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村民による村民のための村民の地域商社を設立 白川村の課題解決目指す

2019年8月13日
営業部:後藤 文昭

2019年8月13日(火) 配信

白川郷(イメージ)

 村民による村民のための村民の地域商社を――。岐阜県・白川村に8月8日(木)、地域商社「合掌ホールディングス」が設立された。宿泊予約のシステム化や、ガイドサービス、回遊地図の制作などの業務を行う。地域資源を最大限に活用した観光客の長期滞在を促し、地域の雇用を生み出しお金を地域に還元する仕組みをつくること。多くの村民に対し参加を促し、地域課題を自分たちで解決することを目指す。

 同ホールディングスは、「観光地化されすぎていて、白川郷の価値が失われている気がする」などの観光客の声と、「観光客が多く、生活が落ち着かない」などの地域側の声を受けて設立された。使命には、「継承と躍進:Succession & Breakthrough〜先人たちが大切にしてきたものを継承しつつ、時代の変化に柔軟に対応して躍進する〜」を掲げる。 

合掌ホールディングスが目指すイメージ

 代表取締役社長には、村内で合掌造り民宿・源作を営む鈴口悦子氏が就任した。「合掌造りの本質的価値がお客様に伝わっていない。数より質を重視する時ではないかと思う。合掌造りの価値を高めてくれる心強い仲間が集まってきたので動いていく覚悟をした」と決意を語った。

 CMOには、4年前から白川村に携わっているNOFATEの藤田雄也代表を起用。運営アドバイザーとして、飛騨市・高山市で11棟の町家一棟貸し切り宿とさまざまなインバウンド向け体験を手掛けるHIDA IIYO代表の松場慎吾氏が加わった。

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