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JALの客室乗務員が出雲観光タクシー「うさぎ号」ガイドに コロナで開始は延期

2021年5月11日
編集部:飯塚 小牧

2021年5月11日(火) 配信

共同会見(左からJAL山陰支店・澤山支店長、客室乗務員の瀬沼さん、出雲市・伊藤副市長)

 出雲観光協会(島根県出雲市)はこのほど、出雲市内の観光名所を案内する「出雲周遊観光タクシー うさぎ号」で、日本航空(JAL)の客室乗務員がガイドとして乗務する旅を企画した。新型コロナウイルスの感染状況を見て、開始時期を決定する。

 出雲市とJALは3月26日(金)に「出雲の観光イメージアップ事業」として、JALの客室乗務員が市内の観光業務に従事する事業を発表。20人の客室乗務員が「JALふるさと応援隊」として、毎週火・水・木曜日に1人ずつ市内の観光業に従事する。うさぎ号のガイドデビューに向けては、4月に研修を行い、5月4日(火)のデビューを目指していたが、緊急事態宣言の発令で延期となっている。JALの客室乗務員が観光タクシーにガイドとして乗務することは初の取り組みという。

 

「うさぎ号」現役ガイドによる現地研修のようす

 「うさぎ号」は2020年9月から運行を開始。専属ガイドが1人同行して公共交通では訪れにくいパワースポットなど、タクシーの利点を生かした場所を巡りながら、歴史や神々の系譜などをわかりやすく説明する。少人数で密を避けながら、自由な旅を楽しむことができるのが売り。検温や消毒に加え、運転席と後部座席間の飛沫防止シートなど感染対策も施している。

 出雲観光協会によると、「1万円~1万8000円と高額商品にもかかわらず昨年10月から12月には毎日のように申し込みや問い合わせがあり、人気商品となった。とくに女子旅やご夫婦でも利用が増えている」と好評という。

 4月1日(木)からは、「森、海、郷、美、湯」をテーマに新たに9つのコースを設定。パワースポットや特別な食事、温泉などが楽しめる。

 なお、5月は島根県民対象の「再発見!あなたのしまねキャンペーン」やセットの「しまねっこクーポン」を利用すると、7千円割引になるため、同協会は県民への利用を呼び掛けている。

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