「手ぶら観光」をもっと身近に ナビタイム×air locker

2018年7月30日(月) 配信

利用イメージ(同社報道資料より)

ナビタイムジャパンが提供する3つのウェブサービス(「PC-NAVITIME」「NAVITIME」「NAVITIME for Japan Travel」)で、手荷物の預け先を見つることができるようになった。手ぶら観光をもっと身近に感じてほしいという。もう、旅先でコインロッカーが見つからない・空いていないと嘆かなくて済む。

 手荷物の預かりスポットを検索・予約できるサービス(air locker)との連携によって実現した。預け先スペースを提供するのは主に飲食店。サイズや店舗によって異なるが、ユーザーはおおよそ300~400円で荷物を預けられる。air lockerのサイト上では、スペース提供先のクーポンを掲載。飲食費10%オフや、ワンドリンクサービスなど、荷物を預けるユーザーの消費を促す仕組みも整っている。

 ナビタイムジャパンでは連携を通じ、air lockerが提供するスペースを地図上で表示する。見知らぬ旅先でも、迷わず荷物を預けられるよう利便性を高めた。これまでユーザーは、各種SNS(交流サイト)を経由してログインする必要があったが、今後はナビタイムジャパンの提供サービス上からワンストップで利用できる。

 ※地図上での表示は、「NAVITIME for Japan Travel」の スポット検索画面のみとなる。ほか2サービスは、ルート詳細結果画面での掲載。

万平ホテル「アルプス館」が国の登録有形文化財へ

2018年7月30日(月) 配信

アルプス館の外観

万平ホテルの「アルプス館」(長野県・軽井沢)が7月20日(金)、国の登録有形文化財に登録される見込みとなった。同日に開かれた、文部科学省文化審議会が文部科学大臣に答申した。官報告示をもって、正式決定となる。今回は209を新たに登録するよう答申。これにより、全国の登録有形文化財は11981件となる見通し。

 登録有形文化財(建造物)とは、原則、築50年を経過した歴史的建造物のうち、「国土の歴史的景観に寄与している」「造形の規範となっている」「再現することが容易ではない」という基準に沿って、国が登録する建造物。文化審議会から文部科学相への答申後、原簿への登録、官報への告示を経て正式登録される。

万平ホテル

 1894年に創業した万平ホテルは、日本の西洋式ホテルの草分けともいわれるクラシックホテルで、来年で125周年を迎える。「アルプス館」は1936年6月に竣工。客室とメインダイニングルーム、サロン、バーからなる木造3階建ての建造物。軽井沢の景観に調和するような、北方ヨーロッパの木造建築様式・ハーフティンバー風の外観意匠や、和洋折衷の室内意匠などから、戦前・戦後と数多くの著名人や政界人に愛されてきた。ビートルズのジョン・レノン氏もその1人。

 また、意匠面だけでなく、近代的な構造・材料を積極的に使用した独自の設計により、日本の木造建築の近代化を試みた建造物として、評価が高い。

 運営面では、1997年に森トラストグループと資本提携。施設の改築やコテージの新築など、新たな事業も行う反面、歴史・文化的な施設の保持と運営に注力している。

所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925

創業:1894年

客室数:109室(アルプス館、ウスイ館、アタゴ館、別館、コテージスイート)

 

中部運輸局 豪雨被害地域の「観光の元気」発信に取り組む

2018年7月30日(月) 配信 

高山の古い町並(写真はイメージ)

中部運輸局は2018年7月27日(金)、「平成30年7月豪雨」の影響を受けた岐阜県の飛騨地域(高山・下呂・飛騨市、白川村)と郡上市に向けて、観光の風評被害対策として「中部の観光は元気です!」を発信するプロジェクトを行うと発表した。

 7月下旬の現時点で、JR高山線と長良川鉄道の一部に影響が残っているが、代行バスや高速バスなどで同地域への交通アクセスは確保できている。観光地や観光施設も大きな影響はなく、通常通り観光を楽しめる状況にある。しかしながら、風評による観光客減少が見受けられるため、中部運輸局は緊急的な取り組みを実施すると伝えた。

主な取り組み

■訪日外国人旅行者・日本人旅行者への正確な情報発信

・観光地は元気に営業している旨のチラシ作成・配付(別添を多言語で配付予定)

・訪日プロモーション地方連携事業による情報発信

 (海外メディア、世界コスプレサミット各国代表者への情報発信など)

