河口湖で楽しく理科を学ぶ!「青空サイエンス教室」募集開始

2018年5月7日(月) 配信

大自然を教材に、子供たちの好奇心を育成する

東レ(日覺昭廣社長)とJTB(髙橋広行社長)、リバネス(丸幸弘社長)は8月2日(木)から4日(土)の3日間、山梨県南都留郡富士河口湖町で、キッズキャンプ「青空サイエンス教室」を開く。対象は小学校3年生から5年生。4月から参加者の募集を開始しており、公式Facebookページを通して随時情報を発信していく。

 「青空サイエンス教室」は、3歳から12歳の子供を持つ家族に様々な旅や体験プログラムを提案する、JTB「旅いく」プログラムの一環として企画されたもの。内容の企画を東レが、プログラム監修をリバネスが担当する。

 「このプログラムを通じて、小学生のうちから理科に興味をもって取り組む環境づくりをすることで、その後の理科離れの改善、次世代を担う人材の育成を目指す」(3者)とする。

 過去3回の同キャンプでは、水浄化実験、モデルロケット開発、さまざまな色に光るレインボーキャンプファイヤーなど、多彩な実験プログラムを実施してきた。2泊3日の最終日には、学んだことを発表するプレゼンテーションを行う。参加した小学生が成長できる、夏休みならではの企画だ。

 なお、発着は東京駅。募集人数は最大40人で、応募者多数の場合は抽選制となる。

4回目となる今回のテーマは「サイエンスがつまった”発見”の旅に出かけよう」とする。

第4回「青空サイエンス教室」募集要項

旅行期間: 2018年8月2日(木)~4日(土)の3日間

目的地: 清水国明の森と湖の楽園

        〒401-0302 山梨県南都留郡富士河口湖町小立5606

        tel:0555-73-4116  

対象: 小学校3~5年生

募集人数: 最大40人(最少催行人員25人)

        ※応募者多数の場合、抽選制となる。

旅行代金: 2万円(子供1人)

        旅行代金に含まれるもの

        ・プログラム体験代

        ・2泊7食付キャンププログラムに必要な備品代(食材、料理器具一式レンタル)

        ・バス代(有料道路、乗務員代含む)

        ・施設使用料

申込受付期間: 4月27日(金)~6月10日(日)

当選通知期間: 6月21日(木)~25日(月)

 JTB申込サイト:

 

東レ・青空サイエンス教室サイト:

青空サイエンス教室 | TORAY
http://www.toray.co.jp/education/
青空サイエンス教室

 青空サイエンス教室Facebookページ:

 

「STAR ISLAND 2018」の特別豪華プランを発売! (Relux)

2018年5月7日(月) 配信

新感覚の花火エンタメ「STAR ISLAND 2018」を、リミテッドシートで堪能しよう!一流ホテル・旅館のみを取り扱うOTA(オンライン旅行会社)Reluxでは、後泊用にホテルニッコー東京 台場のスイート・ルームも用意。プランに含まれるスペシャルシート(ディナーシート・ベッドシート)は、すでにソールドアウト(※)となっており、1万5千人を導入する一大イベントを楽しめる最後のチャンスとなりそうだ。※5月7日現在、公式サイトにて

 「STAR ISLAND 2018」は昨年に引き続き、2回目の開催となる。3Dサウンドやライティング技術を取り入れ、さまざまなアーティストによるパフォーマンスが融合した花火は圧巻。開催日は5月26日(土)、開催地はTOKYO ODAIBA STAR ISLAND(お台場海浜公園、東京都港区台場1丁目)。日本の音楽業界を牽引するエイベックスが中心となって、企画を進めてきた。

ベッドシートからの景観とイメージ(報道資料より)

 Reluxでは、周囲に気兼ねなくくつろげる2種のリミテッドシート(ディナーシート・ベッドシート)を用意した。食事とともにショーを楽しみたい方や、2人だけの時間を過ごしたいカップル向けの商品となっている。後泊するグランドニッコー東京台場では、オリジナルワインがつくため、ホテルでもショーの余韻に浸ることができそうだ。

