人気の夜の格納庫フォトウェディング企画 ANA Xが10月30日に7回目を開催

2026年9月17日(木) 配信

「ANA Blue Hangar Wedding Photo」

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は10月30日(金)に、羽田空港のANA格納庫(ANA Blue Hangar)でウェディングフォトツアー「ANA Blue Hangar Wedding Photo」を行う。1組2人限定。2024年の春に1回目を開催し、今回で7回目となる。毎回多数のエントリーがある人気の企画で、抽選で参加者を決定する。

 ANAの航空機を2人のために1機貸切で用意し、普段入ることができない「夜の格納庫」でダイナミックな撮影ができる。また、羽田エクセルホテル東急の「ANA ROOM」と「スーペリアコックピットルーム」の2つの特別室での撮影も付く。

 撮影後は「ANA ROOM」に泊まる1泊2日、夕朝食付きのプランで、ホテルと格納庫間の移動はタクシーを用意する。衣裳は全国のワタベウェディングのドレスショップで事前フィッティングが可能。

 過去の参加者からは「スタッフ皆様のご協力により、私共の人生での貴重な1ページを記すことができました。一般には体験することができないロケーションでの撮影やサービスも最高でした」「スタッフの皆様にお祝いしていただけたようで本当に嬉しかったです。普段入れない場所でウェディングフォトを撮るという貴重な体験ができ良い思い出になりました」などの声があがっている。

 申し込みは専用サイトから。エントリーは9月23日(水)までで、24日に当選の連絡をする予定。料金は60万8000円(1組分)。100円ごとに1マイルのANAツアーマイルが貯まる。

【第51回旅館100選】茨城県・五浦温泉 「五浦観光ホテル 和風の宿本館/別館大観荘」

2026年9月17日(木) 配信

 
「別館大観荘」全景

今なお芸術家を魅了する、日本美術の聖地にたたずむ温泉宿

本館

 日本画の巨匠、横山大観が好んで描いた老松の緑、五浦の日の出、月の出。「五浦観光ホテル」は大観の師、岡倉天心が沈思黙考した六角堂を臨む文化の香り高い地に建つ宿。

「旧横山大観邸離れ露天風呂付特別室」大観画伯のアトリエ兼住まい。親子三世代、友人との集いの機会に
「旧横山大観邸離れ露天風呂付特別室」大観画伯のアトリエ兼住まい。親子三世代、友人との集いの機会に

 館内では、天心の名著『茶の本』にちなみ、夕方ロビーにて抹茶のサービスを提供し、一期一会のおもてなしの心を伝えている。温泉は、評論家も絶賛する源泉掛け流しの贅沢な湯。本館「五浦の湯」の庭園露天風呂では、風情ある滝を臨み、別館「大観の湯」は一幅の日本画のような海の景色に溶け込む一体感を満喫できる。

別館大観荘「大観の湯」

 10~3月の期間は、あんこう料理が旬。11月からは、週末の吊るし切り実演も見応え抜群だ。このほか、新鮮アワビや目光の唐揚げ、あん肝など、多彩な地元の恵みをぜひ堪能したい。

 また、2026年で創業90周年を迎え、感謝の気持ちを込めたプランを用意している。

五浦名物 あんこう鍋セット

 当館名物の「あんこう鍋」をお土産や贈り物として楽しめる商品。北茨城の港で水揚げされたばかりの新鮮なあんこうのみで作った逸品で、老舗の味覚をそのままに、あん肝たっぷりの濃厚なお出汁は絶品。冷凍商品で売店またはHP から通販にて購入できる。

 

交通:《車》常磐自動車道 北茨城ICから国道6号をいわき市方面へ12km、P100台(無料)
   《電車》JR常磐線 特急スーパーひたちで、品川・東京・上野から磯原駅または勿来駅まで約2時間
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》《夕・朝食》大広間
部屋:全103室
風呂:《和風の宿本館》男女別大浴場各1、庭園露天風呂各1《別館大観荘》男女別大浴場各1、太平洋眺望露天風呂各1
泉質:ナトリウムカルシウム塩化物泉
料金:2万900円~8万9,100円

