「舞妓はんバー」で、プレ金は特別体験 

2017年11月21日(火) 配信

プレミアムフライデーは舞妓さんと

月末金曜日は、舞妓さんと。京都ブライトンホテルは、2017年11月、2018年1月と3月の プレミアムフライデーに「舞妓はんバー」を開く。

 アトリウムロビー中央のラウンジ・バーで、京都の五花街のうち、上七軒と宮川町の芸妓さん、舞妓さんとお酒や会話を楽しむ今回のイベント。花街での芸事やしきたり、日常生活など、なかなか聞くことができない質問にも気さくに答えてくれるほか、写真撮影も自由。オードブルやドリンクとともに、優雅で貴重な時間を楽しめる。

イベント概要

開催日:2017年11月24日(金)、2018年1月26日(金)、3月30日(金)

時間:[2部制]午後6:00~、午後7:00~

内容:ラウンジ・バー「クー・オ・ミディ」で舞妓さんとのひとときを過ごしたのち、好きなレストランで食事を楽しむ。

食事:

テラスレストラン「フェリエ」、京懐石「螢」、鉄板焼「燔」、中国料理「花閒」

料金:

上記店舗で、1人1万3千円、1万5千円、1万8千円、2万3千円の中からメニューを選択(税込)。

※お食事と舞妓はんバータイム(オードブルプレート、乾杯ドリンク込) 

※テラスレストラン「フェリエ」では、1万3千円、1万5千円のみ(税込)

※ラウンジのみ利用(舞妓はんバータイム、オードブルプレート、乾杯ドリンク込)の「ラウンジプラン」も、1人5千円(税込)で受け付けている。     

予約・問合せ:TEL 075―441―4318(ラウンジ・バー「クー・オ・ミディ」)

オープン型宅配便ロッカー新たに16駅に設置

2017年11月21日(火) 配信

宅配便サービスを拡充

小田急電鉄は2017年11月28日(火)から、宅配事業者の荷物を受け取ることができる「オープン型宅配便ロッカー(PUDOステーション)」を新たに16駅に配置する。今回、小田急江ノ島線・多摩線にも導入することで、小田急線全線における設置駅は、計24駅(25カ所)となる。

 同ロッカーは、当初ヤマト運輸のクロネコメンバーズ会員を対象に、自宅で荷物を受け取ることができなかったときの再配達先として利用していた。現在では、佐川急便や、DHLジャパンの荷物にも対応。そのほか、日本最大級のファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」での購入時に、商品の受け取り場所として指定できるなど、利便性の向上をはかっている。

「鉄道駅等での受取インフラの整備促進」(出典:国土交通省「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会」報告書【平成27年10月14日】)

 設置拡大は、「鉄道駅等での受取インフラの整備促進」(出典:国土交通省「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会」報告書)に基づいた取り組み。同社では、引き続き、駅の利便性向上に加え、宅配の再配達発生による社会的損失への対応に努めていく。

設置詳細

名称:

オープン型宅配便ロッカーPUDO(プドー)ステーション

サービス開始日:

2017年11月28日(火)町田駅

※他の15カ所は、順次使用開始予定(下記参照)

設置駅・仕様・利用開始時間・サービス開始日:

設置駅などの詳細

仕様の詳細:

ロッカー仕様詳細

利用可能宅配事業者(2017年10月現在):

・ヤマト運輸

・佐川急便

・DHLジャパン

※「ZOZOTOWN」の商品購入時の荷物受け取りも可能

設置済みロッカー詳細

北海道・滝川で2月、紙袋ランターンフェス開催

2017年11月21日(火) 配信

ロウソクによる灯りは、わずか3時間の夢の世界

北海道滝川市で来年2月17日(土)に「第16回たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」が開かれる。

 市民が思い思いに、紙袋に切込み模様を入れたり、絵を書いたり、セロファンを貼るなどして装飾。なかにロウソクを立てて火を灯すと、通りは優しく柔らかい光に包まれる。心も体も暖まるわずか3時間の催しだ。

 2003年、滝川市出身の彫刻家・五十嵐威暢(いがらし・たけのぶ)さんの発案で、駅前通りに約2千の「紙袋ランターン」が並べられたことが取り組みの発端。市民やファンに支えられ、今では1万5千個もの作品が集まるまでになったという。

 会場各所では温かい飲み物を無料で提供する「ふるまいコーナー」や地元グルメを味わえる出店もある。

第16回たきかわ紙袋ランターンフェスティバル

子供からお年寄りまで、作品を作る人すべてが主役になれる。
国道沿いを紙袋ランターンで彩る。1日で400人を超えるボランティアが参加するという。
当日は紙袋ランターンの製作体験も。作った作品を会場に並べてみては!
会場各所では「ふるまいコーナー」や出店もある。