 なお、グランドニッコー東京台場での客室は「アンバサダースイート」と「ガバナースイート」、「デラックススイート」、「コーナースイート」の4種類。10組20人限定で、1泊2日で最大50万円を超える豪華プランも。予約は下記公式ホームページより。

[東京都] グランドニッコー東京 台場: お台場・汐留・竹芝 / ホテル | 高級ホテル/...
https://rlx.jp/22660
グランドニッコー東京 台場 (ぐらんどにっこーとうきょう だいば: 東京都 / お台場・汐留・新橋・品川 お台場・汐留・竹芝)の予約はRelux(リラックス)で。すべての宿泊プランで5%ポイント還元、安心の最低価格保証付き。

畑が目の前に広がる「ファームグランピング」がオープン

2018年5月7日(月) 配信 

コンテナグランピング

体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ(茨城県行方市)」に5月2日(水)、“FARMGLAMPING なめがたファーマーズヴィレッジのファームグランピング”が新たにオープンした。運営は白ハト食品工業(永尾俊一社長、大阪府守口市)が行う。

 コンテナスタイルのグランピング施設前には広大な畑が広がる。その場で収穫をして、新鮮な採れたて野菜をサラダにしたり、バーベキューなどで味わうことができる。「畑が目の前にあるからこそ究極に新鮮な状態で、“野菜を生きたまま”楽しめる。『畑』×『グランピング』がコラボレーションしたからこそ実現した、贅沢な体験」(同社)と自信をみせる。

畑の前のグランピング

 施設には冷暖房やWi-Fi、冷蔵庫などを完備。プロダクトはsnow peak製であるなどアイテムのデザインにもこだわった。このほか、アメニティとしてハミガキセットやシャンプー、タオル、ドライヤーなどをそろえ、アウトドア初心者でも挑戦しやすい充実した施設・サービスを提供する。

 朝、昼は農業体験をして、夜は星空観賞ができる。オプションでsnow peakのBluetooth(R)スピーカーを貸し出している。大自然と満天の星空の下、自分の好きな音楽を流しながら旅の疲れを癒してくれる。

※Bluetooth(R)スピーカーはVIPラウンジコート利用者のみ貸出可能

所在地:なめがたファーマーズヴィレッジ(〒311-3880 茨城県行方市宇崎1561)

「味のある街」「アップル&ローゼスタルト」――アップル&ローゼス(長野県安曇野市)

2018年5月6日(日)配信 

アップル&ローゼスタルトSサイズ3個入り1944円(税込)▽アップル&ローゼス▽長野県安曇野市穂高有明8150―1▽電話:0263(31)0655。

 

 

 アップル&ローゼスは長野県安曇野市の安曇野アートヒルズミュージアムの敷地内にある。エミール・ガレ美術館や吹きガラス工房などがあるこの場所で、カフェを併設する店内は、おしゃれで上質感に満ち、目前に異空間が出現したかのようだ。

 さまざまな菓子が並ぶが、看板商品は店名を冠した「アップル&ローゼスタルト」。リンゴのスライスが、バラの花が咲いたような形になっていて、かわいらしく華やかなタルトだ。さくさくとした生地と、リンゴの酸味と甘味が絶妙なハーモニーを奏でる。2017年には第27回全国菓子大博覧会で、最高賞である名誉総裁賞を受賞した。

 使われているのは長野県産のリンゴ。時期によって、紅玉、ピンクレディーなどの品種を使い分けている。「同じ地域でも、作り手や土壌によってリンゴの味は変わります。それぞれの特徴に合わせて、例えば傷みやすいものはピューレにするなど、使い分けています」と代表取締役の呉羽英樹さんは話す。表皮が美しい生食用のAクラスのリンゴのみを使用しており、赤やピンクの色は皮から出した自然な色だ。花びらは1枚ずつ手作業で、ピンセットで開く。

