バリ島のウォーターマークホテルで伝統舞踊ショー 供え物作り体験も実施 (H.I.S.ホテルHD)

2025年5月8日(木) 配信

伝統舞踊のようす

 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)は6月から運営するインドネシア・バリ島のリゾートホテル「ウォーターマークホテル&スパ バリ ジンバラン」で開業10周年を記念して、バリ島伝統舞踊ショーを開催する。

 ショーはホテル内のレストランW SENSES GRILL DINING & BARで実施。バリ島の伝統舞踊と伝統楽器ガムランの演奏のほか、記念写真撮影会や特別プレートメニューの夕食を用意する。また、8月限定でバリ島のお供え物チャナン作り体験やヨガレッスンなどを行う。

 同ホテルはサンセットを望めるルーフトッププールやレストラン、カフェ、スパ、ジム、キッズクラブ、ギフトショップ、コンビニエンスストアなどを備えている。全143室で、すべての客室にバスタブを設置している。

さんふらわあトラベルが「まる得パック」を販売 神戸-大分を1万円で

2025年5月8日(木) 配信

期間限定のお得なプラン

 さんふらわあトラベル(大西康人社長、大阪府大阪市)はこのほど、Web予約限定の「さんふらわあ まる得セット」を売り出した。片道フェリーと船内夕朝食がついて、神戸-大分航路は大人1人1万円からと手ごろな価格で提供する。

 大阪-志布志航路は大人1人1万4000円。いずれも小学生は半額となる。料金はプライベートベッド相部屋利用のもので、差額を追加することで上等級(個室)も利用できる。乗用車航送料は1台につき1万6000円。

 設定期間は5月12日(月)~22日(木)まで。申し込み期限は出発日の5日前まで。

京都・常徳寺が5月25日までクラファン実施 源義経ゆかりの常盤地蔵を修復へ

2025年5月8日(木) 配信

知足山 常徳寺

 知足山 常徳寺(京都府京都市)は5月25日(日)まで、源義経ゆかりの常盤地蔵を修復するため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募っている。期間中は特別一般公開も実施している。

 常盤地蔵は平安時代に、源義経の母・常盤御前が義経を懐妊中に安産を祈願した地蔵菩薩立像。この仏像には、乱世に翻弄された母の切実な祈りと、生まれてくる我が子への深い愛情が込められているという。同寺は、常盤地蔵が900年以上にわたる信仰の対象であると同時に、日本史上の母子の物語を今に伝える貴重な文化遺産であり、後世に残すことが使命であると考え、プロジェクトを開始した。

 同寺の鶏内泰寛(かいちたいかん)住職は「当寺は、源義経公にゆかりのあるお寺で、地域の皆さまに支えられながら、日々お寺を守っております。今回、年に一度だけ開帳する秘仏『常盤地蔵』の修復を本年6月より行うこととなり、クラウドファンディングに挑戦することになりました。歴史あるお地蔵さまを未来に残していくため、皆さまのお力をお借りできましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けている。

 支援は2000円から100万円まで幅広く受け付けている。5000円では御朱印などのリターンを用意する。

川崎市の「秘密の花園」生田緑地ばら苑が一般開放 5月8~25日まで

2025年5月8日(木) 配信

約3300株のバラが咲き誇る

 神奈川県川崎市多摩区の「生田緑地ばら苑」は5月8日(木)~25日(日)まで、春の一般開放を行っている。地域の人々が「秘密の花園」と呼ぶばら苑は、約800種・約3300株のバラが咲き誇り、満開時の風景は圧巻という。

 ばら苑は小田急線開業30周年記念事業として、1958年に遊園地内に設けられ、当時は「東洋一のばら苑」と称されていた。2002年に向ケ丘遊園の閉園に伴い、ばら苑の存続を求める多くの市民の声に応え、川崎市が運営を引き継いだ。苑は無料で開放しており、約150人のボランティアを中心に管理やバラの手入れを行っている。

 期間中は平日が午前10時~午後4:30まで、土日・祝が午前9時~午後4:30まで開いている。駐車場は約60台で1回1000円。小田急線「向ケ丘遊園駅」からは徒歩約20分、JR南武線「宿河原町駅」からは徒歩約23分。