開催日:2018年2月17日(土)

開催時間:午後5:00(点灯)~同8:00

会場:JR滝川駅前から商店街にかけて

問い合わせ:たきかわ観光協会 

      TEL:0125(23)0030 午前9:00~午後5:00

ゴルフ目的の交流人口増を目指す

2017年11月21日(火) 配信

楽天が東南アジアでゴルフ予約サイト「Golfasian」と連携を強化する

楽天はこのほど、東南アジアを中心にゴルフ場・ツアーの予約サイトを展開する「Golfasian」との連携強化を発表した。国内外のゴルフ場予約や、関連旅行商品の造成など、ゴルフ目的の交流人口増加を目指す。

 国内では、海外ゴルフ場の予約範囲拡大や、ゴルフ目的の海外ツアー商品の提供を通じ、「楽天GORA」の会員向けサービスを充実させる。「Golfasian」会員向けには、予約できるゴルフ場の範囲を広げ、インバウンドの取り込み増加をはかる。ゴルフツアーなど、「Golfasian」が提供する旅行商品の予約サービスには、楽天トラベル(高野芳行事業長)が協力する。

マレーシア往復4万円、ANAがロングステイ用運賃設定

2017年11月21日(火) 配信

(左から)弓野氏、平田氏、アズラン氏

全日本空輸(ANA)はこのほど、マレーシアへのロングステイ向け新運賃を設定した。エコノミークラスは、東京からクアラルンプールまで4万円で往復できる。通常の運賃でロングステイ用の航空券を購入すると往復37万6千円というから、新運賃は破格だ。販売期間は12月31日(日)まで。

 搭乗期間は2018年1月10日(水)~9月30日(日)まで。エコノミーのほか、ビジネスクラスも設定しており、往復9万円。別途燃油サーチャージや空港税などが別途加算される。設定路線は成田―クアラルンプール線、羽田―クアラルンプール線。滞在期間は9日~6カ月で、日本国内で往路・復路各1回乗り継ぎ可能だ。予約変更・払い戻しは手数料が1万円かかる。

人気ナンバーワンの国、マレーシア

 マレーシアはロングステイ財団の調査で、海外ロングステイの希望国で11年連続ナンバーワンに選ばれる人気の地。マレーシア政府観光局のノール・アズラン東京支局長は「治安や経済が安定し、コストが安い」とマレーシアの魅力を売り込んだ。また、ロングステイ用の特別制度「マイセカンドホーム」が整備されていることや、日本のパスポートであれば90日間まで滞在できることなどを紹介。ぜひ今回の航空券でマレーシアを訪れてほしいと呼び掛けた。

ロングステイ需要の取り込みへ

 ロングステイ財団の調査によると、海外に2週間以上滞在するロングステイ人口は年間約158万人。ANAはこの需要を取り込むため、今回ロングステイ用の運賃を設定した。これまでも長期滞在向けの運賃は欧州や中国、北米などで設定していたが、ビジネス利用を想定していたとし、余暇のロングステイを意識したのは初めてという。11月20日(月)の会見で、マーケティング室観光アクション部観光振興チームの平田郁子アシスタントマネージャーは「今後も国際線の拡充とサービス向上に努めたい」とした。

 また、ロングステイ財団の弓野克彦理事長は「ロングステイは海外旅行人口の底上げにつながる。今後も、さまざまな地域でロングステイ運賃が展開されることを期待する」と語った。

“ハートフルな温泉宿”28軒紹介 山崎まゆみ〈著〉「続バリアフリー温泉で家族旅行」

2017年11月21日(火) 配信

「続バリアフリー温泉で家族旅行」表紙

 温泉エッセイストの山崎まゆみ氏はこのほど、書籍「続バリアフリー温泉で家族旅行」(昭文社、本体1500円+税)を発刊した。2015年に出版した前作が好評だったため、山崎氏が太鼓判を押す“ハートフルな温泉宿”を新たに28軒掲載した。

 「足腰の弱った親を安心して連れて行ける温泉」、「おじいちゃん・おばあちゃんを囲んで3世代、4世代の家族旅行にお薦めできる」ことを宿の選定基準としている。また、施設などハード面だけでなく、宿の主人や女将、スタッフなどの“体が不自由な方を受け入れる気持ちがある”ことも優先している。

 同書では、どの温泉宿も湯船の写真を大きく紹介しているのが特徴。驚くのは、大浴場や貸切風呂の断面図を掲載し、浴槽の形状を図解し、段差ごとに深さや、幅などを細かく説明している点だ。