 呉羽さんは長野県小布施町出身。家の周りにはリンゴ畑があり、母親はよくアップルパイを焼いてくれた。その後は東京に出てデザインや写真、店舗開発などの仕事をしていた。仕事でアジアに行くと、見かけるリンゴは青森産ばかり。長野のおいしいリンゴを紹介したいと、最初は青果の販売を考えたが、なかなか条件が整わない。それなら加工品。それもかわいい、目を引くお菓子にしたらどうかと呉羽さんは考えた。バラの形のタルトは米国の家庭などでも作られているものだが、それをプロの技術を使った本格的な菓子として商品化した。

 「お菓子の『花』で、誰かの大切な人への思いを形にしたいという思いも、開発の一つのきっかけです」。  

 15年に店を始め、今では期間限定で全国の百貨店に出店する人気だ。インターネットからも注文でき、タルトは冷凍で配送してくれる。

(トラベルキャスター)

コラムニスト紹介

トラベルキャスター 津田令子氏

社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

「登録有形文化財 浪漫の宿めぐり(85)」(山梨県・身延町)大市館裕貴屋≪歴史の湯治場に残る明治初期のロマン建築≫

2018年5月5日(土)配信 

客室の外に手すりを付けた湯屋風の建築。白壁の花頭窓が変化をつける

 開湯1200年余といわれ、「信玄の隠し湯」の名もある下部温泉で、1875(明治8)年に創業した。湯治宿が多いなかで、やや高級な宿として営業していたようである。それは政治家の後藤新平が湯治に来たことでも想像がつく。富士急行の創業者で衆議院議員の堀内良平に紹介されたものだった。後藤新平の書いた「洗心山房」という書は、今も館内に掲げられている。

 旅館は2回の代替わりを経て、現在は事業家の名取尚久氏が経営をしている。名取さんはこの宿の常連客だったが、古いものを好み、温泉だけでなく建物にも惚れこんで入手したのだ。蔵に眠っていた古文書や古写真、古いレコードなどが館内に多く展示されているのは、その現れに他ならない。従業員は作務衣姿だが、「私もはかま姿になって帳場でそろばんをはじくことがあります」。支配人の山本真樹さんは言う。

 建物は木造3階建て。下部川に臨む堂々とした建物である。建築は1936(昭和11)年だが、近年に館内を大きく改装した。一部の客室に水洗トイレを設置し、2室を1室にしてベッドのある和洋室を設けるなど、時代に合わせた改装だった。客室は2階と3階に6室ずつあり、全12室。全館が有形文化財に登録されている。

 すべての客室のなかで、もっとも従来の造りが残されているのは3階のあおいの間だ。三階菱のデザインが施された入り口の扉を開けると、石畳の玄関風となり、天井は四方竹の吹寄せ。9畳の次の間を経て10畳の本間は一間幅の板床に太い竹の床柱が立つ。違い棚も一間の幅で、組子の書院障子と天井を網代に組んだ付書院がある。しゃれた造りをいくつも施した数寄屋造りだ。

 隣室のききょうの間も石畳の玄関を設け、12畳の本間には幅一間の床の間がある。床柱に面皮柱や節の残る出節柱を使って飾り、床脇の天袋は金箔押しの引き戸といわれる。天井の棹は本間が彫りの深い猿頬面で、次の間は桜の皮付き細丸太。広縁には四方竹を用いて変化をつけている。こだわりの多い施主だったのだろう。

 畳敷きにベッドを置いたかたくりの間にも床の間を残し、和洋室のあかねの間も舟底天井のまま。ひとりしずかの間には舟底天井のほかヨシを貼った天井などがある。改装後も館内には各所に古さが残るのだ。廊下は石畳や縁の無い台湾畳を敷くなどして和風を演出。壁に開けられた楕円形の下地窓が古風なイメージを引き立てる。

 現在の宿泊客は湯治よりも観光客が中心である。60歳以上が70%を占めるが、40歳以下の若年層も多い。みな宿の名物である低温の洞窟風呂に長湯して、地場の川魚に舌鼓を打つ。そして「建物の古風な造りが興味深い」「古い陳列物が面白い」との感想。館主の思いが届いているようだ。

