秩父地域1市4町で観光まちづくり 「Let’s秩父!」始動

2026年9月2日(水) 配信

 秩父地域おもてなし観光公社(清野和彦代表理事、埼玉県秩父市)はこのほど、秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の1市4町で観光まちづくりに取り組むプロジェクト「Let’s秩父!」を発足した。9月28日(月)には、観光事業者向けの第1回講座を開く。

 「Let’s秩父!」は、2026年に秩父地域全体で初めて策定した「秩父地域観光基本計画」(26~30年度)をもとに、住民、事業者、行政、観光客が参加して具体的な行動につなげる取り組み。1市4町を一つの観光地域として捉え、地域全体で観光の方向性を共有する。掲げる観光ビジョンは「何度でも訪れたくなる、心やすらぐ『第二のふるさと』」。

 取り組みでは、観光事業者向け情報ポータルサイトとメルマガを開設するほか、秩父の観光情報やイベントを扱う地域メディアを準備する。歴史、文化、地形を学ぶ連続講座も開き、第1弾は秩父札所をテーマに全4回で実施する。

 ポータルサイトとメルマガは観光事業者向けの登録制で、登録開始は2026年9月を予定する。第1回講座「岩と水と観音さま―地形がつくった秩父札所―」は、9月28日(月)に観光事業者を対象として開催予定。今後は事業者向け勉強会も開く。

九州産交ランドマーク、熊本市で台湾祭2026開催 夜市グルメの実演調理のほか、復興も支援へ

2026年9月2日(火) 配信 

過去の台湾祭のようす

 九州産交ランドマーク(渡邉晋司社長、熊本県熊本市)は10月30日(金)~11月3日(火)まで、熊本市の花畑広場で「KUMAMOTO台湾祭2026」を開く。今回は「台湾祭だからこそできる支援と発信がある」という考えのもと、日台の深い絆を
感じられる空間を創出する。

 同イベントは2023年の初開催以来、日台文化交流の場として親しまれ、昨年には11万5000人以上が来場した。第4回となる本年は動員目標13万人を掲げる。

 会場では、地震直後から温かい支援を寄せた台湾人へ感謝メッセージを伝えるボードの設置やSNSを通じた感謝動画の発信などを実施する。さらに、震災後の熊本の姿と変わらない魅力を発信。「食・文化・観光」の体験を通じ、熊本の再訪を促す。県内の被災地域から約6ブースが出店し、地元の特産品やグルメなどの販売を通じて、地域の魅力発信と復興の後押しにつなげる。

 今年は全約60店舗の出店を予定。このうち、台湾現地から約10店舗が来日し、出店。小籠包、魯肉飯、大鶏排などの定番の夜市グルメの実演調理を行う。さらに、台湾茶やレトロ雑貨、夜市ゲームなどが実施される。

 期間中の夜には、光と音のショー「KUMAMOTOLight of Hope」も開く。サクラマチに飾られた提灯と音楽が同期して光り輝く特別な空間演出を展開する。昼には、台湾の民俗芸能集団「杰鑫宗(ジェイシンゾン)」らが本格民俗芸能を披露する。

商船三井クルーズ、星空楽しめる宿認定で三ツ星取得 クルーズ船で初

2026年9月2日(水) 配信

ロゴマークと船上で開催した星空観測会のようす(2026年7月9日)

 商船三井クルーズ(向井恒道社長、東京都千代田区)が運航するクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」は7月21日(火)、「星空を楽しめる宿認定制度」で最上位の三ツ星を取得した。クルーズ船カテゴリーでの認定取得は同制度で初となる。

 認定制度は、日本旅行総合研究所が宿泊施設の設備、接客、周辺環境などを審査し、星空の専門家による評価を踏まえて、星空を楽しめる環境が整った宿を認定するもの。今回、日本旅行総合研究所は海上から遮るもののない360度の星空を楽しめる点などを評価した。