〒319-1702 茨城県北茨城市大津町722
☎0293(46)1111 FAX0293(46)5748
https://www.izura.net/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

【全旅連青年部】次期部長は上村領佑氏(三重県鳥羽市、季さらホテル&リゾーツ)に決まる

2026年9月16日(水) 配信

臨時総会の冒頭、塚島英太部長があいさつ

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は9月16日(水)、東京都内で2026年度臨時総会を開き、27~28年度の次期部長に立候補していた、流通DX担当副部長の上村領佑氏(三重県鳥羽市、季さらホテル&リゾーツ)を賛成多数で承認した。上村次期部長は所信表明演説でスローガンを「Beyond New Standard―新たな時代のその先へ、伝統を繋ぎ、未来を創る―」とし、宿泊観光産業の「真の収益性向上」など、5つの基本方針を表明した。

 次期部長選出の決議に先立って、部長選挙管理委員会の大平修司委員長から経緯説明があった。

 7月1日に次期部長選挙に関する通知を行い、立候補の受付期間7月22~31日に届け出があったのは、上村領佑氏1人だった。本人が提出した必要書類を選挙管理委員会が精査し、立候補者の資格を適正と認めた。

 8月4日、上村氏を当選人としてラインワークス掲示板に告示。選挙名簿の閲覧期間を8月10~12日まで設けたが、異議がなかったため、上村氏を次期部長予定者とした。

 臨時総会では、上村氏による所信表明演説のあと、出席した47都道府県部長らが賛成多数で承認した。

 上村次期部長は、1991年三重県生まれ、35歳。鈴木治彦部長体制で初出向した。

所信表明演説する上村領佑(うえむら・りょうすけ)次期部長

 演説では、激変する新しい経済環境のなか、「私たちが主導権を握り、その先にある輝かしい未来を自ら創り出していく強い意志をスローガンに込めた」と述べ、「守るべき伝統や青年部の固い絆を守り抜きながら、変えるべき構造や古いシステムは大胆に変革していく」と力を込めた。

 主要な基本方針は①宿泊観光産業の「真の収益力向上」と持続可能な経営基盤の確立②流通の適正化と安心・安全な宿泊環境の防衛③青年部事業の持続可能性の模索④AI活用とDX推進による宿泊業の「生産性革命」⑤深刻な人手不足に立ち向かう「外国人材の戦略的活用」と法的・実務的サポートの確立――の5本柱を掲げた。

 塚島部長は来年3月まで2期目の任期を全力で取り組んでいく姿勢を示し、「長い歴史のなかでさまざまな課題を青年部長を中心に全国の部員が一丸となって乗り越えてきた。今日は次の未来へつないでいく決意の日」と強調した。

井上善博全旅連会長

 全旅連の井上善博会長は「次のリーダー(上村氏)は塚島部長からしっかりとバトンを受け継いで、新しい宿泊観光産業の時代を築いてほしい」とエールを送った。

上村領佑次期部長(左)と塚島英太部長

【速報】2026年8月の訪日外客数 9.6%減の309万8900人(JNTO推計値)

2026年9月16日(水)配信

 日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)が発表した2026年8月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比9.6%減の309万8900人と前年を下回った。

 JNTOは先月に続いて「東アジアや欧米豪、中東を中心に夏期休暇や祝日に合わせた訪日需要の高まりが見られ、多くの市場で訪日外客数が増加した」と報告。一方で「東南アジアを中心に訪日需要が落ち着く時期であるほか、航空便の減便や台風による欠航などもみられた」と分析した。