第12弾は「イリオモテヤマネコ」 JTAオリジナルクラスJヘッドレストカバー

2025年5月8日(木) 配信

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は5月1日(木)から、JTAオリジナルクラスJ座席ヘッドレストカバー第12弾となる「イリオモテヤマネコ」の展開を始めた。同社は搭乗客に「沖縄らしい空の旅」を楽しんでもらいたいと、沖縄の紅型職人や琉球びんがた普及伝承コンソーシアム協力のもと、クラスJ座席で琉球紅型デザインのヘッドレストカバーを使用している。

 今回は、紅型研究所染千花(そめせんか)の知花幸修氏が制作した「イリオモテヤマネコ」を採用。沖縄県・西表島に生息するイリオモテヤマネコやヤエヤマオオコウモリ、サキシマツツジ、ヤエヤマヒルギ、サクラランなど島の多様な動植物をデザインに取り入れている。

 同社はこれまでも、世界自然遺産登録地の1つ、西表島の魅力発信とイリオモテヤマネコのロードキル防止に向け取り組んできたが、今年はイリオモテヤマネコ発見から60周年を迎える節目であることから、改めてより多くの人に関心を持ってもらうことを期待する。

 ヘッドレストカバーは10月31日(金)までの展開で、同期間中は作品と同じデザインのダブルファスナーポーチを機内販売する。

走る茶室で琵琶湖一周、「WEST EXPRES銀河」ツアー(クラブツーリズム×JR西日本×福寿園)

2025年5月8日(木) 配信

茶問屋ストリート(写真提供:福寿園)

 クラブツーリズムは6月7日(土)、西日本旅客鉄道(JR西日本)と福寿園との共同企画により、「走る茶室」と見立てた観光列車「WEST EXPRESS銀河」で琵琶湖一周を特別走行する日帰りツアーを実施する。京都駅を出発して琵琶湖一周の経路を取り、奈良線上狛駅まで走るほか、お茶のテーマパーク「福寿園山城館」でお茶体験を楽しめる。

WEST EXPRESS銀河(写真提供:JR西日本)

 列車内では、着物姿のコンシェルジュによるおもてなしとともに、京都の茶文化に触れる“移動する茶会”の特別な折り詰めとお茶菓子、茶道のお点前を楽しめる。お点前は、京都の非公開寺院などで世界各国のVIPをもてなす茶道家・柿崎潤子さんが担当する。

 福寿園山城館では、玉露の淹れ方体験や石臼での抹茶作り体験など、お茶の魅力を五感で味わうプログラムを用意する。

 旅行代金は2万4800円。

東京メトロと大阪モノレールに島根県がポスター 朝ドラ「ばけばけ」契機に広くPR

2025年5月7日(水) 配信

半蔵門線デザインA

 島根県の観光振興課はこのほど、東京メトロ半蔵門線と大阪モノレールの車内にポスターを掲出した。2025年秋から放送予定の連続テレビ小説「ばけばけ」を契機に、ドラマのモデルである小泉八雲・セツ夫妻と2人が巡った思い出の地、島根を広くPRするのが狙い。

 半蔵門線での掲出期間は26年2月23日まで。まど上ポスター2デザイン各20枚・計40枚を用意し、1車両に1枚掲出している。

 大阪モノレールでの掲出は26年3月31日まで。まど上ポスター1デザインで、計84枚、1車両に1枚を用意した。

NAAと千葉県、機能強化などの愛称を募集 5月23日まで誰でも応募可

2025年5月7日(水) 配信

 成田国際空港(NAA)と千葉県は5月23日(金)まで、第3滑走路新設の機能強化や既存ターミナルを統合するワンターミナル化など、複数のビッグプロジェクトを総称する愛称を募集している。

 名称は意味や理由が明確であることや、成田空港ならではの視点を取り入れること、ほかの団体の取り組みと重複しないことが条件。応募は関心があれば誰でも可能で、NAAのホームページで受け付けている。1人1点までで、著作権や商標権などはNAAに帰属する。

 応募内容をもとに、NAAと千葉県で候補の絞り込みを行い、有識者を含む選定委員会で案を選定したうえで、国や千葉県、空港周辺9市町、NAAで構成される成田空港に関する四者協議会で決定する。発表は、2025年6~7月ごろを予定している。

 名称の候補に選ばれた人のうち抽選で10人に成田空港に関連した景品がプレゼントされる。

カラフルな熱帯魚とデジタルフラワーがコラボ 都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」で6月29日(日)まで

