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大阪とハノイの直行定期便を就航、ベトジェットエアが11月8日から

2018年6月1日
編集部:飯塚 小牧

2018年6月1日(金) 配信

ベトジェットエアが日本定期便就航記者説明会を開いた

ベトナムの“ニューエイジ”航空会社のベトジェットエアは11月8日(木)から、関西国際空港とベトナム・イノバイ国際空港(ハノイ)を結ぶ直行便を就航する。航空券は6月8日(金)から公式ウェブサイトなどで販売を開始する予定。

 路線の発表は、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席の来日に合わせ、5月31日(木)に行われた。同日、JETROベトナムが東京都内で主催したベトナム投資カンファレンスの場で、日本、ベトナム両国の政府高官とベトジェットエアが立ち合う特別式典を開催したほか、同社単独で日本定期便就航記者説明会を開き、事業の紹介を行った。

グエン・ティ・トゥイ・ビン副社長

 同社のグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長は事業モデルについて、LCC(格安航空会社)ではなく、「ニューエイジ航空会社」と強調。「我われは顧客が必要とするサービスをすべて提供できると考えている。我われのモットーは航空サービスを提供するなかで、単なる移動手段ではなく、楽しめる体験を提供すること」とし、「一般にLCCと呼ばれるどのモデルにも当てはまらない」と述べた。

 同社は低価格運賃の販売を行う一方、「スカイボス」という上級サービスも展開。また、機内では他社では考えられない「ビキニショー」など、顧客を楽しめるための特別イベントを企画する、まさに“ニューエイジ”の航空会社だ。特別イベントは新規就航の際などに行われることが多いというが、「日本就航時のイベントについては最後まで秘密」(グエン副社長)と含みを持たせた。

 機体デザインにもこだわりを持つ。「若々しくエネルギッシュなデザインが他社との違い」(グエン副社長)とし、これまで、有名人やキャラクターなどとタイアップした遊び心のある機体を飛ばしてきた。「若い人は自撮りなどして楽しんでいただいている」(グエン副社長)。

 現在保有する機材はA(エアバス)320とA321の60機。毎日、385便を運航しており、ベトナム国内のほか、タイやシンガポール、韓国、台湾、香港、中国本土、マレーシアなどを結ぶ82路線を展開している。今後の拡大に向け、現在エアバス社とボーイング社に計220機の旅客機をオーダーしているとし、日本でも関空の次は羽田への就航を計画。グエン副社長は「早期に認可が下りることを期待している」と述べた。

 日本ではこれまで、旅行会社と協力し、地方空港からベトナムの都市へ直行チャーター便を運航するなど実績がある。17年には日本航空(JAL)とコードシェアの業務提携契約を結んでおり、今後もさまざまな協力体制を模索する。グエン副社長は「日本とベトナムの交流をさらに加速させることに、微力ながら貢献していきたい」と意気込みを語った。

大阪(関空)-ハノイ線

就航開始日:11月8日~ 大阪発・午前9:20~ハノイ着午後1:10(現地時間)

ハノイ発・午前1:45(現地時間)~大阪午前7:50 ※片道約4時間強

発売日:6月8日から公式ウェブサイトやフェイスブックなどで購入できる。

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