 市場別では、韓国、マレーシア、メキシコなど14市場で8月として過去最高を記録。そのうちイタリア、スペインで単月過去最高を記録した。

 一方、出国日本人数は同3.6%減の158万8600人と下回った。

日本旅館協会 函館で金融懇談会、投資と災害多発で意見交わす 官・民・金融の連携強化へ

2026年9月16日(水) 配信

宣言の採択後のフォトセッション

 日本旅館協会(桑野和泉会長)は9月7日(月)、北海道函館市で「宿泊業界における観光と金融に関する全国懇談会in函館」を開いた。会員をはじめ、観光庁や金融庁、中小企業庁、金融機関など約700人が参加。コロナ禍での債務に加え、多発する災害や、時代に合わせた投資に対する費用の高騰といった金融課題を受け、関係省庁や金融機関と意見を交わした。官・民・金融の共創で切り拓く持続可能な観光と地方創生に向けた行動宣言を採択した。

 桑野会長は「近年、災害が相次ぎ宿泊業界を取り巻く環境は大変厳しい状況。これに加え、コロナ禍における金融面での負担など、我われが抱えている課題は多く残されている」と話し、「懇談会では、金融庁や観光庁による基調講演ほか、財務省や金融機関とのパネルディスカッションで多角的な議論を行い、官民・金融の連携による地方創生を実行していく」と語った。

桑野和泉会長

 来賓には、長谷川岳参議院議員をはじめ、鈴木直道北海道知事、大泉潤函館市長らが出席した。

 「地域金融の役割」と題した基調講演では、金融庁の伊藤豊長官は「地域経済の発展には金融機関と宿泊業をはじめとした地域事業者が互いに協力することが大事」とし、「観光は日本の戦略産業であるため、地域の独自のまちづくりや魅力などを金融機関として応援することで、相互に利益を得ることができるウインウインの関係を築いていける」と語った。

 中小企業庁の野原諭長官は「地域再生と中小企業政策について」をテーマに登壇。「現在、経営者が60歳以上の中小企業が全体の50%以上となり、半数は後継者が決まっていない。全体で約860万人を雇用しており今後、事業承継が大きな課題になる」との考えを示した。こうしたなか、国税庁で非上場株式を承継する際の増税が検討されていることを紹介し、「中小企業庁は企業の事業拡大を支援しているため、深く議論したい」と話した。

 観光庁の木村典央長官は「観光を巡る状況と観光政策」について語った。「オーバーツーリズムが課題となるなか、分散の受入先として、北海道に期待を寄せている」との考えを示した。

 北海道は東アジアからの訪日客が中心であり、宿泊日数の多い欧米豪の集客が課題であることから、「観光庁から10億円の補助を受けた北海道観光機構が情報発信、2次交通の整備などが実施される予定だ。今後もさまざまな施策を講じていく」と述べた。

3テーマで分科会 宿と金融の連携確認

 分科会は①宿泊業と地域金融機関との連携推進②テーマ型ツーリズムの推進③まちづくりでの観光関係者の役割について――の3テーマでディスカッションを行った。

 第1分科会の「宿泊業と地域金融機関との連携推進」では、金融庁長官の伊藤氏、中小企業庁長官の野原氏、財務省大臣官房総括審議官の中山光輝氏、北洋銀行頭取の津山博恒氏、北海道銀行頭取の兼間祐二氏、北國銀行社長の米谷治彦氏、函館商工会議所会頭の久保俊幸氏、日本旅館協会の副会長で北海道支部連合会会長の濱野清正氏が登壇。ファシリテーターは日本旅館協会副会長の相原昌一郎氏が務めた。

(左から)相原昌一郎氏、濱野清正氏、野原諭氏、伊藤豊氏
(左から)中山光輝氏、津山博恒氏、兼間祐二氏、米谷治彦氏、久保俊幸氏

 相原氏は冒頭、緊急セッションで「近年、災害が頻発し、逃れるのは不可能」と問題を提起したうえで、能登半島地震の復興に携わる米谷氏へ復興における金融機関の役割について問いかけた。

 米谷氏は震災後、ホテル・旅館の営業再開に向け、宿泊施設の経営者と和倉温泉創造的復興プランを策定。「和倉温泉は奥能登への入口であり、復興によって観光客が増え、地域活性化を見込める」と理由を説明した。

 また、珠洲市の人口は震災前の約6割に減少したため、「定住人口の増加を見込むのが難しいなか、地域のあらゆる企業を持続するうえで必要となる交流人口を増やすことができる宿泊など観光業は大事な存在だ」と強調した。

