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9割近くが「IRを知っている」 IR・IR法案の意識調査

2020年7月7日
編集部:馬場遥

2020年7月7日(火) 配信

IR・IR法案(カジノ法案)・カジノに関する意識調査(カジノアカデミア調べ)

 カジノ情報メディア「カジノアカデミア」はこのほど、IR・IR法案(カジノ法案)・カジノに関する意識調査を実施した。IR(統合型リゾート)について、全体の9割近くが「何となく」を含め、「知っている」と回答し、日本にIR施設ができることは賛成35・9%、反対32・4%と拮抗しているのが分かった。

 年齢別集計では、50代以上では反対意見が上回っていた。

 調査は5月27日(水)~6月3日(水)の期間で行われ、全国の20~60代の男女515人が回答した。

 カジノに対して、「楽しい・華やか」、「経済にプラスになる」などポジティブな回答がある一方で、「治安が悪くなる」、「ギャンブル依存症」など、ネガティブなイメージを抱く意見も多かった。何故そのようなイメージを持ったかの質問に関しては、「映画・ドラマでカジノのシーンを見たことがあるから」に類似する回答が非常に多かった。

 「カジノ法案」というワードについてのイメージは、「危険」、「名前だけが先行している」、「実際はカジノのみに関する法案ではないのに『カジノ法案』として誤った認識をされている」などの答えがあった。

 カジノが含まれるIR施設は、おおむねネガティブなイメージを持たれている。日本国内3カ所のIRのうち、カジノ施設は3%に限定されるが、IR推進にあたっては「ギャンブル依存症の対策は必須」(カジノアカデミア)とする。さらに、「IR・カジノの運営や趣旨について広く知ってもらい、まずフィクションのイメージを払しょくすることが、客観的な判断のためにも必要だ」と総括した。

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