など

■その他

・昇龍道メールマガジンによる記事掲載

・昇龍道大使への情報発信の協力依頼

・昇龍道プロジェクト推進協議会会員への情報発信の協力依頼

・在日外国人へのSNSによる本国の知人・友人への情報発信の協力依頼

など

交通機関の運行情報や観光地情報

 なお、中部運輸局と観光庁では、ホームページで被災地の交通機関運行情報や観光地情報を提供している。

中部運輸局:以下のページリンクから

平成30年7月豪雨|国土交通省 中部運輸局
http://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/saigai/saigai_180707.html
平成30年7月豪雨|国土交通省 中部運輸局

観光庁:以下のページリンクから

平成30年7月豪雨 関連情報(飛騨地域、郡上市関係情報) | 観光庁
http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000083.html
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

日旅、「JRで行く湯(YOU)はどっちが好き?別府VS湯布院」を売り出す

2018年7月30日(月) 配信

D&S列車「ゆふいんの森」

日本旅行はこのほど、久大本線全線復旧記念商品「JRで行く湯(YOU)はどっちが好き?別府VS湯布院」を売り出した。

 大分県・別府と由布院それぞれの「食」と「観光」にスポットを当て、対決形式で展開される同企画。一方で両エリアを併せて楽しむために、由布院―別府間の往復バスを500円(通常1500円)に設定。大分県への広域誘客をはかり、旅行需要をさらに拡大させる。

 久大本線は、17年7月に発生した九州北部豪雨で被害を受けた。これに伴い九州旅客鉄道(JR九州)のD&S列車「ゆふいんの森」も、所要時間が倍の4時間、便数も2本となっていた。同社は今年7月14日、久大本線全線の運転再開を実施。同列車も、通常ルートでの営業再開された。

「JRで行く湯(YOU)はどっちが好き?別府VS湯布院」 概要

設定期間:~12月27日

対象エリア:別府・湯布院

出発地:関西・九州発

商品のポイント

・湯布院~別府の往復バスが通常1500円のところ、500円で提供

・与八郎Café&Sweets(別府市)などで、500円分の買物券を事前購入で300円に。そのほか、得なクーポンも用意

・抽選で100人におおいた県スイーツ詰め合わせ(3千円相当)が当たる

申し込み:

日本旅行・日本旅行サービス・日本旅行オーエムシートラベルなど日本旅行商品取り扱い店舗、日本旅行ホームページ

夏の思い出にキャンドル体験 (白良荘グランドホテル)

2018年7月30日(月) 配信

白良荘グランドホテルは今夏、ジェルキャンドル体験を行う。夏休みの思い出づくりにしてほしいという(写真はイメージ)

白良荘グランドホテル(和歌山県・白浜町)は9月2日(日)まで、ジェルキャンドル体験を行う。ガラスの器に色砂を敷き詰め、好みのキャンドルをつくれる。宿泊の思い出にしてほしいという。小さい子供用のプールや縁日など、家族みんなで楽しめるイベントも併催する。白浜エリアの花火イベントと一緒に満喫したい。

 同ホテルは、砂浜まで徒歩30秒と立地が抜群。16年のリニューアル後には、オーシャンビューの絶景を楽しめる露天風呂も導入し、多くの家族連れから支持を得てきた。

 ジェルキャンドル体験は1400円から。ガラス容器や封入するガラス細工の個数によって価格が変動するという。

 夏の白浜エリアは、花火イベントが豊富なことでも有名。白良荘グランドホテルでは一部客室から、白浜花火大会(8月10日(金))や南紀白浜温泉メッセージ花火2018年(7月21日(土)~8月24日(金)※催しのない日程あり)を見ることができる。色浴衣・雪駄の貸出しも行う。

「冬桜の宿」と「おふろcafe白寿の湯」で“梨の葉風呂”を期間限定で実施

2018年7月30日(月) 配信 

梨の葉風呂ですっきり

温泉道場が運営する「おふろcafe白寿の湯」はこのほど、旬を迎えた埼玉県・神川町特産の梨をPRするため、同町内の「冬桜の宿神泉」と手を組み「梨の葉風呂」を行うと発表した。

 「梨の葉風呂」は、乾燥させた梨の葉を湯船に浮かべるもの。「古くから日本では、梨の葉を風呂に入れて入浴すると、あせもなどの夏の皮膚トラブルによいとされる民間療法が言い伝えられてきた」(同社)という。

  今回は同町内の2つの温浴施設が連携しPRすることで、埼玉県で最も古い梨の産地とされる神川町の梨のブランド力を高めたい考えだ。このほか町の農業活性化や、観光交流人口を増やして地域経済の活性化をはかっていく。なお、梨の実は、両施設の売店のほか、町内各所で購入が可能です。