 その後、北海道の観光事業者の現状を聞かれた濱野氏は「ホテル・旅館は建物と設備を抱え、時代に合わせた継続的な投資は欠かせない」として、「北海道は冬と夏の寒暖差が激しく、建物と設備の老朽化が早い。このため、北海道の多くの宿は金融支援が欠かせない」と説明した。

 これに対し、北洋銀行の津山氏は、従来の融資では不動産の担保や経営者の保証などに依存しており、資産の評価額などが低い事業者は資金調達が難しかったことを振り返った。これを受け、「宿泊施設の立地やブランド力、収益力などの企業価値を担保として融資する制度を始めた。企業価値の強化に向けたサポートも実施している」と説明した。

 北海道銀行の兼間氏は「宿泊業は北海道の基幹産業で道内の雇用、食、交通を支える重要な産業だ。こうしたなか、後継者は前の経営者による債務を抱えるなど、事業承継は大きな課題となっている」と語った。そのうえで、道内の取引先である旅館が事業を承継する際、事業再生ファンドの支援を受けながら、創業家と常に話し合い再生した事例を紹介し、「今後も融資だけでなく、事業推進も支援していく」と述べた。

 宿泊事業者と金融機関の取り組みを踏まえ、金融庁の伊藤長官は、金融機関が取引先企業において、事業を深く理解し、必要な資金を調達するCFOの役割を担うことを促した。そのうえで、「事業者もCFOのような発想で金融について考える人がいることで、両者は充実した融資・資金調達ができる」とした。さらに、地域でもCFOの役割を発揮する人を置くことで、「金融機関と地域が一体となって戦略を立てることが大事だ」と話した。

 野原長官は「宿泊業が成長取り組みを全力で支援する。地域課題の解決に取り組む企業には十分な資金調達ができるよう、金融庁と連携していく」と方針を示した。

 懇談会の最後には、「函館から未来へつなぐ行動宣言~官・民・金融の共創で切り拓く持続可能な地域観光と地域創生~」を採択。参加した関係者が、地域観光を共に創るパートナーとして持続可能な地域の発展に取り組むことを確認した

台湾最南端の屏東県、東京で観光セミナー開く 旅行会社など約70人集う

2026年9月16日(水) 配信 

3年に一度の「東港迎王平安祭典」を紹介する屏東県交通旅遊處の黃國維処長

 台湾・屏東県は9月15日(火)、東京都内のホテルで観光セミナーを開いた。台湾最南端に位置する屏東県の観光情報や魅力をアピールし、日本の旅行会社や自治体、観光協会、メディアなど約70人が参加し交流を深めた。

台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長

 来賓の台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長は「今年から東京~高雄便を増やし、週44便が就航している」と、台湾南部への航空の利便性が向上していると強調。航空会社や旅行会社と連携した屏東県の研修も行われたと話し、今後は「ファムツアーを組んで各メディアの力を入れて、台湾の南の魅力をPRしていきたい」と関係者らに協力を求めた。

 続けて、屏東県交通旅遊處の黃國維処長のほか各担当者らが登壇し、それぞれ屏東県の観光情報や魅力を紹介した。

 原住民文化巡りやアートを楽しむ街歩き、海鮮をはじめとしたグルメ、海や山の絶景などを楽しめると説明。3年に一度行われる「東港迎王平安祭典」、台湾最大の潟湖「大鵬湾」、サンゴ礁の島「小琉球」、最南端の「四重渓温泉」などの観光資源も紹介したほか、試食や原住民の音楽団による演奏を通じて、屏東の文化の一端に触れた。

原住民の伝統音楽を演奏するパフォーマンスも行われた

 会場では、旅行会社の訪台団体旅行を支援する助成金制度も解説した。屏東県内の登録宿泊施設は1泊1人当たり最大約2500円、「屏東ゴールデンキー賞」認定宿泊施設は同約5000円を助成する。1団体につき10人以上、最大4泊まで。一般交通利用で1人当たり最大約2500円、高雄・屏東以外から入国の場合は1団体につき約5万円を追加できる。旅行期間は2027年4月30日(金)まで、申請期間は27年5月31日(月)まで予算上限に達し次第受付を終了する。

