「ななつ星」24年4ー8月分販売開始へ 霧島コースなど15本対象 JR九州

2023年10月5日(木) 配信

九州の自然、食、文化、人情などが味わえる

 九州旅客鉄道(JR九州、古宮洋二社長、福岡県福岡市)は10月15日(土)、クルーズトレイン「ななつ星in九州」の2024年4―8月出発分の販売受付を開始する。

 同社が企画実施する15本が対象で、11月14日(火)まで専用ウェブサイトで受け付ける。申し込みが定員を超える場合は、抽選で参加者を決定する。

 15本の内訳は3泊4日の霧島コース8本、1泊2日の九州周遊7本。霧島コースでは2日目の昼食に、「マナーハウス島津重富荘」(鹿児島県鹿児島市)での薩摩フレンチのランチを新たに加える。

 旅行代金は霧島コースが2人1室利用で1人125万円から。九州周遊は同65万円から。

 なお、「ななつ星」は10月15日、運行開始から10周年を迎える。同社は前日14日(土)に、博多駅で記念出発式を開く。ホームの一部を「ななつ星」仕様の特別装飾を施し、博多駅長が出発合図を行う。

愛犬と一緒に露天風呂楽しむ フォレストヒルズ那須、バレルサウナ付の客室新設

2023年10月5日(木) 配信

新客室の露天風呂

 栃木県・那須高原の「森の中の高原リゾート with Dogs ホテル『フォレストヒルズ那須』」はこのほど、愛犬と一緒に露天風呂が楽しめるプレミアムヴィラ「露天風呂+バレルサウナ付き客室」をオープンした。

  新客室は2階建て1棟貸しのヴィラで、隠れ家のようなプライベートテラスを完備。テラスには天然温泉の露天風呂やバレルサウナ、プライベートBBQスペース、ソファースペースを設けている。

 室内はキャンプ気分が味わえる屋内テントを設置したリビングがあり、家具や照明にもこだわった。寝具は米国・サータ社製のベッドを採用した。食事は期間限定のBBQや、部屋食で楽しめる「牛しゃぶ」、レストランでの旬の食材を使った地産地消の欧風料理など、趣向に合わせて選べる。レストランも愛犬同伴で利用可。

 ペット用の備品も充実しているほか、施設内には那須最大級の天然芝ドッグランやグッズショップなどもあり、愛犬との旅を安心して楽しめるという。  

豊岡観光イノベーション、ふるさと納税返礼品「豊岡旅幸券」造成 市への寄附増加や誘客はかる

2023年10月5日(木) 配信

豊岡旅幸券。市内の宿泊施設や飲食店など183店で利用できる

 豊岡観光イノベーション(関貫久仁郎理事長、兵庫県豊岡市)はこのほど、豊岡市から委託を受けて、ふるさと納税の新たな返礼品「豊岡旅幸券」を造成した。豊岡市のふるさと応援寄附金額を増加させるほか、誘客と市内周遊を促す。

 同返礼品は、豊岡市への返礼品として、寄附金額の30%相当額の旅幸券を発送する。寄附者は豊岡市を訪れた際、市内の宿泊施設や飲食店、観光施設など183店で商品券として利用することができる。寄附金額は1万円以上。1万円単位で受け付けている。有効期間は発行から3年間。

 額面は1000円券と1万円券の2種類を寄附金額に応じて発送する。券面には、豊岡への旅行のイメージを膨らませるストーリーを載せた。申し込みは、豊岡市のふるさと納税特設サイトのほか、ふるさと納税サイトのふるさとチョイスと楽天ふるさと納税で受け付けている。

米旅行雑誌の「世界で最も魅力的な国」で日本が1位に 大都市部門でも東京が2位に(JNTO)

2023年10月5日(木) 配信

イメージ

 日本政府観光局(JNTO)はこのほど、米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が10月3日(火)に発表した読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」の「世界で最も魅力的な国」において、日本が第1位に選出されたことを報告した。

