「リトリート休養術」豊島大輝〈著〉 「人がヒト(自然の一部)に戻る旅」へ

2025年1月28日(火) 配信

 ネイチャーセラピストの豊島大輝氏はこのほど、すばる舎から「リトリート休養術」(1500円+税)を発行した。豊島氏は千葉県の「亀山温泉リトリート」など、リトリート施設のプロデュースや運営を行っている。

 「休日なのに、仕事のことが頭から離れない」「退勤後もメールやチャットの返信に追われている」など、休みたくても休めない私たち。豊島氏は、ヘトヘトになってしまう前に、「無理なく一度立ち止まれる身近な方法を試してみてはいかが」と、さまざまな方法を紹介する。豊島氏はリトリートを「人がヒト(自然の一部)に戻る旅」と定義し、このリトリートこそ忙しい現代人にとって「最高の休み方」と語る。

 「難しく考えずに、日常を離れて自然の中でのびのび過ごす。それだけで絶大な休養効果がある」という豊島氏の言葉が沁み込んでくる。

 今や私たちの身も心もつかんで離してくれない「日常」から上手く逃げ出す、自分にぴったりのリトリートの方法を見つけてみよう。

水沢うどんの大澤屋が石段街に4店舗目開業 新店はテイクアウトの「石段166売店」

2025年1月28日(火) 配信

石段街にある4店舗

 群馬県・伊香保温泉で水沢うどん屋を手掛ける大澤屋(大河原秀之社長、群馬県渋川市)は1月27日(月)、テイクアウト店「石段166売店」をオープンした。同社は昨年末から、伊香保石段365段の166段目にリニューアルを含めて出店を重ねており、今回のオープンで全4店舗が出そろった。

石段166売店のおしるこ

 新店舗の「石段166売店」では、水沢うどんの土産品やテイクアウトの飲食品を販売する。冬のテイクアウトメニューは「おしるこ」。豆腐で作ったふわふわの白玉団子が入っている。「揚げ芋くし」は群馬県産の里芋を使用しており、ピリ辛のタレがアクセント。

 また、昨年12月21日に166段目にオープンした同社初のスイーツ店「伊香保抹茶365 -ikaho matcha 365-」は、抹茶スイーツを中心に素材にこだわった手作りスイーツとラテを提供している。抹茶をふんだんに入れた生地のなかに、塩味の白あんとガナッシュを入れて焼き上げた「和フォンダン」が人気という。

 このほか、旧店舗の向いに移転した「水沢うどん大澤屋 伊香保石段店」は座席数を2倍にリニューアル。石段店限定のメニューもそろえている。

 「カレーうどん専門店 游喜庵」は、伊香保温泉下の店舗から石段街に移転して、1月24日にリニューアルオープンした。カレーうどんのソースはすべてオリジナルで、リピーターも多いという。

3月の週末にトロッコ電車運転体験会を実施 黒部峡谷鉄道

2025年1月27日(月) 配信

運転する内燃機関車

 黒部峡谷鉄道(鈴木俊茂社長、富山県黒部市)は3月1日(土)~16日(日)までの週末全6日間、「黒部峡谷トロッコ電車 運転体験会」を開く。トロッコ電車が運転を休止する冬期間を活用して行うもので、実際にディーゼル機関車の運転ができるため、毎年人気のイベントとなっている。

 体験では、本物の内燃機関車(ディーゼル機関車)に乗車し、運転士同乗、指導のもと、宇奈月駅構内の側線約150メートルを2往復運転する。

 各日8回の実施で、定員は各1人の1日8人となる。対象は10歳以上で参加費は1人1万円。当日現金で精算する。なお、空きがあれば当日の申し込みも受け付けるという。

 申し込みは2月3日(月)の午前10時からメールで開始する。詳細はホームページへ。

アニメ聖地88(2025年版)発表  山形県米沢市など20カ所加わる(アニメツーリズム協会)

2025年1月27日(月) 配信

作品の舞台・モデルとして124カ所が選ばれた

 アニメツーリズム協会(河森正治会長、東京都千代田区)は1月24日(金)、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2025年版)」を発表した。新しい聖地に山形県米沢市の「好きでも嫌いなあまのじゃく」や、愛媛県松山市の「がんばっていきまっしょい」など20カ所が加わった。今年は、作品の舞台・モデルとして124カ所、施設・イベントに28カ所が選出されている。

 同協会は2018年から、日本アニメの魅力を世界に発信し、地域創生とインバウンド需要の創出を目的に毎年発表している。国内外のアニメファンを対象とした投票結果をもとに、権利者や地方自治体などと協議し、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を決定する。

「能登の復興に向けた観光支援事業」公募開始 復旧後見据え、専門家派遣などで支援(観光庁)

2025年1月27日(月) 配信 

 観光庁は1月27日(月)、「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」の公募を始める。

 2024年1月の地震に加え、同年9月の豪雨などで被害を受けた観光地全体の復興のために、自治体、関係団体、個別事業者が一体となった復旧・復興計画の作成、復旧後の誘客促進をはかるためのコンテンツ造成などの取り組みを公募し、専門家派遣などによる支援を行う。

 同事業は、24年1月に発表された、「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」における「能登地域の朝市などの観光拠点・観光資源の再生に向けて、観光地の復旧計画の策定・実行支援やまちづくり支援、復旧後の誘客促進をはかるためのコンテンツ造成を支援する」に基づいた取り組み。災害からの復旧にあたって、①マーケティング実施②復旧・復興計画③情報発信・プロモーション④宿泊施設の収益力向上支援⑤専門家派遣──などの取り組みを支援する。