ルートインジャパン、愛知・東郷町に「ホテルルートイン愛知東郷」9月16日開業

2026年9月16日(水) 配信

ホテルルートイン愛知東郷

 ルートインジャパン(永山泰樹社長、長野県上田市)は9月16日(水)、愛知県・東郷町に「ホテルルートイン愛知東郷」( 愛知県愛知郡東郷町東郷中央土地区画整理事業36街区)を開業した。愛知県内17店目となるホテル。

 同ホテルは東名三好ICから車で約15分、刈谷スマートからICから約20分と名古屋市と豊田市の中間に位置。周辺には「ららぽーと愛知東郷」や「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」があり、観光拠点としても利便性が高い。

 鉄筋コンクリート造の地上7階建てで、客室は196室、総収容人数は267人。館内には光明石人工温泉大浴場「旅人の湯」を設ける。利用時間は午後3時~午前2時までと、翌午前5~10時まで。レストラン「Restaurant NAGOMI」では朝食と夕食(日・祝日定休)も提供する。駐車場は平面と自走式立体を合わせて133台分を備える。

 同社は開業記念として、公式アプリで宿泊代1000円引きクーポンを11月30日まで配布するほか、先着500人に今治タオルハンカチを贈るクーポンも用意する。

【岐阜県下呂市】国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」開幕 11月8日まで、海外含む59組が森や温泉舞台にアート展開

2026年9月16日(水) 配信 

瀧康洋・実行委員会副会長の開会宣言で芸術祭の幕が開けた。(9月11日)

 岐阜県下呂市で2026年9月11日(金)、国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」が開幕した。11月8日(日)まで、14の国と地域から59組のアーティストが、豊かな森や下呂温泉街、飛騨萩原宿の古い町並みや総ヒノキ造りの廃校を舞台にアートを展開する。

 2024年秋には、清流の国文化探訪「南飛騨 Art Discovery」と題し、南飛騨健康増進センターの森、民家、施設を舞台に、日本国内のアーティスト21組による現代アートとパフォーミングアーツ、岐阜の伝統産業や食を紹介するマルシェを開催した。目標を超える約1万2000人が訪れたほか、アーティストの制作サポートやマルシェ出店などを通した住民参加も見られ、アーティストや来場者、出店者同士の交流が生まれた。

 今回は新たにエリアを拡大し、森が豊かな南飛騨健康増進センターと飛騨街道の趣を残す萩原商店街を舞台とした「萩原エリア」、築70年の旧湯屋小学校を舞台に、御嶽山の麓で巌立峡や滝めぐりが魅力の「小坂エリア」、飛騨川沿いの風情ある温泉街の街並みや合掌村のある「下呂エリア」でアートを展開している。

 初日は下呂市萩原町で開会式が開かれ、関係者や来賓など約260人が出席して芸術祭のスタートを華々しく祝った。式典では、実行委員会会長を務める山内登・下呂市長の挨拶に続き、来賓の江崎禎英・岐阜県知事や国会議員、隣県・長野県の大町市で「北アルプス国際芸術祭」を手がける柳原健市長、台湾作家の支援を行った曾鈐龍・台湾文化センター長がそれぞれ祝辞を述べた。 その後、北川フラム総合ディレクターによる参加作家の紹介が行われ、瀧康洋・実行委員会副会長による力強い開会宣言によって、芸術祭の幕が開けた。

 作品鑑賞パスポート(1作品につき、1回のみ鑑賞可)の料金は一般2500円。高校生以下は無料。各会場での個別鑑賞(1作品300円、みんなの学校1000円)も受け付ける。会期は11月8日(日)まで(ただし祝日を除く火曜日は休み) 。

