走る茶室で琵琶湖一周、「WEST EXPRES銀河」ツアー(クラブツーリズム×JR西日本×福寿園)

2025年5月8日(木) 配信

茶問屋ストリート(写真提供:福寿園)

 クラブツーリズムは6月7日(土)、西日本旅客鉄道(JR西日本)と福寿園との共同企画により、「走る茶室」と見立てた観光列車「WEST EXPRESS銀河」で琵琶湖一周を特別走行する日帰りツアーを実施する。京都駅を出発して琵琶湖一周の経路を取り、奈良線上狛駅まで走るほか、お茶のテーマパーク「福寿園山城館」でお茶体験を楽しめる。

WEST EXPRESS銀河(写真提供:JR西日本)

 列車内では、着物姿のコンシェルジュによるおもてなしとともに、京都の茶文化に触れる“移動する茶会”の特別な折り詰めとお茶菓子、茶道のお点前を楽しめる。お点前は、京都の非公開寺院などで世界各国のVIPをもてなす茶道家・柿崎潤子さんが担当する。

 福寿園山城館では、玉露の淹れ方体験や石臼での抹茶作り体験など、お茶の魅力を五感で味わうプログラムを用意する。

 旅行代金は2万4800円。

東京メトロと大阪モノレールに島根県がポスター 朝ドラ「ばけばけ」契機に広くPR

2025年5月7日(水) 配信

半蔵門線デザインA

 島根県の観光振興課はこのほど、東京メトロ半蔵門線と大阪モノレールの車内にポスターを掲出した。2025年秋から放送予定の連続テレビ小説「ばけばけ」を契機に、ドラマのモデルである小泉八雲・セツ夫妻と2人が巡った思い出の地、島根を広くPRするのが狙い。

 半蔵門線での掲出期間は26年2月23日まで。まど上ポスター2デザイン各20枚・計40枚を用意し、1車両に1枚掲出している。

 大阪モノレールでの掲出は26年3月31日まで。まど上ポスター1デザインで、計84枚、1車両に1枚を用意した。

NAAと千葉県、機能強化などの愛称を募集 5月23日まで誰でも応募可

2025年5月7日(水) 配信

 成田国際空港(NAA)と千葉県は5月23日(金)まで、第3滑走路新設の機能強化や既存ターミナルを統合するワンターミナル化など、複数のビッグプロジェクトを総称する愛称を募集している。

 名称は意味や理由が明確であることや、成田空港ならではの視点を取り入れること、ほかの団体の取り組みと重複しないことが条件。応募は関心があれば誰でも可能で、NAAのホームページで受け付けている。1人1点までで、著作権や商標権などはNAAに帰属する。

 応募内容をもとに、NAAと千葉県で候補の絞り込みを行い、有識者を含む選定委員会で案を選定したうえで、国や千葉県、空港周辺9市町、NAAで構成される成田空港に関する四者協議会で決定する。発表は、2025年6~7月ごろを予定している。

 名称の候補に選ばれた人のうち抽選で10人に成田空港に関連した景品がプレゼントされる。

カラフルな熱帯魚とデジタルフラワーがコラボ 都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」で6月29日(日)まで

2025年5月7日(水) 配信

入口を入るとアジサイやバラ、アネモネなどに彩られた花のアーチがある

 東京・品川駅から徒歩約2分の所にある都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」で、2025年6月29日(日)までカラフルな熱帯魚とデジタルフラワーがコラボする“海のガーデン”を表現した「NAKED FLOWER AQUARIUM-Blue Blossom-」が開催されている。

 館内に入ると正面に花のアーチが描かれ、中央の水槽に「ハタタテダイ」「スミレナガハナダイ」が泳ぎ、涼やかな世界が出迎えてくれる。

 22台のプロジェクターで晴から雨の光景を映したり、床一面に花カラフルな花々が広がるなか、初夏の色合いにちなんだ魚が泳ぐ「Shiny Rain Garden」や同じエリアには水底にスカイブルーのインテリアフラワーが敷き詰められ、そこを「デバスズメダイ」などが泳ぎ、まるで“ネモフィラの畑”をイメージした「シンボリック水槽」もある。

「Flower Color Gallery」は、天井や壁面は花びら舞う水中を表現、水槽と交互に並ぶショーケースは色鮮やかなフラワーアートが飾られ、7つの水槽には初夏の花の”カラー“にちなんだ魚が泳いでいる。「Jellyfish Ramble」は、8つの水槽に「ミズクラゲ」をはじめ、7~8種のクラゲが優雅に泳いでいる。

 大人気の「ドルフィンパフォーマンス」の今回のテーマは、「Dolphin Weather Live!」で、変わりやすい初夏の空模様を“天気予報”に仕立てたパフォーマンスで、ピアノの楽曲に合わせてイルカたちがジャンプを繰り返す“快晴”から始まり、水中ダンスの”雨降り“のシーンになり、ラストはアクアパークの”LIVE“の天気に合わせたパフォーマンスになる。

