2025年6月21日(土) 配信

国土交通省は6月21日付の人事異動を発令した。
大臣官房付(首都高速道路執行役員)垣下禎裕
総合政策局付・休職〈運輸総合研究所主任研究員〉(成田国際空港常勤監査役)榎本通也
2025年6月21日(土) 配信

国土交通省は6月21日付の人事異動を発令した。
大臣官房付(首都高速道路執行役員)垣下禎裕
総合政策局付・休職〈運輸総合研究所主任研究員〉(成田国際空港常勤監査役)榎本通也
2025年6月21日(土) 配信

東京都と東京観光財団はこのほど、観光の仕事のやりがいや魅力を伝えるための「観光産業の魅力向上応援事業」を開始、公式サイトを公開した。職場見学・就業体験などのイベントも開催していく。
観光産業の魅力発信サイト「観光産業の未来を創るのは私たちだ! TOUCH! the Future」は観光業界で働く人へのインタビューや、就業体験・イベントの告知などを掲載する。
また、職場見学プログラムの第1弾として、7月25日(金)に豊洲で人気の観光・飲食施設を見学する企画を用意した。観光の仕事に関心のある学生や求職者などへ参加を呼び掛けている。見学する施設は「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」「海鮮バイキングいろは」。定員は10人で、応募者多数の場合は抽選となる。募集期間は7月10日(木)午後5時まで。詳細は公式サイトから。
今後、第2弾・第3弾とプログラムの開催を予定しているという。
2025年6月20日(金) 配信

国土交通省は6月20日付の人事異動を発令した。
辞職(6月19日付)首都高速道路執行役員(総合政策局公共事業企画調整課長)池口正晃
総合政策局公共事業企画調整課長(大臣官房参事官〈イノベーション担当〉)森下博之
大臣官房参事官〈イノベーション担当〉(北陸地方整備局企画部長)信太啓貴
北陸地方整備局企画部長(九州地方整備局河川部長)加藤智博
九州地方整備局河川部長(水管理・国土保全局治水課事業監理室長)大野良徳
水管理・国土保全局治水課事業監理室長(水管理・国土保全局河川環境課流水企画室長)里村真吾
水管理・国土保全局河川環境課流水企画室長(熊本県土木部総括審議員兼河川港湾局長)村山英俊
2025年6月20日(金) 配信
南荘一郎理事長、塚本こなみ氏、丸山侑佑校長(6月18日、東京・渋谷で記者会見).jpg)
八ヶ岳農業大学校(理事長=南壮一郎・ビジョナル社長、長野県・原村)は約10㌶の花畑「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」を6月14日(土)にプレオープンし、今期中(9月28日まで)は入園無料で一般公開する。
南理事長は「世界に誇る八ヶ岳で『農業×観光(アグリツーリズム)』をテーマに、新たな価値を生み出したい」と意気込み、「2~3年後には年間来場者30万人を目指す」考えを示した。
八ヶ岳を背景にした広大な花畑には、ジニアやサルビアなど色とりどりの花々を約100万株準備している。7月にはワイルドフラワーやネモフィラ、ジニア、8~9月にはサルビアが見ごろを迎える。また7~9月には、1列ずつ異なる品種の花が31列のストライプに咲く「カラーズ」も目玉の1つだ。