 開催店舗は、冬桜の宿神泉、おふろcafé白寿の湯の2施設。期間2018年8月3日(金)~8月19日(日)まで。追加料金はなく、入館料のみで楽しめる。

あおもり10市(とし)大祭典 in AOMORI 9月に開催

2018年7月30日(月) 配信

青森ねぶた祭(青森市)

青森県10市の祭りや伝統芸能、食、観光情報など県の魅力をギュッと集めたぜい沢なイベント「あおもり10市大祭典」が、今年は青森市内で9月22日(土)、23日(日)の2日間開かれる。

 2012年に青森市で始まり、八戸市、弘前市、むつ市、五所川原市、十和田市と開催され、今年は再び青森市で開かれることになった。東北や北海道、首都圏、愛知県発着で、「あおもり10市大祭典」を組み込んだ旅行商品が複数の旅行会社から発売されるなど、人気のイベントだ。

 メインイベントのパレードは「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多(たちねぷた)」「八戸三社大祭」をはじめ、各市を代表する祭りや伝統芸能を一堂に見ることができる。

 そのほかグルメコーナーには、ご当地グルメの王国「青森県」の各市自慢のソウルフードが並ぶ。青森の魅力を存分に楽しめる2日間だ。

あおもり10市大祭典 in  AOMORI

開催日時:2018年9月22日(土)午前10:00~午後7:30

           (パレードは午後6:00~午後7:30)

     2018年9月23日(日)午前10:00~午後4:00

           (パレードは午後2:00~午後3:30)

会場:青森ベイエリア周辺(お祭りパレード:柳町通り→新町通り→アスパム通り)

「女将のこえ212」漆原 幸子さん、貸切湯の宿 ことね(香川県こんぴら温泉)

2018年7月29日(日) 配信

漆原幸子さん 貸切湯の宿ことね

お客さまに親切に

20室に対して6つの貸切風呂を設け、自由に湯めぐりできる「貸切湯の宿 ことね」

 母体は江戸中期創業の「八千代」で、300年を控える老舗旅館だが、こんぴら温泉の歴史は意外と新しく、1975年に先代14代目が掘り当て、琴平町初の温泉になった。

 ことねは、瀬戸大橋開通時に建てた八千代別館を改装し、5年前に誕生。その2年前に起きた東日本大震災を受け、「絆を育める場に」と、貸切の湯を柱に据えた。近年の取材では、顧客の自宅と快適さを競う難しさを耳にするが、貸切温泉が多数楽しめる環境は、さすがに家では叶わないだろう。 

 「想定していた若い世代に限らず、ご家族やお体の不自由な方にも、人の目を気にせず楽しめると喜んでいただきうれしいです」と語るのは、ことねの女将を主軸に、八千代の若女将として両館を行き来する漆原幸子さん。15代目社長の康博さんと結婚して11年。3児の育児をしつつ、笑顔で奮闘中だ。

 「人と接することがもともと好きで、高松市で飲食店や携帯電話のカウンターで働いていましたが、旅館はお客様がお泊りになり、店を閉めない点が大きな違いですね。妊婦さんも来られますし、責任は大きいです」

 現在は食材の仕入れも担当。「朝、料理長と話してから契約スーパーやうどんの日の出製麺さんへ買い出しに出掛けます。裏方を知ることも大切ですね」

 香川県の旅館の若女将は幸子さんだけかもしれない、と現地で聞いた。業界としては由々しき事であろうし、本人には同世代・同業者の相談相手がいないことになりそうだが、今はSNSがある。

 幸子さんはフェイスブック上のグループ「日本全国顔晴る女将の会」で、各地で活躍する女将とつながり、相談やコミュニケーションを交わす。

 「お客さまからお叱りを受けてもめげないタイプではありますが(笑)、ときには不安も覚えます。尊敬する女将さんたちの言葉や姿に励まされ、学ばせていただいています」

 顧客からも学んでいる。数年前の正月にこんなことがあった。来館時点で不機嫌そうな人に、食事時、にっこりと声を掛けた。「お正月でバタバタしていてすみません」

 すると途端に笑顔になって、「いや、いいんだよ。来年もまた来るよ」と。「そして本当に来てくださったんです。ひとことの大切を教わりました」

 最近は幸子さんに会いに来てくれる顧客も増えてきた。「『お客さまに親切に』という大女将(千代子さん)の志を胸に、継承していきたいと思います」。

(ジャーナリスト 瀬戸川 礼子)