 同船は全室オーシャンビューで、スイート仕様の客室にはベランダを備える。天候や航路により内容は異なるが、屋内で星空の物語を楽しむプログラムを用意する。最上階のサンライズ・デッキでは、プログラム中に照明を落とし、デッキチェアから星空を観賞できる。船内各所にも星空を眺められるイスを配置する。

 同社は2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI」の運航を開始し、2026年9月には新船「MITSUI OCEAN SAKURA」の就航を予定。今後は2船体制での運航を展開するとしている。

クラブツーリズム、海外ツアー「Grande」 35周年記念企画を販売 「南北アメリカ大陸35日間」など

2026年9月2日(火) 配信 

絶景・秘境の旅「Grande」が35周年を迎える

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)は9月1日(火)、秘境エリアや絶景の観光地に特化した海外ツアーブランド「Grande(グランデ)」が2027年に35周年を迎えるにあたり、「Grande35周年記念企画」を売り出した。

 「Grande」とは、「地球に驚き、未知を楽しむ」をコンセプトに、中南米・アフリカ・アジア・中東・欧州など、40カ国以上の秘境エリアを訪れる300種類以上のツアーを取り扱う海外ツアーブランド。「ヒマラヤ」「サファリ」「ビクトリアの滝」「ガラパゴス諸島」などの雄大な自然や、「マチュピチュ遺跡」「シギリヤロック」「サマルカンド」などのいにしえの文明や遺跡、未知なる秘境の村や民族を訪れる旅など、こだわりのあるツアーを企画・販売している。

 今回、これまで「Grande」が培ってきた経験やノウハウを生かし、35周年ならではの「Grande35周年記念企画」を多数用意した。

 ツアーの一例として、「~絶景に酔いしれる日々~夢の南北アメリカ大陸の旅35日間」では、カナダやアメリカ、メキシコ、ペルー、ブラジル、アルゼンチンの6カ国の絶景を35日間で巡る。長期間のツアーのため、大都市を中心に10都市で連泊するほか、アメリカ大陸を代表する13の世界遺産を訪れる。出発日は2027年8月24日(火)、旅行代金は980万~1115万円。

 「夢のアフリカ8カ国 大冒険の旅20日間」では、マダガスカルで幻想的なバオバブ並木道の夕日・朝日観賞に計2回案内し、ナミビアでは国立公園内「デッドバレー・ロッジ」に2連泊しナミブ砂漠の絶景観光へ案内する。ケニアのアンボセリ国立公園、ナミビアのナミブ砂漠のほか、タンザニアのンゴロンゴロ保全地域では約6時間のロングゲームドライブ(サファリ)に案内する。出発日は2027年8月9日(月)、旅行代金は300万~340万円。

 「アフリカの野生動物 黄金のベンガル バングラデシュ8日間」では、世界遺産「バハルプールの仏教遺跡」「バゲルハット」「シュンドルボン国立公園」や、ヒンドゥー教の寺院群が残るプティアに案内する。NGO UBINGが支援するタンガイル村の農業や織物見学など、5つの文化体験なども楽しめる。出発日は2027年1~9月、旅行代金は44万~60万円。

 なお、各ツアー、エコノミークラス利用であり、プレミアムエコノミークラス利用、ビジネスクラス利用も用意する。

HIS、アメリカの旅行会社ARTを子会社化へ 北米での手配・受客体制を拡大

2026年9月2日(水) 配信 

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は、8月28日(金)開催の取締役会で、同社の連結子会社である Jonview Inc.(Jonview社)が、アメリカに拠点を置くAmerican Ring Travel, Inc.(ART社)の株式を取得し、子会社化することを決議した。北米エリアにおける手配・受客体制のさらなる拡大を進め、グループ全体の企業価値向上を目指す。

 Jonview社は、ART社の既存株主から発行済株式の100%にあたる4845株を167万5000米ドル(約2億6900万円)で取得する。契約締結と株式譲渡の実行は2026年9月中旬を予定。ART社は27年10月期(26年10月~27年10月)にHISの連結子会社となる見込み。