 また、同アワードの人口50万人以上の大都市部門でも、東京が第2位に選ばれた。

 蒲生篤実理事長は、「同アワードの結果からも、訪日旅行に対する非常に高い期待を感じる。来年2024年は日米観光交流年と定められたところであり、JNTOではこうした好機を生かしながら、引き続き訪日観光の魅力の発信・提供に積極的に取り組んでいく」とコメントした。

 2023年の「世界で最も魅力的な国」ランキングの上位10位は次の通り。

1位 日本
2位 イタリア
3位 ギリシャ
4位 アイルランド
5位 ニュージーランド
6位 スペイン
7位 ポルトガル
8位 イスラエル
9位 ノルウェー
10位 スイス

 大都市部門の上位10位は次の通り。

1位 シンガポール
2位 東京(日本)
3位 ソウル(韓国)
4位 ケープタウン(南アフリカ)
5位 シドニー(オーストラリア)
6位 コペンハーゲン(デンマーク)
7位 オスロ(ノルウェー)
8位 バンクーバー(カナダ)
9位 メルボルン(オーストラリア)
10位 エジンバラ(スコットランド)

神職と登るトレッキングツアー 収益一部お布施し地域活性化へ (高千穂アドベンチャーツーリズム協議会)

2023年10月5日(木) 配信

15分ほど二上山を登り、山頂で高千穂町を一望しながら神話についての話を聞ける

 高千穂町旅館業組合や高千穂町企画観光課などで構成する高千穂アドベンチャーツーリズム協議会(福島優会長)はこのほど、神職と登る神話トレッキングツアーの販売を始めた。同商品は地域の二上神社と造成。収益の一部をお布施することで、地域活性化につなげる。

 ツアー当日は、神話に登場する山二上山の麓にある二上神社の甲斐しげひろ宮司が、神社の由来や境内について、神話を交えながら解説し、祈願を行う。その後15分ほど二上山を登り、山頂で、高千穂町を一望しながら神話について話す。

  料金は1人1万5000円(税込)。定員は2~8人。申し込みは同協議会のホームページで受け付けている。訪日外国人客にも利用してもらおうと、英語のページも開設した。
 
 同協議会は「初めてトレッキングを行う人にも、安心して参加してもらうため、トレッキングをはじめアウトドアに精通するガイドが歩くペースのフォローなどを行う」と利用を促している。
 

新ブランド「はまさか艶美-えび-」 鮮度抜群の赤エビを差別化 兵庫県・浜坂

2023年10月5日(木) 配信

透明感と深い赤色が特徴

 兵庫県・新温泉町の浜坂漁業協同組合(川越一男組合長)は、今年の沖合底引き漁が解禁された9月1日から、浜坂漁協(浜坂漁港、諸寄漁港)に水揚げされる赤エビを「はまさか艶美(えび)―えび―」としてブランド化した。

 浜坂の赤エビは、全国トップクラスの水揚げ量を誇る特産品だ。漁で獲れた赤エビのうち、大きさが「中」以上のものを選別し、ブランドに認定する。

 漁船内で急速冷凍したブランドエビを販売するパッケージも作成した。黒とゴールドを基調に高級感が感じられるデザインだ。

2024年3月新エリア開業へ ペンギンやアザラシを間近で観賞 マリンワールド海の中道

2023年10月5日(木) 配信

アイランドステージのイメージ

 西鉄グループの水族館「マリンワールド海の中道」(福岡県福岡市)を運営する海の中道海洋生態科学館(東圭司社長、同)は2024年3月下旬に、アザラシやペンギンを間近で観賞できる新エリアを開業する。来年開業35周年を迎える周年事業の一環。

 新エリアは「アイランドステージ」(仮称)と「ペンギンビーチ」(同)の2つ。

 アイランドステージは、ステージとそれを360度囲う観覧スペースを配置する。アザラシの仕草や鳴き声などが間近で楽しめる。

 ペンギンビーチは、ケープペンギンの生息地である南アフリカ・ボルダーズビーチを再現する。自然体のペンギンのようすを観察できるという。

富岡製糸場でクリーンツーリズムイベント開く いい遺産(11月3日)の日に

2023年10月5日(木) 配信

世界遺産をきれいにしよう!