 

コラムニスト紹介

旅のルポライター 土井 正和氏

旅のルポライター。全国各地を取材し、フリーで旅の雑誌や新聞、旅行図書などに執筆活動をする。温泉、町並み、食べもの、山歩きといった旅全般を紹介するが、とくに現代日本を作る力となった「近代化遺産」や、それらを保全した「登録有形文化財」に関心が強い。著書に「温泉名山1日トレッキング」ほか。

「もてなし名脇役 18」抹茶体験をお土産に 茶禅一服カード

2018年5月4日(金) 配信

抹茶スティックと、組み立て式茶筅のセット

 抹茶のスイーツや土産が訪日外国人に人気――。そんな話題を時々見聞きすることがあります。宿泊施設では来館時の呈茶にとどまらず、茶道体験の提供を始めたホテルもあるほど。今回は手軽に抹茶を点てられるカード式の茶道キット「茶禅(ちゃぜん)一服カード」を紹介します。

 抹茶スティックと組み立て式の茶筅(ちゃせん)がセットになった商品です。お湯とカップさえあれば、どこでも手軽に抹茶を点てることができます。パッケージは帯締めをした着物をデザインしたものが2種類。開いた内側は畳のあしらいで、目の前に小さな茶室が広がります。メッセージカードと封筒が付いているので、日本文化を土産として持ち帰ってもらうにもおすすめです。

 開発元の茶禅は、東京・銀座で体験型の茶室を構え、茶道や日本文化の体験プログラムを提供しています。パッケージのデザインから美味しい抹茶の選定まで、主宰者で茶道家の竹田理絵さんがプロデュースしました。

 問い合わせ=電話:03(6264)0690。

http://www.chazen-co.jp/

〈観光最前線〉星空保護区に国内初認定

2018年5月3日(火) 配信

満天の星が広がる八重山
(写真提供=星空ツーリズム株式会社)

 沖縄県の石垣島北部地域(石垣市)と竹富町全域にまたがる西表石垣国立公園がこのほど、世界の天文学者らでつくるNPO団体「国際ダークスカイ協会(IDA、米国アリゾナ州)」から、国内初となる「星空保護区」に暫定認定された。

 IDAが2001年に始めた制度で世界96番目の認定となったが、一部街灯が基準を満たさず暫定処置となった。地元では街灯などを改善し5年以内に本認定を目指す。

 同公園は陸域面積約4万653ヘクタールで、88ある星座のうち、84の星座や南十字星を観察できる。とくに南十字星は日本で唯一の鑑賞スポット。石垣市観光交流協会が石垣島天文台と連携した「美ら星マイスター」の育成に取り組むなど、地元では星空を観光資源とした誘客策を加速させている。

【土橋 孝秀】

中央区に女性用のカプセルホテルが開業(MAYU TOKYO WOMAN)

2018年5月2日(水) 配信

MAYU TOKYO WOMANホテル外観

 

宿泊施設の開発や運営を手掛けるチャハル・ホテルズ&リゾーツ(川本栄次社長、東京都新宿区)は4月30日(月)、女性スタッフが運営する女性専用のカプセルホテル「MAYU TOKYO WOMAN」を東京都中央区にオープンした。

 従来のカプセルホテルでの無駄になる行為や音、物を最小限に減らし、快適に過ごせる機能的なホテルを目指す。また、プライベートな空間をできる限り確保し、安全面や寝心地の良さを追求。安心して泊まれる空間を提供できるように、設計段階から熟考した。

アーチをモチーフにした

 

フロアにはアメニティもそろえたほか、ロッカースペースを設置。プライベート空間は2平米。小さな貴重品が保管できる鍵付きの収納を用意した。収納扉は机にもなり、パソコン作業やメイクにも使える。コンセントは2口。

ラウンジスペース

 

 ラウンジスペースはテラスと一体になり、開放感溢れる作り。中央のアートウォールにはヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー浦佐和子さんの作品や定期的に入れ替わるアートが飾らられるという。

 