 このほかMCがなく、「水(噴水・ウォーターカーテン)」「光(ムービングライト)・水中照明」「映像(プロジェクションマッピング)」「音(12・1chサラウンド)」など最先端のテクノロジーを駆使した「Beauty of Flower」という夜のショーが午後7時から行われ、これまた人気を呼んでいる。

旅行ライター&エティター 三堀 裕雄

日本の宿古窯、さくらんぼ農業体験付の宿泊プランを企画 「猫の手マッチング」で地域課題に貢献

2025年5月7日(水) 配信

さくらんぼ農園で農業体験

 旅館古窯(佐藤太一代表取締役専務、山形県上山市)が運営する、かみのやま温泉の日本の宿古窯は5月10日(土)から、さくらんぼ農園の手伝いをする宿泊プラン「猫の手マッチング旅プラン」を売り出す。フルーツ王国・山形の農園が抱える人手不足の課題に対し、地域でのユニークな体験を求める旅行者をマッチング。農業体験と地域貢献を同時に実現する新しい旅のカタチを提案する。

 山形県はさくらんぼやぶどう、ラ・フランスなど全国に誇るフルーツの一大産地だが、農業従事者の高齢化や後継者不足で、とくにさくらんぼのような収穫時期が短く、繊細な作業が求められる作物は慢性的な人手不足が深刻だという。

 他方、近年は旅行者のニーズが多様化し、地域ならではの体験やつながりを求める傾向が強まっている。そこで、同宿は地域が抱える課題に対し、「山形独自の体験をしたい」という旅行者と「猫の手も借りたい」という農園をマッチングすることで解決できるのではないかと考え、今回のプランを企画した。「双方にとってメリットのある、地域貢献型の新しい旅のカタチを提案する」(同宿)。

 同プラン利用者は、日本の宿古窯に宿泊し、提携農園で約2時間、さくらんぼ収穫や箱詰めなどの農作業に協力する。体験後には、農園で採れたフルーツを使ったパフェのプレゼントもある。同宿は「地域体験に興味がある」「農業体験をしてみたい」「思い出に残るユニークな旅がしたい」という旅行者にピッタリのプランとアピールしている。

 期間は5月10日(土)~7月6日(日)宿泊まで。1日5組限定、大人のみ。

 今後はほかのフルーツの収穫時期にも同様のプランを展開していく予定で、年間を通じて山形の農業を応援し、地域と旅行者をつなぐ取り組みを継続していくという。

「デジタルノマド誘客促進事業」5月30日まで公募(観光庁)

2025年5月7日(水) 配信

観光庁(写真はイメージ)

 観光庁は4月30日(水)、「質の高い消費と投資を呼び込むためのデジタルノマド誘客促進事業」の公募を始めた。国際的なリモートワーカー(デジタルノマド)の継続的な誘致に向けて、受入環境整備や滞在プログラムの造成などの取り組みを支援する 。

 同事業は、デジタルノマドの継続的な誘致・受入に向けて、地域の特性およびデジタルノマドのニーズに合わせた受入環境整備をはかることを目的としている。受入体制の構築・滞在プログラムの造成などに必要な経費の一部を国が補助する。

 補助対象となる経費は、受入環境整備の実施に向けた戦略の策定、デジタルノマドのニーズに合わせた施設改修・整備や設備導入・物品購入、デジタルノマドの受け入れに必要な滞在プログラム造成・効果検証、デジタルノマドが必要とする受入環境に関する情報発信などに係る費用とする。

 対象事業は地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者など。補助率は2分の1以内で、上限は1事業当たり500万円。

 公募期間は4月30日(水)~5月30日(金)の午後5時まで。

富士本栖湖リゾートで「富士芝桜まつり」開催 5月25日(日)まで 広がる芝桜と富士山の雄姿に感動

2025年5月7日(水) 配信

名峰富士山をバックに芝桜が咲きそろう

 山梨県・富士河口湖町の「富士本栖湖リゾート」で、2025年5月25日(日)まで「富士芝桜まつり」が開幕されている。3・8メートルの高さの展望広場からは、正面に富士山の雄姿とその手前に一面濃いピンクの芝桜が広がり、そのスケールの大きさに感動する。

「スカーレットフレーム」や「オータムローズ」など、濃いピンク色の芝桜が咲きそろい、その雄大な景色が人気を呼んでいる。 今シーズンは、芝桜の中に「Mt.FUJIオブジェ」や富士山をバックにハート型の大きなオブジェの中に座って記念撮影ができる「恋するハートのベンチ」の2つのフォトスポットが新たに誕生。会場2カ所に芝桜とピーターラビットのキャラクターたちのかわいい写真が撮れる「ARフォト」も登場した。園内の西側には昨年、「ドッグラン」もでき、平日はここで愛犬と一緒に過ごすことができる。