 予約前のチェックポイントの覧も設け、宿の受入態勢や配慮している部分を細かに紹介している。

 施設の項目では、車イス使用者の駐車場のスペースや場所、車イス送迎の有無、駐車場から玄関までの段差の個所などが一目で分かる。食事の項目では、アレルギーや、きざみ食などの対応ができるかなどの情報も得られる。

 山崎氏自身も前作の出版後に手術を受け、その後湯治によって体を整え、仕事に復帰した。「20年以上も温泉を取材してきたが、体にメスを入れたからこそ、温泉の底力を思い知った」と山崎氏は語る。「温泉をあきらめていた方にこそ、温泉でくつろぎを得ていただきたい」との願いが詰まっている。

 問い合わせ=電話:0570―002060(ナビダイヤル)。

海外人口は過去最高 訪日ロングは2W以上と定義 ロングステイ財団

2017年11月21日(火) 配信

弓野克彦理事長

 ロングステイ財団が11月8日に発表した「ロングステイ調査統計2017」によると、16年のロングステイ推計人口は海外が過去最高の158万6598人となった。国内は前年から77万人減の769万人。また、今回はインバウンドについて初めて定義し、2週間以上の滞在をロングステイとした。人数などは把握できていないが、欧米地域は2週間以上の滞在者が50%を超えるという。

 同日、東京都内で開いた発表会で弓野克彦理事長は、海外ロングステイ人口は200万人を目指しているとし、「達成にはシニア層だけではなく現役世代に広げていかなくてはならない」と言及。調査でも12年から16年までの推移をみると、40―59歳の現役世代の海外ロングステイ人口は成長しており、期待感を示した。

 一方、国内はロングステイの需要はあるが、長期滞在できる宿泊施設などが不足していることを指摘。調査では、キッチンや家具などの設備や長期滞在に有利な料金設定を求める声が多かった。需要が伸びると予測されるインバウンドロングステイも、顧客となる欧米人が滞在する環境がないとし、インフラ整備の必要性を強調。「経済波及効果の高いロングステイを今後も推進していく」と意気込んだ。

 調査動向を発表した事業部の川嶋彩氏によると、国内ロングステイのキーワードは「コト消費」という。必要な情報として「体験ツアー情報」を挙げた人が36・1%と最多となり、「ロングステイ先で何ができるかが重要」とした。

 滞在目的別にみると、希望都道府県の総合トップ10に入っていない地域が1位になる項目もあった。例えば好きな地域1位の愛媛県は総合19位、趣味・スポーツ1位の岡山県は総合16位となっている。「ターゲットを明確にし、強みを生かしたマーケティングが成功の鍵」。

 また、移住への関心がロングステイ経験者は未経験者よりも18・8ポイント高いことから、「移住促進にはまずはロングステイヤーを増やすことが有効だ」と述べた。

 ロングステイ市場の伸びには、働き方改革のワーク・ライフ・バランスも重要になってくることから、今後はテレワーク協会などとの連携も進める。発表会には同協会の富樫美加事務局長を招き、働き方改革について語り合った。

観光促進税 身近な人たちが旅行しやすい環境に

2017年11月21日(火) 配信

出国時に1000円を徴収する新税は、「観光促進税」という名称に決まった

 新たな観光財源の確保を目的に、日本を出国するたびに1人当たり1千円を徴収することが、11月16日に開かれた自由民主党の観光立国調査会で決議された。「出国税」ではなく、名称は「観光促進税」となるようだ。日本経済新聞の11月17日付の報道によると、「自民党内に『出国税という名称はイメージが良くない』との声があったため」とされている。観光庁は「日本人海外旅行者も受益するような使途を検討する」と説明したという。

 外国人観光客に対しては、消費税を免除する免税店の整備を行っている。また10月から酒税の免除制度もスタートした。レンタカーを利用した高速道路も、JRも外国人旅行者に割安のパスが存在する。

 観光庁には外国人旅行者への受入整備を進めることが、日本人の旅行者にも旅行をしやすい環境になるとの考えが基本姿勢にある。しかし、それにしても日本人の国内旅行活性化への取り組みの影の薄さはどうしたものだろうか。     

 エアビーアンドビーは独占禁止法違反の疑いで、同社の日本法人が立入検査された。宿泊業界が反発する中で来年6月15日には住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される。しかし、残念なことに民泊を推進していく大手民泊仲介サイトが遵法精神から離れている。

 “ヤミ民泊”も横行している。しっかりと取り締まりができるのだろうか。無許可営業者の罰金上限の3万円を100万円に引き上げるなど、旅館業法の一部改正の法律案の成立も見通しが立たない。多くの国民も不安に思っている。