2025年5月7日(水) 配信

入口を入るとアジサイやバラ、アネモネなどに彩られた花のアーチがある

 東京・品川駅から徒歩約2分の所にある都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」で、2025年6月29日(日)までカラフルな熱帯魚とデジタルフラワーがコラボする“海のガーデン”を表現した「NAKED FLOWER AQUARIUM-Blue Blossom-」が開催されている。

 館内に入ると正面に花のアーチが描かれ、中央の水槽に「ハタタテダイ」「スミレナガハナダイ」が泳ぎ、涼やかな世界が出迎えてくれる。

 22台のプロジェクターで晴から雨の光景を映したり、床一面に花カラフルな花々が広がるなか、初夏の色合いにちなんだ魚が泳ぐ「Shiny Rain Garden」や同じエリアには水底にスカイブルーのインテリアフラワーが敷き詰められ、そこを「デバスズメダイ」などが泳ぎ、まるで“ネモフィラの畑”をイメージした「シンボリック水槽」もある。

「Flower Color Gallery」は、天井や壁面は花びら舞う水中を表現、水槽と交互に並ぶショーケースは色鮮やかなフラワーアートが飾られ、7つの水槽には初夏の花の”カラー“にちなんだ魚が泳いでいる。「Jellyfish Ramble」は、8つの水槽に「ミズクラゲ」をはじめ、7~8種のクラゲが優雅に泳いでいる。

 大人気の「ドルフィンパフォーマンス」の今回のテーマは、「Dolphin Weather Live!」で、変わりやすい初夏の空模様を“天気予報”に仕立てたパフォーマンスで、ピアノの楽曲に合わせてイルカたちがジャンプを繰り返す“快晴”から始まり、水中ダンスの”雨降り“のシーンになり、ラストはアクアパークの”LIVE“の天気に合わせたパフォーマンスになる。

 このほかMCがなく、「水(噴水・ウォーターカーテン)」「光(ムービングライト)・水中照明」「映像(プロジェクションマッピング)」「音(12・1chサラウンド)」など最先端のテクノロジーを駆使した「Beauty of Flower」という夜のショーが午後7時から行われ、これまた人気を呼んでいる。

旅行ライター&エティター 三堀 裕雄

日本の宿古窯、さくらんぼ農業体験付の宿泊プランを企画 「猫の手マッチング」で地域課題に貢献

2025年5月7日(水) 配信

さくらんぼ農園で農業体験

 旅館古窯(佐藤太一代表取締役専務、山形県上山市)が運営する、かみのやま温泉の日本の宿古窯は5月10日(土)から、さくらんぼ農園の手伝いをする宿泊プラン「猫の手マッチング旅プラン」を売り出す。フルーツ王国・山形の農園が抱える人手不足の課題に対し、地域でのユニークな体験を求める旅行者をマッチング。農業体験と地域貢献を同時に実現する新しい旅のカタチを提案する。

 山形県はさくらんぼやぶどう、ラ・フランスなど全国に誇るフルーツの一大産地だが、農業従事者の高齢化や後継者不足で、とくにさくらんぼのような収穫時期が短く、繊細な作業が求められる作物は慢性的な人手不足が深刻だという。

 他方、近年は旅行者のニーズが多様化し、地域ならではの体験やつながりを求める傾向が強まっている。そこで、同宿は地域が抱える課題に対し、「山形独自の体験をしたい」という旅行者と「猫の手も借りたい」という農園をマッチングすることで解決できるのではないかと考え、今回のプランを企画した。「双方にとってメリットのある、地域貢献型の新しい旅のカタチを提案する」(同宿)。

 同プラン利用者は、日本の宿古窯に宿泊し、提携農園で約2時間、さくらんぼ収穫や箱詰めなどの農作業に協力する。体験後には、農園で採れたフルーツを使ったパフェのプレゼントもある。同宿は「地域体験に興味がある」「農業体験をしてみたい」「思い出に残るユニークな旅がしたい」という旅行者にピッタリのプランとアピールしている。

 期間は5月10日(土)~7月6日(日)宿泊まで。1日5組限定、大人のみ。

 今後はほかのフルーツの収穫時期にも同様のプランを展開していく予定で、年間を通じて山形の農業を応援し、地域と旅行者をつなぐ取り組みを継続していくという。