスイート」のイメージ

 総合不動産業のリストの連結子会社であるリストデベロップメント(木内寛之社長、神奈川県横浜市)は、熊本県・南阿蘇村で取得した既存旅館を全面改修するとともに新築棟を新設し、ラグジュアリーホテル「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」として11月2日(月)に開業する。

 宿泊予約は7月1日(水)に開始した。同事業はリストグループ初となる旅館再生事業で、南阿蘇の自然や食、温泉を生かした高付加価値な滞在を提供する。運営は宿泊施設の企画・運営を手掛ける温故知新(松山知樹社長、東京都新宿区)が担う。

 同ホテルは阿蘇くじゅう国立公園内、南阿蘇村河陰に位置し、阿蘇外輪山の中腹から南阿蘇の平野と阿蘇五岳を一望できる立地が特徴。敷地面積約8万7000平方メートルを有し、熊本空港から車で約25分のアクセスとなる。

 計画では、環境負荷の低減と地域景観との調和を重視し、既存建物の構造躯体を生かした全面改修を実施。従来10室だった客室を、既存棟12室と新築棟5室の計17室へ拡充する。全客室に露天または半露天の温泉風呂を備え、うち12室にはサウナを設置。客室面積は54~148.64平方メートルで、ラグジュアリー層をターゲットとする。

 客室は離れタイプの「ヴィラスイート」をはじめ、「4ベッドスイート」「デラックス」など全6タイプを用意。室内は高天井や大開口を生かした設計により、阿蘇の雄大な景観を取り込む空間づくりを追求する。既存棟では約3.7メートルの天井高、新築棟では最大約7.3メートルの吹き抜けを備える客室も設け、自然との一体感を演出する。

 食の体験価値にも注力する。レストランには薪オーブンを導入し、薪火料理を提供するほか、敷地内には在来種を中心とした「食べられる庭」を整備。宿泊客が庭で採取した食材を料理に取り入れるなど、阿蘇の自然と食文化を体感できる滞在プログラムを展開する予定だ。

Trip.com、7月7日(火)からサマーメガセール 国内外のホテルを1泊1111円で発売

2026年7月2日(木) 配信

セールのイメージ

 Trip.comは7月7日(火)~10日(金)、国内外のホテルを1泊1111円の特別価格で発売するサマーメガSALEを行う。期間中は毎日午後8時に対象ホテルを入れ替えながら、順次発売していく。

 7日は帝国ホテル 東京(東京都千代田区)、ホテル PJ 明洞(韓国・ソウル)、8日はホテル京阪 ユニバーサル・タワー(大阪府大阪府)、シーザーメトロ台北(台湾・台北)が対象。9日はホテル コレクティブ(沖縄県那覇市)、エイタス ルンピニー(タイ・バンコク)、10日はホテルニューオータニ博多(福岡県福岡市)、アウェイクン ダナン ホテル(ベトナム・ダナン)を特別価格で発売する。

 また7月7日(火)には、沖縄美ら海水族館(沖縄県・本部町)の入館チケットを1枚購入すると1枚無料となるキャンペーンを実施。8日(水)には上海ディズニーリゾートの入場券を50%オフで販売する。

令和トラベル、パスポート実質0円クーポン配布 窓口手数料9300円分を旅行代金から割り引き

2026年7月2日(水) 配信

クーポン配布のイメージ

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)は7月1日(水)から、同社で初めて海外旅行を予約する先着100人に、10年用パスポート取得手数料(窓口)と同額の9300円を旅行代金から割り引く「パスポート実質0円クーポン」を配布している。同日からのパスポート取得手数料の引き下げを受け、海外旅行のさらなる促進をはかる。

 パスポートの取得手数料は7月1日(水)申請分から、引き下げられ、18歳以上の10年用パスポートは、窓口申請で9300円、オンライン申請で8900円。5年用パスポートは、12歳以上18歳未満の人を対象に発給され、申請手数料は、オンライン申請が4400円、窓口申請が4800円となった。

‍ 同クーポンは、旅行代金9万円以上の海外ツアーで利用できる。対象となる旅行期間は7月1日(水)~2027年3月31日(水)まで。

名鉄ホテルズ、新ロゴマーク決定 従業員のデザインを採用

2026年7月2日(木)配信

新ロゴマーク

 名鉄ホテルホールディングス(二神一社長、愛知県名古屋市)はこのほど、「名鉄ホテルズ」の新しいロゴマークを決定した。7月1日(水)から順次使用を開始する。

 名鉄ホテルズを象徴するロゴマークの策定にあたり、現場で宿泊客を迎える従業員を含めたデザイン公募を実施。多数の応募作品の中から投票の結果、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋に所属するスタッフ・羽田野修甲(はだの・しゅうこう)さんの案が選出され、新ロゴマークとして正式に採用された。

 新ロゴマークは、経営理念である「いつも煌めき 温もり 安らぎを」が表現されている。中央の灯はスタッフ一人ひとりの「心」として向上心を表し、立ち上るシルエットは、ホテルグループとしての飛躍の意味を込めた。黄金のグラデーションは「煌めき」を表現。従業員一人ひとりが自らを磨くことで放たれる輝きが、名鉄ホテルズを形づくり、地域、そして世界中のお客様に大きな感動を届けるホテルブランドを目指していく思いを込めたという。

HIS、球場一望できるホテルの客室で野球観戦 アメリカ・トロントへのツアー発売

2026年7月2日(木) 配信

客室のようす

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)はこのほど、野球スタジアム「ロジャースセンター」(アメリカ・トロント)内にある「トロント マリオット シティ センター ホテル」の客室で野球を観戦するツアーを売り出した。

