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西村体制の活動を集大成 全旅連青年部 長崎市で24回全国大会開く

2018年11月9日
編集部:増田 剛

2018年11月9日(金) 配信 

西村総一郎部長が冒頭あいさつ

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(西村総一郎部長)は10月30日、長崎県長崎市内で第24回全国大会を開いた。「変わらないために変わる~The Only Constant is Change」をテーマに、1年半の間活動してきた西村体制の集大成の場として、全国の青年部員が一堂に会した。

 西村部長は冒頭、「日本は人口減少、高齢化率の高まりなど地方にとっては厳しい時代を迎えるなかで、観光は一つの明るい兆し」と述べた。「生産性の向上や人手不足などの課題にも直面しているが、しっかりと正対して克服し、日本を代表する産業に育てていかなければならない」と強調。さらに、「宿泊業界も外国人の労働者を受け入れられるように取り組んでいる」と紹介し、「さまざまな課題があるが、我われの業界が成長していくためには外国人の労働力が必要になってくる。国会議員にも前向きに進めていただけるよう働き掛けてほしい」と語った。

 来賓には中村法道長崎県知事、田上富久長崎市長らが出席し歓迎のあいさつをした。

グランプリを受賞した山形県天童温泉支部青年部

 大会では各ブロック、都道府県など地域の青年部事業でアイデアや、活力あふれる活動を選出する褒賞制度の表彰式が行われた。今回は全国から31件のエントリーがあり、グランプリ(全旅連青年部長賞)には、山形県天童支部青年部の「天童温泉共同出資会社『株式会社DMC天童温泉』の地域経営活動」が受賞した。

 準グランプリには、新潟県月岡温泉旅館組合青年部の「『歩いて楽しい温泉街へ』空き家・空き店舗再生事業」、全旅連青年部OB賞には、長崎県青年部の「旅館・ホテルから長崎をもっと元気に! 新入会員拡大キャンペーン」が選ばれた。

旅行新聞新社賞の北海道ブロック青年部(左)

 また、旅行新聞新社賞には、北海道ブロック青年部の「温泉旅館・ホテル若手経営者向け省エネ勉強会」が受賞した。

 続いて、西村部長が次期(2019~20年度)青年部長予定者の鈴木治彦氏(奥津荘、岡山県)を紹介。鈴木氏は「来年、平成から元号が変わる新しい時代の幕開けというタイミングでの就任に重責を感じる」あいさつ。「全国からたくさんの若い世代に出向していただき、しっかりとした青年部のチームを作り、観光業、経済発展に寄与する活動をしていきたい」と抱負を語った。

鈴木冶彦次期部長

 分科会では、①政策プロモーション②旅館アカデミー③宿屋未知向上④労務改革⑤ITソリューション開発⑥インバウンド・流通対策――の6委員会がこれまでの活動の課題と解決に向け、セミナーを行った。

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