〝ニューツーリズムの宝庫〟 種子島の着地・滞在型商品

2018年5月2日(水) 配信

種子島宇宙センター

 鹿児島県大隅半島の佐多岬から約40キロ。南東海上に浮かぶ種子島の西之表市で、ホームセンターなど経営するSOMESの旅行部門「SOMES TRAVEL」が、地元の海陸運送業の旅行部門「わかさ旅行センター」と共同で、「種子島の特色ある地域資源を活用した着地型・滞在型ニューツーリズム旅行商品」を開発し、販売を始めた。

 事業は経済産業省の地域資源活用促進法の認定を取得。国の補助を受けて専門ガイドの養成などを行い、商品開発にも取り組む。

 世界自然遺産の屋久島と対照的に、細長く伸びた種子島は、種子島宇宙センターと鉄砲伝来の島で知られるが、豊かな自然や歴史・文化など魅力的な素材があふれ、〝ニューツーリズムの宝庫〟だ。

 島の北部では日本の海水浴場88選「浦田海水浴場」や、最北端の「喜志鹿崎灯台」、「アコウの大樹」、巨大シダの「ヘゴ自生群落」など独特の自然景観が展開する。

 また、島の中心・西之表市は種子島氏の城下町で、かつて鉄砲鍛冶屋が集積。種子島氏の居城・赤尾木城跡や種子島氏の家老屋敷「月窓亭」などが残る。

 南部は鉄砲伝来の門倉岬と種子島宇宙センターに加え、周辺には古代赤米文化の伝承地や、弥生時代から古代の集団墓地「国史跡 広田遺跡」などの歴史が集積する。

 中部では大浦川河口に広がる「種子島マングローブパーク」、東海岸の浜田海水浴場には、島最大級の海蝕洞窟「千座の岩屋」が見られる。

 開発した商品は、産業観光が「宇宙にいちばん近い島満喫プラン」。種子島宇宙センター(施設見学ツアー)や、ロケットを追尾する増田宇宙通信所など宇宙ファンに必見のツアーになっている。

「砂浴」でデトックス効果

 ヘルスツーリズムは「種子島ナチュラルデトックス満喫プラン」。東海岸の熊野海水浴場で「砂浴」を体験。特製ニンジンジュースを飲みながら、約2―4時間、首まで砂に埋まることで、デトックス効果が得られ、快眠、つるつる肌につながるという。体験料、送迎、温泉入浴がセットされる。

 歴史観光は種子島氏の城下町散策。島内には125の神社もあり、パワースポット巡りも設定される。

マングローブ林でシーカヤック

 エコツーリズムではマングローブ北限自生林での環境学習とシーカヤック体験プラン。ウミガメ産卵やふ化見学プランもある。全島で2千頭以上のウミガメ産卵があるという。グリーンツーリズムでは「安納芋」の収穫や、種子島茶の茶摘み体験も設定する。

 今年度はアニメの聖地巡礼ツアーも予定する。

「大学生観光まちづくりコンテスト2018」エントリー開始

2018年5月2日(水) 配信

「茨城」「北陸」「多摩川」「長崎県国境離島」を学生のアイデアで活性化

JTBが事務局、運営を行う「大学生観光まちづくりコンテスト2018」の運営協議会は、このほど参加大学生チームの募集を開始した。

 同コンテストは、大学生チームが実際に地域を訪れ、指定地域のテーマに基づいて「観光まちづくりプラン」を約2カ月かけて作成し、競い合うもの。8年目を迎える今年は「茨城」「北陸」「多摩川」「長崎県国境離島」の4カ所が対象地域となる。

 9月の本選での最終審査の結果、優秀なプランはJTBグループが自治体と共同で実現化を検討する。

 審査基準は、これまでに実用化されていない資源を活用しているか、地域の課題を明確に分析し、論理的に企画を構成しているかなどで、実現可能なプランを作成する必要がある。