 「イングリッシュガーデン」ではイギリス人のガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏が手掛けた約300種類の草花が咲きそろい、「ピーターラビット™ストーリートレイル」ではピ-ターラビットの絵本に登場するフレーズやシーンが再現され、芝桜と一緒に写真を撮ることができ、芝桜と富士山が堪能できる。

 □河口湖遊覧船「天晴」も人気

河口湖を遊覧する「天晴」

 河口湖では、2020(令和2)年から運航を始めた遊覧船「天晴(アッパレ)」が人気を呼んでいる。船は戦国時代の甲斐武田軍に属していた水軍の「安宅船(あたけぶね)」をモチーフにつくられた純和風の船で、武田氏の家紋「武田菱」を大きくあしらった「御幕(おろしまく)」がはためき、船の横側は武田軍の代名詞でもある赤色の「赤備え(あかぞなえ)」で彩られている。

 船は河口湖の船津から出航し、河口湖大橋の下をくぐったあと、湖の中央付近まで行き、富士山の雄大な景色を眺め、1周20分で再び船津に戻ってくる。午前9時から午後4時30分まで、30分間隔で運航され、約180人が乗船できる。

旅行ライター&エティター 三堀 裕雄

川越に北海道のミルクドドレイクが進出 5月24日にオープン

2025年5月7日(水) 配信

店舗限定「ミックスベリー」

 MILK DO dore iku(磯田洋平社長、北海道札幌市)は5月24日(土)、埼玉県川越市に「北海道生仕立てドーナッツ専門店 MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)川越店」をオープンする。ランド・クリエイト(工藤勝巳社長、埼玉県川越市)とフランチャイズ契約を結び、食のコンサルタント集団「hanninmae」にプロデュースを委託する。ミルクドドレイクとしては全国で30店舗目となる。

 同ブランドは北海道・美深町をはじめ、道内各地の牧場の生乳を使用し、北海道の第1次産業の発展と6次産業化に貢献することを目指しているという。道内企業同士のアライアンスを組み、生産から加工、販売まで一貫し、より安くより早く、鮮度が高い商品の提供を実現する。

 生ドーナッツの生地は十勝の小麦粉をメインに、卵とバターをふんだんに使用。高温で一気に揚げることで、外はカリっと、中はとろけるような柔らかい食感になるという。味は自家製カスタードやチョコ、ミックスシュガーなど約10種類。川越店では、限定商品「ミックスベリー」を販売する。生クリームにクランベリーといちご、カシス、ラズベリーを使用した果実ソースをブレンドした一品。

 川越店の所在地は川越市仲町2₋10。営業時間は午前11時~午後7時まで。税込の価格帯は290~460円。

東武トップツアーズ、早朝の尾瀬へ「尾瀬夜行23:45」発売

2025年5月7日(水) 配信 

尾瀬イメージ

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は5月7日(水)、東武鉄道の臨時夜行列車を利用したツアー「東武の尾瀬 尾瀬夜行23:45」を売り出した。同社の旅行商品限定の臨時夜行列車を利用でき、週末の早朝から尾瀬のハイキングを楽しめる。

 同プランは、東武鉄道浅草駅を午後11時45分に出発し、会津高原尾瀬口駅まで向かう臨時夜行列車を利用した旅行商品。会津高原尾瀬口駅からはバスに乗り換え、駒ケ岳登山口や尾瀬御池、尾瀬沼山峠へ向かう。

 復路は東武鉄道、上越新幹線、高速バスの3つから選べる往復プランのほか、片道プランも用意する。一部の土曜日は、往路を2座席利用にするプランも設定。車内ではWi-Fiを使用でき、各座席にコンセントも設置している。

 運行日は6月6日(金)~10月17日(金)までの金・土曜日(6月7日、14日、21日と8月の土曜日発を除く)、9月14日(日)。料金は片道プランで大人6800円から、往復プランが大人1万1800円から。

HIS、5月9日からサマーセール 円安でもお得な価格で用意

2025年5月7日(水) 配信

セールのイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は5月9日(金)~6月19日(木)まで、「SUPER SUMMER SALE! 2025」を開催する。世界的な物価高騰や不安定な為替相場が続くなか、お得な価格の商品や割引施策を用意し、夏の旅行需要を喚起する。

 同セールでは、夏の航空座席やホテルに空きがある今こそ提供できるお得な価格で提供。羽田空港発着で台湾・台北に4日間滞在する商品は、2~3人1室利用で1人2万9800円(燃油サーチャージ不要)。関西空港から5日間フランス・パリに滞在するツアーは、2~3人1室利用で1人6万9800円(燃油サーチャージ込)。関西空港から沖縄に訪れ3日間過ごす商品は4人1室利用時、1万5800円。

 また、 5月9日(金)~10月31日(金)に利用を開始する海外旅行を予約した人を対象にHIS Wi-Fiのレンタル料を50%割り引く。さらに、国内旅行で使用できる最大20%オフのクーポンを3億円分用意する。