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JATA、新任の池畑理事・事務局長があいさつ 「みんなの力を合わせ闘っていく」

2020年6月25日
編集部:入江千恵子

2020年6月25日(木) 配信

新たに就任した池畑孝治理事・事務局長

 日本旅行業協会(JATA)は6月25日(木)、東京都内の本部で定例会見を開き、新たに理事・事務局長に就任した池畑孝治氏があいさつした。池畑氏は今後の事務局運営について「会員のための協会。みんなの力を合わせ闘っていく」と力強く語った。

 今年1月にJATAの調査役に就任し、「この半年で会員のための協会とつくづく実感した」と振り返った。そのうえで、今後の自らの役目について「理事会で決議されたことを遂行していく責任者。(執行者など)81人のベクトルを合わせて、決められたことを粛々を進めていくことが事務局の仕事だと思っている。メンバーは変わったが、職員一丸となって取り組んでいく」と方針を示した。

 8月初旬の開始を目指している国内旅行需要喚起策「Go Toキャンペーン」において、JATAの役割は「“公平・公正”に、感染を拡大させない、“安心・安全”の3つの条件をしっかり守っていく」と語った。そのうえで「全産業が一致団結し、お客様に喜んでもらえるような新たな旅行を案内していきたい」と力を込めた。

 また、国際旅行の再開に向けた仕組み作りについて、各国が作成する自国用のガイドラインと、外国人受け入れ用のガイドラインを調査していると明かした。「それを持ち寄りながら、相手国と互いに交わし合うガイドラインを作る準備を始めている」と述べた。

 KNT-CTホールディングス出身の池畑氏は、近畿日本ツーリスト(当時)入社後、東京・銀座の海外旅行支店に配属。その後、新宿法人旅行支店ではMICEやスポーツイベントなどを担当してきた。

 2010年にJATAの関東支部副支部長に就任後、関東支部長、本部の海外旅行推進員、ツーリズムEXPOジャパン実行委員を歴任。16~19年にはKNT-CTで取締役グループ事業推進本部長などを務め、今年1月、再びJATAに戻った。

 18年間勤務した東京・銀座の海外旅行支店で越智良典前理事・事務局長は、池畑氏の7年先輩に当たる。JATAでも再び先輩となった越智氏を「憧れの先輩」と語り、「学び、がんばっていかなければならない」と決意を新たにした。

池畑孝治氏(いけはた・こうじ)略歴

 1958年生まれ。82年近畿日本ツーリスト入社。2008年海外旅行部部長、10年執行役員イベントコンベンションコングレス事業本部カンパニー長、14年KNT-CTホールディングス執行役員海外旅行部長、15年近畿日本ツーリスト取締役、18年KNT-CTホールディングス取締役グループ事業推進本部長、20年1月JATA調査役、同年6月から理事・事務局長、ジャタ取締役

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