 ツアーでは、同ホテルに1室のみ設けられた野球用品ブランド「ローリングス」をテーマにした「ローリングス®ルーム」に宿泊。球場を一望できる同客室で、トロント・ブルージェイズとデトロイト・タイガースの対戦を軽食と共に見ることができる。

 翌日にはプレゲームツアーに参加し、球場のバックヤードや試合前の打撃練習、ウォーミングアップを見学。バックネット裏1階席で試合を観戦する。

 料金は2人1室利用で1人当たり98万9000円(燃油サーチャージ込、諸税別)となっている。

【東京都と台北市の旅行業協会が友好協定結ぶ】台湾各地で懇談会 交流本格化  シリーズ②~新北市~

2026年7月2日(木) 配信

今年5月12日に開通した淡江大橋

 東京都旅行業協会(小松信行会長)と台湾・台北市旅行商業同業公会(陳怡璇理事長)は5月20日、友好協力協定を結んだ。訪台した東旅協一行は5月20日(水)~23日(土)の4日間、中華民国観光産業国際行銷協会の徐銀樹榮譽理事長や秦文沂理事長らの案内で台北市をはじめ、新竹市、桃園市、新北市の奥深い魅力や新たな観光名所などを視察。各地で市や旅行商業同業公会、旅館同業公会の幹部らが出席した懇談会にも連日参加し、訪台日本人の拡大へ友好関係を深めた。各地での交流のようすを4回シリーズで紹介する。

                               【本紙取材班】

市や業界団体などと意見交換

 新北市は、首都である台北市を取り囲むように広がり、台湾で最も人口が多い行政区。西南は桃園市、東北は基隆市に接している。高層ビルが立ち並ぶエリアと、歴史ある建造物や夜市などの伝統的な街並みが共存している。

 交流会でははじめに、新北市政府観光旅遊局の莊榮哲副局長が「交流会には、市だけではなく、旅行商業同業公会や民宿協会や温泉協会なども出席しており、日本市場へ大変期待している」と語った。

莊榮哲副局長

 そのうえで、「新北市は九份や十分などの有名観光地のほか、原住民の文化を感じることができる烏來など、さまざまな魅力があることが特徴。5月12日(火)には新しい観光スポットである淡江大橋も開通した。日本で新北市を多くの人にアピールしてほしい。新北市と日本の交流が一層盛んになることに期待を寄せている。要望などがあれば、市の職員などに伝えてほしい」と呼び掛けた。

 新北市旅行商業同業公会の張志成理事長は「会員数は、約230社。毎年多くの日本からの団体客を迎えている。(ランドオペレーターとして)会員の旅行会社を利用してほしい。最高の体験を提供する」と語った。

張志成理事長

 新北市旅館商業同業公会の莊志正常務理事は「新北市は非常に多くの観光資源に恵まれている。より多くの日本人が台湾に来ることを期待している」と話した。

莊志正常務理事

 さらに、新北市観光協会の張玉梅理事長や新北市温泉観光協会の郭雅萍理事、新北市民宿発展協会の資元元常務理事、新北市烏來区観光協会の張光輝理事長なども交流会に出席。東旅協一行との交流を深化させた。

新北市での交流会の出席者ら

 新北市の視察では、淡江大橋と紅毛城を巡った。新北市観光旅遊局の黃大峰科長も同行し、地域ならではの観光資源の価値をアピールした。

 淡江大橋は新北市の淡水区と八里区を結ぶ全長920㍍の斜張橋。主塔の高さは210㍍。世界的なイギリスの建築家であるザハ・ハディド氏が手掛けた。構想から36年で完成。総事業費は248億台湾元(日本円で約1240億円)。開通によって、淡水―八里間の所要時間は20分程度短縮され、淡水から桃園空港へのアクセスも改善した。

 橋には高速道路と一般道、バイクレーンのほか、独立した歩道が設けられた。橋からは広大な海が見えるほか、橋から離れた場所では、夕日と水面の広がりに橋のシルエットが調和した穏やかな景観を眺めることができる。

 延伸を計画している淡海ライトレールの走行スペースも確保されており、将来的には台湾初の車道と鉄道の共用橋となる予定だ。

 紅毛城は1629年にスペイン人が建設し、後にオランダ人が改築した城。スペインやオランダ、清、イギリス、日本などに管理された。

 紅毛城の外壁は赤い色が特徴的で、砲火による振動に耐えるため、厚さ1・9㍍に造られた。防衛機能を高めるため、丘の上に建てられている。城内には清やイギリスの大砲も残る。また、眺望の良さから、紅毛城から眺める夕日は「淡水八景」の一つとして、地域住民に親しまれているという。

 イギリスが接収後の1891年に建てた英国領事館は、紅毛城に隣接している。同館には客間、書斎、食堂、螺旋階段、暖炉などがあり、当時の居住状況を再現している。

東京都旅行業協会と旅行新聞新社も登壇

 新北市での交流会では、互いの自己紹介のため東京都旅行業協会と旅行新聞新社の全参加者が登壇。各社の事業内容や、新北市をはじめとした日台間のさらなる交流拡大に向けた想いを話した。

(左から)小澤秀人副会長、堀内重人副会長、濵田千秋専務理事、石堂晴美事務局長
東京都旅行業協会の理事
旅行新聞新社の石井貞德社長(左)と社員ら