 また、優秀作品発表会を9月21日(金)に東京ビックサイトで開かれる「ツーリズムEXPOジャパン」内で実施する。

大学生観光まちづくりコンテスト2018」概要

【主催】 大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会
◆実行委員会
長田 進 (慶應義塾大学 経済学部 教授)
歌代 豊  (明治大学 経営学部 教授)
香取 幸一(玉川大学 観光学部 教授)
宮崎 里司 (早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授)
 
<茨城ステージ運営委員>
馬渡 剛(茨城大学 人文社会科学部 教授)

<北陸ステージ運営委員>
江川 誠一(福井県立大学 地域経済研究所 講師)
髙山 純一(金沢大学 理工研究域環境デザイン学系長・学類長 教授)
長尾 治明(富山国際大学 現代社会学部 教授)
村上 雅巳(跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部 准教授)

<多摩川ステージ運営委員>
堀 繁(前 東京大学 アジア生物資源環境研究センター センター長)
保井 美樹(法政大学 現代福祉学部 教授)

<長崎国境離島ステージ運営委員>
赤石 孝次(長崎大学 副学長、経済学部 教授)
原 哲弘  (長崎国際大学 人間社会学部 准教授)

◆運営協議会事務局
株式会社JTB総合研究所、株式会社三菱総合研究所
※事務局窓口 株式会社JTBコミュニケーションデザイン

【特別協力】
茨城県、北陸経済連合会、北陸イメージアップ推進会議、公益財団法人河川財団、長崎県

【協力】
国土交通省関東地方整備局 京浜河川事務所

 【後援】
関係府省(申請中):観光庁、文部科学省、総務省、経済産業省
関係団体:とやま観光推進機構、石川県観光連盟、福井県観光連盟、北陸広域観光推進協議会、日本観光振興協会、日本旅行業協会

【協賛】
株式会社リビタ、株式会社長崎新聞社、九州商船株式会社

【運営】
株式会社JTB 水戸支店、JTB金沢支店、JTB甲府支店、JTB長崎支店

【開催ステージ(対象地域・テーマ)】
● 茨城ステージ
対象地域:茨城県全域
テーマ :魅力度最下位脱出に向けた「観光まちづくり」

● 北陸ステージ
対象地域:富山、石川、福井 ※2県以上の2市町村以上対象とすること。
テーマ :
①北陸の文化振興を促す「観光まちづくり」
②北陸ならではの資源を活かした「観光まちづくり」※①~②のいずれかを選択

● 多摩川ステージ
対象地域:多摩川沿川自治体
テーマ :多摩川の資源を活かした「観光まちづくり」

● 長崎県国境離島ステージ
対象地域:対馬市・壱岐市・五島市・小値賀町・新上五島町
テーマ :
①「しま」ならではの「観光まちづくり」
② 島がうるおう「観光まちづくり」※①~②のいずれかを選択

【表彰】
● 各ステージで、観光庁長官賞受賞(1チーム)、優秀賞(2チーム)、審査員特別賞を設定。
● 優秀なプランについては、JTBグループや自治体及び地域企業等が、商品化やプロジェクト化を検討。
● 優秀なチームには企業や地域等での特別ワークショップ等検討。
● 各ステージの観光庁長官賞受賞チームへ、優秀作品発表会(ツーリズムEXPOジャパン内)でプレゼンの機会を提供。

【スケジュール】
● 募集期間:4月26日(木)午前10時 ~ 6月14日(木)午後5時まで

● プラン提出締め切り:8月21日(火)午後5時まで

● 本    選

茨城ステージ:9月5日 (水) 茨城県庁講堂
長崎県国境離島ステージ:9月7日(金)  長崎ブリックホール 国際会議場
北陸ステージ:9月11日 (火) 金沢アートホール
多摩川ステージ:9月14日(金) さいたま新都市合庁舎1号館
● 優秀作品発表会:9月21(金)「ツーリズムEXPOジャパン」内にて実施予定

【参加チーム数など】
・茨城、北陸、多摩川、長崎県国境離島ステージ 計250チーム(90大学以上)程度から各10チーム程度を選抜。
・参加は無料(旅費、資料費等は参加者の自己負担)。