同プロジェクトのプロデューサーには、「あしかがフラワーパーク」(栃木県)の来場者数を年間100万人超に、「はままつフラワーパーク」(静岡県)の来場者数を年間77万人超に急成長させた塚本こなみ氏が就任。ガーデンデザイナーには、「中之条ガーデンズ」(群馬県)や「代々木公園TPGA」(東京都)など、数々のガーデンデザインを30年以上手掛けてきた吉谷桂子氏が務める。
5月末から6月初旬に実施したジニアとカラーズ40万株の苗植えには、地元を中心に、延べ約250人のボランティアが参加した。南理事長は「地域の方々をはじめ、多くの皆様とともに花畑を育んでいきたい」と話す。
直売所では、花畑には同校の生乳100%の牛乳を使用したソフトクリームやアイスクリーム、ドリンクに加え、平飼いのニワトリが産んだ卵、同校の実習生が育てた高原野菜、特別農法の糖度約10度のトマト、通常の約10倍の時間をかけて燻製したベーコンなどを販売する。
同校の丸山侑佑校長は「標高1300㍍の冷涼な八ヶ岳エリアでは、ゴールデンウイークごろに桜が咲く。外国人旅行者にもアピールできる」と語った。
さらに、丸山氏は全国50カ所以上のフラワーパークを分析。「花で人を呼んでいるのではなく、人が動く時期に花を咲かせている」という明確な法則を導き出した。「GWや夏休みに開花する品種の選定や、勝負の7~9月に開花させる生育の実験を繰り返している」と述べた。
塚本こなみ氏は「一品の時代は終わった」と語る。「河津桜の足元には黄色の菜の花がある。はままつフラワーパークも桜があるが、何かが足りない。そこで日本庭園の中にチューリップ50万球を植えた」と説明。「世界一が大好き。花の虹の重なりなど、八ヶ岳で森の中に囲まれた世界一美しい花畑を作りたい」と力を込めた。
2025年6月20日(金)配信

観光庁の秡川直也長官は6月18日(水)に開いた会見で、2023年の訪日高付加価値旅行市場が消費額・旅行者数ともに大幅に増加した調査結果に触れ、宿泊施設を核とした面的な取り組みを支援した成果とし、今後も継続する意向を示した。一方、海外旅行の需要喚起に向けて、現在策定を進める新たな観光立国推進基本計画に、日本旅行業協会(JATA)からの提案も盛り込む方針を述べた。
日本政府観光局(JNTO)が同月11日(水)に発表した23年の訪日高付加価値旅行市場の調査結果によると、23年の訪日高付加価値旅行者の消費額が約1兆円に達し、19年比で50.6%増と大幅に増加した。旅行者数も59万人の19年比で83.2%増と著しい伸びをみせた。
観光庁では、インバウンド(訪日外国人旅行)における消費単価が高い傾向にある高付加価値旅行者の地方誘客を促進するため、総合的な施策を集中的に講じるモデル観光地として、14地域を選定している。秡川長官は「モデル観光地に旅行会社を招き、魅力的なコンテンツづくりや販路づくり、プロモーション、体験コンテンツ造成など、宿泊施設を核とした面的な取り組みを支援している。そうした取り組みの成果が表れている」と述べ、今後も取り組みを継続する意向を示した。
高付加価値なインバウンド観光地づくりの推進は、6月13日(金)に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025」(骨太の方針)にも明記されている。骨太の方針について、秡川長官は「地方誘客の促進、持続可能な観光地づくり、国内交流の拡大など、観光庁が3つの柱を掲げて取り組んでいる具体的なものが記載されている。新たな観光立国推進基本計画の策定も盛り込まれており、具体的な施策も含めてしっかり進めていきたい」と話した。
海外旅行の動向について、JATAと今年3月に発出された「もっと! 海外へ宣言」や、このプロモーション施策にアーティスト・俳優の岩田剛典さんの起用を紹介。海外旅行の需要喚起に向けた取り組みとして、夏休み時期の需要回復に期待を寄せた。また、現在策定に向けて議論している新たな観光立国推進基本計画には、JATAからの提案も盛り込む方針だ。
そのほか、訪日クルーズ船について聞かれ、24年の訪日クルーズ旅客数が前年比約4倍の143万8000人と大幅に伸び、コロナ前ピーク水準(17年)の約60%まで回復していると答えた。観光庁ではJNTOを通じて、世界最大級のクルーズ見本市への出展や、クルーズ販売旅行会社を対象とするセミナーなどを実施している。秡川長官は「拡大の余地がまだある。引き続き取り組んでいきたい」と力を込めた。
なお、昨年7月に観光庁長官に就任してからの1年間の振り返りを問われ、観光について「これだけ好調な状態が続いている年はない」と語った。03年にビジット・ジャパン事業が開始して20年以上が経ち、継続的な取り組みの成果が出ていると示した一方で、3大都市圏に集中するインバウンドの地方誘客や、宿泊産業を中心に人材不足などを継続して解決していきたい考えを示した。
2025年6月20日(金) 配信

エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)はこのほど、松岡修造さんとアメリカ・ニューヨーク市内観光と懇親会がついた全米オープンテニス観戦ツアーを売り出した。
テニス世界四大大会の1つ全米オープンテニス選手権は2025年8月24日(日)~9月7日(日)、ニューヨークで開催。松岡さんは、現役時代の1988年に出場した全米オープンで、自身初となるグランドスラムシングルスで勝利している。
同ツアーでは、懇親会で現役時代から現在のまでのエピソードを交えながらの食事を共にし、松岡さんとの写真撮影やサイン会を予定している。全米オープンテニスのはアーサーアッシュスタジアムの3階上段にあるアッパープロムナード席で観戦する。
出発日は8月22日(金)。2人1室利用時の旅行代金は74万8000円~88万8000円(燃油サーチャージ込)。発着地は成田空港または羽田空港となっている。
松岡さんは「今、世界で最もエキサイティングなテニスの魅力を、皆さんに全力でお伝えします。試合はもちろん、この街の鼓動、選手の想い、テニスが生み出す本当の力を感じてほしいです。心が躍る体験を、僕と一緒に解き放ちましょう。さあ、全米オープンテニスを感じに、ニューヨークへ!」とコメントしている。
2025年6月20日(金) 配信

ぐんまフラワーパーク(群馬県前橋市)は10月10日(金)に「Gunma Flower Park +(ぐんまフラワーパークプラス)」としてリニューアルオープンする。1992年に開業した同園は、2023年から休園して改装を進めている。運営は、青山フラワーマーケットなどを手掛けるパーク・コーポレーション(井上英明社長、東京都港区)を代表団体とする共同事業体「ぐんまフラワーパークJV」が担う。
ぐんまフラワーパークVJは青山フラワーマーケットで培ったノウハウを生かし、花を「見る」だけではなく、花や自然を使った「あそび」を提供。花や自然に囲まれた空間でのアクティビティや、食体験、ショッピングなどを通じて新たな楽しみ方を提案していく。
東京ドーム約4個分に敷地に、5つの飲食施設、2つのアクティビティスタジオ、2つのマーケットを設置。メインフラワーガーデンをはじめとした「HANA」エリアやローズガーデンや池が特徴の「MINAMO」エリア、日本庭園などの「TEIEN」エリア、子供の遊び場などがある「HARAPPA」エリアで構成する。
メインアクティビティの1つは花摘み。季節ごとに園内に咲く花を摘んで持ち帰ることができる。また、ブーケ作りレッスンやアロマづくり、小さな子供と楽しめるアクティビティも用意する。
園内はペットの同伴入園も可能。一緒に散歩したり、テラス席で食事をしたり、ペットとも楽しいひと時を過ごせる。
2025年6月20日(金) 配信

長野県・山ノ内町は、森林資源の利活用と地域の魅力発信を目的とした新たなまちづくりとして「山ノ内町のかおり=シティフレグランス」開発プロジェクトを展開している。このほど、「山ノ内のかおり」が完成し、7月10日(木)に「志賀高原ロマン美術館」で完成発表会を開く。
同プロジェクトは、2024年10月に締結した包括連携協定(山ノ内町・エステー・瑞穂木材・北信州森林組合)に基づき、山ノ内町の自然の豊かさや魅力を“かおり”を通じて全国、世界へ発信し、町の賑わい創出・活性化を目指すもの。さまざまな試行錯誤や町民投票を経て「山ノ内のかおり」が完成した。黒川紀章氏により「自然との共生」をテーマに設計された「志賀高原ロマン美術館」を会場に、7月10日にこの香りが披露される。
内容は協定4者代表によるあいさつ、取り組み・開発背景の説明(プロジェクトメンバーによる開発エピソードなど)、シティフレグランスの発表、今後の展開(地域ブランド・産業化に向けて)、記念撮影、質疑応答を予定。
さらに、山ノ内町ならではの自然のめぐり、豊かさを五感で堪能できる企画を同時開催する。1日限りの香り×音×光で「かおりに浸かる」体験は、プロジェクションマッピングを用いた特別な空間演出が楽しめる。
香りをより身近に感じるワークショップでは、各企業の担当者による香りや木材の解説を聞きながら、シティフレグランスのさまざまな楽しみ方を学ぶ。ワークショップは「エステーによるアロマスプレーづくり」と「瑞穂木材によるアロマウッドづくり」の2つ。いずれも要事前申し込み、各回定員15人。各ワークショップは2回ずつ開催する。
問い合わせ=山ノ内町役場 未来創造課 ☎0269(33)3113。
2025年6月19日(木) 配信

阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)はこのほど、2025年10月に神戸空港と台北(桃園)空港間を往復運航するスカイマークのチャーター便を利用した「雅な台湾縦断4日間の旅」を売り出した。
神戸空港は、今年の4月に国際チャーター便の運航が開始されて以来、今後の国際線需要増への期待が高まっている。今回のチャーター便は、日系航空会社としては初の神戸空港と台湾桃園国際空港を結ぶ国際線チャーターで、出発日は10月4日(土)~7日(火)の4日間、計4往復を運航する。
今回のツアーは、海鮮料理や点心料理などの名物料理を味わいながら、台北・十分・九ふん・日月潭・台南・高雄など台湾の人気の観光地を縦断する。高雄までバスで周遊したあと、台北へは台湾高速鉄道で移動する効率的な行程で、同社基準で全都市スーパーデラックスクラスのホテルに宿泊するという。日本語現地係員が行程1日目空港到着から4日目空港出発まで同行するため、安心して参加できるのがポイント。
飛行機は神戸空港を午前9時25 分に出発し、復路は神戸空港午後4時45分に到着する。台湾での滞在時間が十分に取れるため、台北から台湾の複数都市を周遊する商品企画が実現した。同社は「神戸空港近辺エリアや神戸以西の居住者にとって利便性の高い国際便」とアピールしている。旅行代金は2人1室利用時、1人15万円から。
2025年6月19日(木)配信

国際観光施設協会(鈴木裕会長、237会員)は6月16日(月)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で2025年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、5期10年にわたり会長を務めた鈴木氏が相談役名誉会長に退き、浅野一行副会長(スターツ総合研究所理事)が新会長に就任した。

鈴木会長は冒頭、観光の本質であるホスピタリティに立ち返り、協会の行動理念に「もの」「社会」「自然」への3つのホスピタリティを定めるなど、会長職のこれまでの活動を振り返った。日本人の国内旅行者やインバウンドの勢いが増していることを指摘したうえで、「それに伴うような活動を今後も進めてほしい」とエールを送った。
さらに、鈴木会長は同協会の観光DXに向けた作業がこれから活発化していくと述べ、同作業に対して「まだ志半ば。名誉会長として“アクティブ名誉会長”と勝手に名づけ、観光DXを応援していきたい」と語った。
来賓の観光庁観光産業課の羽矢憲史課長は、コロナ禍により顕在化した問題の解決に向けて「重要なのは競争力の高い施設づくり、環境に十分配慮された施設づくり、ホスピタリティに溢れる施設づくりである。そうした施設づくりの面は、観光立国の実現に不可欠」との考えを述べ、今後の協会に期待を寄せた。
25年度は、観光に係る技術による観光交流空間の課題解決、国際競争力の高い魅力的な観光施設や観光交流空間の創造、横断的領域での活動の3つの軸を中心に活動をはかる。

最後に、今総会をもって退任する鈴木前会長と立石博巳前常務理事に感謝状が授与された。
総会後は建築家の藤本壮介氏によるセミナーが開かれ、「大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを務めるなど、現在注目される日本の建築家の一人として、「自然と建築のあいだ」と題した講演を行った。
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