 世界遺産アカデミー(愛知和男会長、東京都千代田区)は11月13日(月)の「いい遺産(1113)の日」に、群馬県の世界遺産・富岡製糸場でクリーンツーリズムの体験イベントを開く。

 オーバーツーリズムが課題となるなか、観光に清掃活動を組み合わせることで環境に配慮した持続可能な観光を目指す「クリーンツーリズム」が注目されている。

 今回は世界遺産アカデミーの研究員による講演会のあと、製糸場での清掃活動を行う。学んだことをすぐに実践でき、世界遺産の保全に貢献できる機会として参加を呼び掛ける。

 参加者には清掃活動時にも着用できるオリジナルTシャツと、学校や職場に提出できる参加証明書の特典が付く。

 申し込みは世界遺産アカデミーの公式ホームページで、10月31日(火)まで受け付けている。定員は95人で先着順。料金は1000円(富岡製糸場900円+参加料100円)で、当日現金での支払いとなる。

ひろはこが「雪ミク」と連携した冬の観光CP実施 12月1日から

2023年10月5日(木) 配信

「ひろはこ冬の観光キャンペーン」 メインビジュアル Art by 木屋 町(c)CFM

 青森県弘前市と北海道函館市の周遊観光を促す組織、ひろはこ連携推進実行委員会(事務局=弘前観光コンベンション協会)は12月1日(金)から、初音ミク派生キャラクターで北海道応援キャラクターの「雪ミク」と連携した冬の観光キャンペーンを展開する。2024年2月29日(木)まで。

 写真撮影用のパネルを市内主要施設に設置し、キャンペーンテーマソングのMVをYouTubeや観光施設で放送する。また指定観光施設でスマートフォンなどで二次元バーコードを読み取ると、ウェブARで雪ミクが画面に登場して写真撮影を可能にするほか、撮影映像のSNS投稿キャンペーンを実施する。

 周遊を促すための企画としては、「雪ミクパズルコレクション」を開催。スマートフォンなどを使用して、指定した各市4カ所ずつの観光スポットで2次元バーコードを読み取ると、パズル型のキーホルダーの引き換えができる。4カ所すべてのキーホルダーを集めると一つの絵柄になる仕組み。

 さらに、雪ミクが北海道を応援するイベント「SNOW MIKU2024」(24年2月10、11日開催)と連携したPRを行う。同イベントは初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアが札幌市にあることから、2010年から開催している。

 事業詳細は「雪ミク×ひろはこ」コラボ特設ページで随時発表していくという。

グランヴィア大阪 ハロウィンランチ 10月7日から土日祝限定で

2023年10月5日(木) 配信

モンスターモチーフの料理がずらり

 ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)は10月7日から11月5日までの土・日・祝日限定で、19階のスカイダイニング「アブ」で、モンスターをモチーフにした料理などが味わえるハーフビュッフェスタイルの「アブのカジュアルハロウィンランチ」を販売する。

 メインディッシュは、黒いパンに海老カツや厚焼き玉子をサンドした「スマイルさんをほうばる黒いウィッチさん」や、自家製のハッシュドビーフソースを添えたジャックランタンに見立てたオムライス、イカ墨で黒く色づけしたとろとろ牛すじと野菜のカレーなど、味はもちろん、見た目にも楽しめるメニューを用意。シェフ特製ソースを添えた牛肉ステーキや、魚介の旨味たっぷりのブイヤベースも追加料金で選べる。

 食べ放題メニューは各種サラダやスープ、パン、オバケを表現したサーモンとポテトサラダ、パテドカンパーニュのミニサンドなどハロウィン仕様のデリカテッセンが並ぶ。デザートオプションとして「おばけシュークリーム」も注文できる(要追加料金・数量限定)。

 料金は1人4300円。時間は午前11時30分から午後3時まで(ラストオーダーは2時)で、90分制。