 公募期間は、1月27日(月)~2月28日(金)まで。

1月31日(金)から「じゃらんスペシャルウィーク」 限定半額プラン、最大22・5%お得になるクーポン配布

2025年1月27日(月) 配信

じゃらんスペシャルウィーク

 リクルートが運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」は1月31日(金)、限定の半額プランや最大1万円分のクーポンなどを配布する「じゃらんスペシャルウィーク」を開始する。

 限定プランでは、「じゃらんスペシャルウィーク」5%以上オフプラン、同キャンペーン限定半額プラン、ポイント10%還元・保証プランなどを用意した。

 通常じゃらんクーポンでは、最大1万円分の対象プランで使えるクーポンや、最大1万円分のじゃらん掲載宿泊施設などで使えるクーポンを配布する。また、特別じゃらんクーポンでは、一部の厳選宿で使用できるものや、温泉宿を対象に2月2(日)~3日(月)の2日間限定で使えるクーポン、ハイクラスホテルを対象に2月12~13日の2日間限定で使用できるクーポンがある。

 CPは1月31日(金)午前10時~2月19日(水)に実施。CPで配布されるクーポンは一部併用可能で、組み合わせて使用すると最大22・5%お得に予約できる。

 さらに、1月27日(月)午前10時~30日(木)午後11時59分までの事前エントリーと対象プラン予約で、2020人に1000㌽分のじゃらん限定ポイントをプレゼントする。

姫路いちごフェア2月5日に開催 いちごの直販や試食配布も

2025年1月27日(月) 配信

農園ごとのさまざまな品種を紹介

 兵庫県姫路市(清元秀泰市長)農政総務課と姫路いちご振興協議会は2月5日(水)、姫路駅北にぎわい交流広場中央地下通路で「姫路いちごフェア」を開く。生産者が、いちごや加工品を販売するほか、数量限定で試食の無料配布も行う。

 姫路地域は、農園ごとにさまざまな品種のいちごが栽培されている。フェアでは生産者がいちごの特徴や栽培のこだわりを紹介し、消費者への認知度を向上させることでブランド価値を高めることを目指す。

 直販コーナーのほか、商談コーナーを設け、姫路いちご振興協議会と商工業者とのマッチングもはかる。

 開催時間は午前10~午後2時まで。試食は午前10:30から、アンケートへの回答者先着200人に配布する。

伊東温泉めちゃくちゃ市、住民や観光客で盛況 オークションには巨大ブリの干物が登場

2025年1月27日(月) 配信

巨大ブリの干物を競りに出品

 静岡県伊東市(小野達也市長)、渚町の松川藤の広場で1月25、26日に「第31回伊東温泉めちゃくちゃ市」が開かれた。物産などが並ぶ42ブースが出展。採れ立て野菜や特産品の干物、地元銘菓などが“めちゃくちゃに安く”買えるとあって、地元住民や観光客で賑わった。

「漁業権」を得ていけすから生け捕り

 目玉イベントの「めちゃくちゃ大オークション」では、特大ひものとして、体長約1メートルの巨大ブリや特設のいけすから魚がすくえる「漁業権」などが出品され、大いに盛り上がった。

 このほか、ステージでは伊東囃子保存会による太鼓の演奏や、姉妹都市・長野県諏訪市の御諏訪太鼓などが披露された。

ウポポイに白老町の「ふるさと納税自動販売機」登場 返礼品は施設内利用券を即時に受け取り

2025年1月26日(日) 配信

約3分で完了するというふるさと納税自販機(アイヌ民族文化財団)

 アイヌ民族文化財団(常本照樹理事長、北海道札幌市)は運営する民族共生象徴空間(ウポポイ、北海道・白老町)にこのほど、「ふるさと納税自動販売機」を設置し、1月25日(土)から運用を開始した。白老町との連携の一環で、同町へのふるさと納税を促進する取り組み。返礼品として、ウポポイ入場料や園内ショップでの買い物に利用可能な「ウポポイ施設内利用券」が即時に受け取れる。国営公園などでは初の導入という。

 自動販売機では、利用者が1万円~10万円までの9種類の設定金額を選択し、情報を登録してクレジットカードで支払うと、返礼品として寄付金額の3割分の施設内利用券が付与される。登録は運転免許証を読み取って行うこともできる。税の控除に必要な書類は後日届くという。

西川丈次の「第22回おもてなしセミナー」2月20日(木)東京で開催 「“カスハラ”から社員を守る『おもてなし』」

2025年1月25日(土) 配信

セミナー参加者募集中

 おもてなし経営研究所所長、観光ビジネスコンサルタンツ代表取締役の西川丈次氏は2月20日(木)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で第22回おもてなしセミナーを開く。今回は全国のセミナー会場から多数のリクエストがあったという「カスハラ」の問題について焦点を当てる。

 「“カスハラ”から社員を守る『おもてなし』」――をサブタイトルに、さまざまな事例を紹介しながら、西川氏自らが体感した優れたおもてなしの「根っこ」の部分を丁寧に説明していく。

 午後2時からの第1部は、「西川丈次の最新の『私が体験したおもてなし事例から』」、続いて第2部は「おもてなし力を高める育成法」。

 セミナー費用は①会員8000円(税別)②一般1万2000円(税別)。

 なお、セミナー終了後の午後5時30分から懇親会(別会場・自由参加)を予定している。参加費8000円(税別)お飲み物別。

 申込み・問い合わせ=https://omotenashi-seminar.com