AIで変わる旅や地域観光の可能性探る ブッキング創業30周年でサミット開く

2026年9月16日(水) 配信

ローラ・ホールズワース氏

 ブッキング・ドットコムは9月15日(水)、東京都内で「Booking.com Innovation Summit Japan 2026」を開いた。創業30周年の節目を迎えるにあたり、旅行の未来や日本の観光の未来を共創する場として、AIがもたらす旅の変化や地域観光の発展などを各分野の専門家が登壇し、議論した。

 冒頭、アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターのローラ・ホールズワース氏は、同社がこのほどアジア太平洋(APAC)10市場の旅行者を対象に行った調査の結果として、98%の人が旅を前向きな体験として捉えており、「旅は精神面のウェルビーイングにつながっている」と紹介した。

マティアス・シュミット氏

 宿泊事業担当シニア・バイス・プレジデントのマティアス・シュミット氏は「人は旅をしたい、経験をしたいと考えている。今も昔も旅行に関する質問は変わらないが、30年前と違うのは情報をどこから取るか。予約は従来の旅行会社からOTAへ、またAIへと変化しようとしている」と述べ、AIにより旅がどう変化するかの考察へつないだ。

比屋根一雄氏

 AIと旅の関係性を語るセッションで、三菱総合研究所研究理事AI技術顧問の比屋根一雄氏は「AIの発展で、旅は入口から変化している。予約から決済までワンストップで行える」とし、20兆円の大きな市場をさまざまな事業者が競い合っている状況だとした。自身がAIとともに旅行した経験も交え、「とくに旅ナカが変わる。AIと何度も対話を繰り返して旅程を変更するが、今後差別化で重要なのは旅ナカの充実だ」と述べた。

 AIがツールからインフラへと成長するなかで、「AIから見えない観光地は旅行者からも見えなくなる」と訴え、常に情報発信していくことの重要性を説いた。一方で発信するうえで、「魅力の中心にあるのはデジタルではなく、おもてなしやコンテンツ力。地域の魅力や価値を言語化していくことが大切だ」と述べた。

セッション「地域経済の成長―AIのもたらす次なる地域観光とは」のようす

 別セッションの「地域経済の成長―AIのもたらす次なる地域観光とは」で登壇した地域観光プロデューサーの福田直子氏も「地域に魅力が“ある”だけでは旅にならない」とし、物語の整理をしてストーリー化したものを商品化し、それをAIで「見える化」することで旅行者に届くことを強調した。

 現場の声として、旅館経営者である南禅寺八千代代表の中西敏之氏(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部特別顧問)は近年のAIの発展により、いつでも誰とでもコミュニケーションが取れるようになり、「興味を持ってもらえることが増えた」とした。事前にニーズを吸い上げられることで「もう一泊したい」という希望も増え、「16室の小さな旅館である我われにとって、未来を感じる。新たなイノベーションに乗っていると実感する」と語った。

 このほかのセッションでは決済やセキュリティーの新技術の面から旅行の未来や地域の可能性を探った。

津田令子氏、初の「小説集」販売 11月28(土)・29日(日)、東京・大塚のカフェ「COCO DE TEA」で

2026年9月16日(水) 配信

津田令子氏の小説「旧軽井沢」

 トラベルキャスターの津田令子氏は11月28(土)・29日(日)の2日間、東京都豊島区のカフェ「COCO DE TEA」で、「小さなちいさな秋の展覧会『旅と本とコラージュと』」を開く。

 「旧軽井沢」など、津田氏の初の小説シリーズ6冊や、これまで出版した旅のエッセイ本、キャラクターグッズなども販売する。小説は当日、1冊1500円(税込)、6冊シリーズは6000円(税込)とお得に購入できる。

 主催はオフィスR-reco、後援はNPO法人ふるさとオンリーワンのまち。協賛は旅行新聞新社、東京會舘、長野県・飯島町、郷土割烹伊豆の味おか田、御前崎市観光協会元会長の下村裕氏、ザ・クラブトミー。

 「COCO DE TEA」(北大塚2₋27₋1 吉松ビル地下1階)。営業時間は午前10時~午後5時。

 津田氏は「書き溜めた初の小説集を販売いたします。ぜひ情緒的な世界を堪能してください」と多くの人の来場を呼び掛けている。