 民泊関連での犯罪も全国各地から聞こえてくる。脱法行為によって莫大な利益を得ている悪徳業者が儲かり、遵法精神に則った旅館やホテルなどの観光業界が不利益を被る社会になっては、観光立国とは言えない。

 新たな税金を徴収するのなら、その使途として、国内の違法行為を本気で取り締まるために使われた方が余程、説得力がある。

 観光促進税で400億円規模の税収が見込まれるが、今後、海外に向けた訪日誘客への宣伝事業に巨額の税金を投入する必要性があるのだろうか。また、外国人観光客への多言語化などの取り組みも、過剰な状況はないだろうか。

 今はスマートフォンのアプリも充実しているし、通訳の機器も小型化し、高性能になっている。過度な多言語化への税金投入よりも、まだまだ進んでいない国内観光における環境整備もあるはずだ。訪日外国人数の数値目標に目が奪われ、本当に整備が必要な部分が見えなくなっては、本末転倒である。

 先日、神奈川県の三浦半島をオートバイで走り、途中の公共の休憩場所でひと休みした。すると、そこで車イスの青年がトイレの中から腹這いになって出てくるのを目にした。トイレが狭いため車イスを入れることができなかったのだ。母と青年の2人だけのドライブ旅行の途中なのだろう。少し遠くで年老いた母親は青年が男性トイレの中で車イスに乗り込むのを見守っていた。冬間近の寒空の中、私は胸が潰れそうになった。

 観光促進税の使い方はまだ定かではない。きらびやかな海外宣伝もいいが、足元の身近な人たちがもう少し旅行しやすい環境をつくれないかと、心から思った。

(編集長・増田 剛)

ふるさとオンリーワンのまち 飯島町の産業祭でPR

2017年11月21日(火) 配信

津田理事長(右)も参加して認定事業をPR

 長野県・飯島町(下平洋一町長)が10月28―29日の2日間開いた「いいちゃん産業まつり」に、NPO法人ふるさとオンリーワンのまち(津田令子理事長)が参加。これまで「ふるさとオンリーワンのまち」に認定した各地域の商品の販売などを行い、事業を積極的にPRした。

 飯島町は、長野県南部の下伊那郡にあり、中央アルプスと南アルプスの2つのアルプスを望む自然豊かな町。14年11月にはふるさとオンリーワンのまちの第5号に認定されている。

 「いいちゃん産業まつり」にはNPOから津田理事長をはじめ、石井貞徳専務理事、水野洋蔵理事、本橋範子理事らが参加してブースを出した。NPOのオリジナルポスターや、パンフレットなどを掲示して活動内容を紹介したほか、第2号認定の静岡県御前崎市観光協会も参加して、地元特産品などの販売も行った。また、飯島町についてのアンケートも実施した。

ご当地ラーメン案内 背脂ラーメンタクシー誕生 燕三条の中越交通

2017年11月21日(火) 配信

中越交通の「背脂ラーメンタクシー」

 新潟県三条市のタクシー会社「中越交通」が、燕三条エリアのご当地ラーメンを案内する「背脂ラーメンタクシー」を10月2日から開始した。

 燕市の背脂ラーメンは、地元新潟のソウルフード。同市で盛んな洋食器の町工場の職人がさっと食べられるように作られた。日夜汗をかいて働く職人が好むしょっぱい醤油ベースに、出前でも伸びにくい極太麺。豚の背脂をスープに浮かべて冷めにくくしているのが特徴という。地元にラーメン店は約60軒あり、県外から訪れるラーメン通も多い。

 背脂ラーメンタクシーは、専任のドライバーがご当地ラーメンについて楽しく解説しながら、乗客の希望するラーメン店へ案内する観光タクシーのサービス。車体に赤い暖簾を描き、屋根の行灯を「ラーメンどんぶり」のかたちの専用車両を用意。タイヤホイールにはナルト柄のデザインも施され、遊び心も散りばめられている。

 運転手は客の好みを聞いたうえで、お薦めの店を紹介。要望があれば、ラーメン店以外に名所旧跡や道の駅、ガイドブックにも載っていない地元民しか知らないスイーツ店なども案内してくれる。

 運転は社内の筆記と実務検定に合格した自他ともに認める「ラーメン好き」ドライバー4人(うち女性1人)が担当する。検定では「ラーメンの起源」「県内のラーメン消費量」「主要なラーメン店の定休日」などが出題され、車内でこれらのうんちくも披露される。

 利用料金は2人で利用の場合、120分コースで1人6千円(2人で1万2千円)、180分コースで1人9千円(2人で1万8千円)となる。

 予約・問い合わせ=中越交通ラーメンタクシー係 電話:0256(38)2021。

記者はドライバーお薦めの「福来亭」白山町店に案内された