 ART社は1983年の設立以来、北米を訪れる観光客向けに高品質な旅行事業を展開。HISはグループの北米拠点との顧客基盤の相互活用やツアー共同催行などのシナジーを創出していく。

奈良交通、定期観光バスの新コースを10月から運行 飛鳥エリアの魅力を発信

2026年9月2日(水) 配信

亀形石造物

 奈良交通は10月1日(木)から、奈良・飛鳥エリアの魅力を深く体験できる新たな定期観光バスの運行を開始する。「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を契機に、国内外の観光客を飛鳥エリアはじめ奈良県中部地域へ誘客し、さらなる地域活性化と魅力発信に努めたい考え。

 新たに運行するのは訪日外国人観光客におすすめのI(Iy)コース「~通訳案内士と巡る日本のはじまり 飛鳥歴史探訪~Asuka Discovery Tour」と歴史ある町並み散策も楽しめるYa・Ypコース「飛鳥めぐりと今井町散歩」の2コース。

 通訳案内士と巡るコースは近鉄・JR奈良駅からの乗車で大人1万5000円、子供1万1000円。近鉄大和八木駅からの乗車は大人1万3000円、子供1万円。運行日は10月1日~2027年3月25日まで。

 飛鳥めぐりと今井町散歩コースは近鉄大和八木駅から乗車の半日コース。午前出発が10月5日~27年3月31日までの月・水曜日で、午後出発は10月2日~12月25日までと27年3月19~26日までの金曜日。大人6300円、子供4200円。

【第51回旅館100選】山形県・蔵王温泉 「蔵王源泉 おおみや旅館」

2026年9月2日(水) 配信

「木の香り漂う「源泉風呂・泡風呂」

畳のぬくもりと大正ロマン香る情緒あふれる木造りの宿

薄暮の全景

 情緒豊かな温泉街にたたずむ「蔵王源泉 おおみや旅館」は、全館畳敷きで和のぬくもりがあふれる宿だ。館内は、素足で歩く心地良さとノスタルジックな雰囲気に満ちている。

和モダンツイン「302号室」

 自慢のお風呂は、楕円形の名物「玉子風呂」、泡風呂、源泉風呂。どれも木造りの湯船で、足触りの柔らかな湯浴みを満喫できる。さらに「おおみや旅館」は、蔵王温泉随一の大湯元として知られており、石垣からは1分間に720ℓもの源泉が湧き出る。この硫黄の香り漂う乳白色の温泉は、肌を白く滑らかにする効果があることから、美人の湯としても人気が高い。

「蔵王山懐膳」

 地産美味にこだわった「蔵王山懐膳」は、地元の山の幸や山形牛など、選び抜かれた旬の素材をふんだんに使用した極上の味。オリジナルの地酒と共に山形ならではの郷土料理を楽しみたい。

「おくつろぎラウンジ」

 チェックイン後から利用できる「おくつろぎラウンジ」には、コーヒーや冷たい飲み物などのうれしいサービスを用意。懐かしいマンガなどが揃う読書コーナーやマッサージチェアもあり、のんびりリラックスタイムを過ごすことができる。
利用時間14:00~21:00

「おくつろぎラウンジ」

交通:《車》山形自動車道 山形蔵王ICから西蔵王高原ラインを経由し蔵王温泉方面へ約30分、P30台(無料)
   《電車》JR山形新幹線 山形駅から蔵王温泉行バスで約40分、終点蔵王温泉バスターミナル下車※バスターミナルより送迎有
チェックin14:00 out10:00
食事:《夕・朝食》レストラン
部屋:全32室
風呂:男女別源泉風呂各1、男女別源泉露天風呂各1(露天風呂は冬期閉鎖)
泉質:硫黄泉・弱アルカリミネラル泉
料金:1万5,550円~5万2,950円

〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉46
☎023(694)2112 FAX023(694)2115
https://www.oomiyaryokan.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

道後温泉 オリジナル浴衣登場 華やかな2種のデザイン

2026年9月2日(水) 配信

「和傘」と「椿」デザインのオリジナル浴衣

 愛媛県松山市の道後温泉で、写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花さんが手掛けたオリジナル浴衣のレンタルが8月3日から始まった。道後のアートと温泉街の回遊を浴衣で楽しんでもらう取り組みで、対象の旅館・ホテルの宿泊者が利用できる。

 道後エリアでは2014年からアートによる地域活性化に取り組んでおり、現在は「蜷川実花 with EiM × 道後温泉 DOGO ART」を2025年10月―27年2月まで開催している。国の重要文化財である道後温泉本館や道後温泉別館 飛鳥乃湯泉、道後商店街などを舞台に、蜷川さんの作品を展開。「いのちの咲く湯―A Place for Blooming―」をコンセプトに、温泉街に新たな景観を創出している。

 今回の浴衣は、同事業の世界観を身にまとって街歩きを楽しめるよう企画した。デザインは「椿」と「和傘」の2種類で、いずれも蜷川さんの写真を用いたグラフィックを採用した。初めて浴衣を着る人や訪日客にも利用しやすいよう、内側に着崩れを防ぐボタンを設け、帯には面ファスナーを採用するなど、簡単に着付けられる仕様とした。

 8月20日時点でレンタルできる宿泊施設は、道後山の手ホテル、大和屋本店、花ゆづき、道後グランドホテル、ホテル古湧園 遥、茶玻瑠、道後プリンスホテル、ホテル椿館、道後舘、あたたかい宿 谷屋、KKR道後ゆづき。今後も対象施設は順次追加する予定だ。レンタルは有料。

 

〈観光最前線〉東京下町「谷根千」で食べ歩き

2026年9月2日(水) 配信

川むらの「大ざる」

 お盆休み期間に妻と「谷根千」エリアを散策。JR日暮里駅で下車したのだが、意外にもこの駅で降りたのは今回が初めてだった。

 西口改札を出て、御殿坂を上っていく途中に1872年創業の老舗蕎麦屋「川むら」がある。この日はすぐに入店できた。とりあえず「大ざる」と生ビール「白穂乃香」を注文。昼間から呑むよく冷えた生ビールは格別にうまい。

谷中銀座商店街

 昼食後、さらに坂を上るとテレビでもよく観かける「谷中銀座商店街」が現れた。妻の推薦で、行列必至の和栗専門店「和栗や」を訪問。名物の「モンブランデセル」を初実食した。注文を受けてから絞りたてで提供されるため、運ばれてきた瞬間から和栗の上品で芳醇な香りが五感を刺激した。今までに食べたことがない別次元の美味しさだった。大満足。

和栗やの「元祖・手絞り作りたてモンブランデセル」

【古沢 克昌】

 

旧博物館動物園駅と夜の成田空港見学ツアー 10月24(土)~25日(日)に催行へ (コミュニティー京成)

2026年9月1日(火) 配信

夜の成田空港

 京成グループのコミュニティー京成(吉川邦彦社長、千葉県八千代市)は10月24日(土)~25日(日)、成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)の協力のもと、「スカイライナーで行く! 旧博物館動物園駅・東成田駅と夜の成田空港を見学できるプレミアムツアー」を催行する。

 ツアーでは、1日目に現在使われていない旧博物館動物園駅内を見学し、普段立ち入ることができないホーム階を見学する。その後、スカイライナーで成田空港へ移動。同空港で通常公開されていないエリアから、空港夜景やランプセントラルタワーなど、夜ならではの景観を観覧する。2日目は、かつて成田空港の玄関口として利用されていた旧成田空港駅(現東成田駅)の非公開エリアを巡る。

 料金は1人3万4500円。応募多数の場合は抽選となる。