コラムニスト紹介

ジャーナリスト 瀬戸川 礼子 氏
ジャーナリスト・中小企業診断士。多様な業種の取材を通じ、「幸せのコツ」は同じと確信。働きがい、リーダーシップ、感動経営を軸に取材、講演、コンサルを行なう。著書『女将さんのこころ』、『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと」等。

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(162)」 大久保利通の夢「安積疏水物語」(福島県郡山市)

2018年7月28日(土) 配信

流量を調整する十六橋(会津地域産業観光ガイドより引用)

「未来を拓いた一本の水路」。2016年に日本遺産認定された郡山市の安積疏水に、6月末ようやく訪ねることができた。

 「安積疏水」の工事は、明治維新政府による最初で最大の国営農業水利事業である。郡山から猪苗代湖方面に広がる安積原野は、年間雨量が1200㍉㍍にも満たない水利の悪い不毛の丘陵地帯であった。その大地に猪苗代湖の水を引くという夢は、古く江戸時代からあったが、猪苗代湖の水位低下の懸念から実現できないままになっていた。

 その夢の実現に大きな力を発揮したのが、当時の内務卿、大久保利通である。1876(明治9)年、明治天皇の東北巡幸の下見に来た大久保は、福島県と地元富商が結成した開成社が進めてきた官民一体の開拓事業に感激、西南戦争後の士族授産と国家安定をはかる殖産興業の一大事業として、この疏水の実現に自らの夢を託した。そして1878年3月、事業案を政府に提出、政府もこれを了承して予算計上した。しかし、皮肉にも同年5月、大久保は不平士族6人によって、現在の麹町紀尾井坂で暗殺されてしまう(紀尾井坂の変)。

 自らは夢の実現には立ち会えなかったが、同年11月の九州久留米藩を皮切りに、全国9藩から旧士族とその家族約2千人が、刀を捨てて原野開拓のために入植をはじめた。最初に着手したのは、会津盆地と安積原野の水の流れを調整する「十六橋水門」である。工事に際して、オランダ人技師、ファンドールンを招聘し、当時の最先端機器による実測により、安積原野に水を流しても、会津側の水量が減らないことが実証された。

 工事最大の難関は、奥羽山脈に全長585㍍のトンネルを掘削する工事であった。硬い岩盤を砕くダイナマイト、地下水を汲み出す蒸気ポンプ、補強のためのセメント使用など、最新技術が駆使された。この工事を成功に導いた主任技師・南一郎平らが、後の琵琶湖疏水(1885年着工)建設に大きな影響を与えた。こうして安積疏水は1882年に完成。工事期間3年、延べ85万人の労力と当時の国家予算の3分の1を費やした世紀の大工事であった。疏水は大地を潤し、米の収穫量は約4500㌧から10倍以上に増加、全国の市町村の中で第1位となった。

安積疏水の開拓事務所が置かれた「開成館」

 他方、猪苗代湖と安積疏水の落差を利用して1899(明治32)年に完成した沼上発電所は、我が国で最初に23㌔離れた長距離送電を実現し、この電力が製糸、紡績、電気化学など、今日の郡山の産業発展の礎となった。

 安積疏水の日本遺産認定を機に地元郡山市は、その偉業を新たな観光交流資源として活かすための取り組みを進めている。歴史資源は観光的には難しいと言われるが、京都琵琶湖疏水が外国人観光客に人気を博しているように、これからは新たな国際観光資源として注目を集めることが期待されよう。

(東洋大学大学院国際観光学部 客員教授 丁野 朗)

「愛されるホテルに」 50周年記念式典・祝賀会開く(指宿シーサイドホテル)

2018年7月28日(土) 配信

有村純賴社長(左端)、有村純弘会長(右から2番目)、有村青子女将(右端)

 鹿児島県指宿温泉の指宿シーサイドホテル(有村純賴社長)は7月8日、ホテル創立50周年の記念式典と祝賀会を同館で開催した。豊留悦男指宿市長など多くの地元観光関係者が出席し、50周年を祝った。 

 同ホテルは1968年に客室53室で開業して50周年となるが、会社の創業は昭和初期の1927年まで遡る。現社長の祖父・有村満夫氏が鹿児島市に、タクシーやバス事業など経営する有村自動車商会を設立。その後、霧島市隼人町の日当山温泉に旅館「大正館」、戦後には鹿児島市天保山町に「鳳仙閣」を開業し、68年から指宿の地で新たにホテルを始めた。

 69年には34室増設して87室、72年に40室増設して127室となり、現在の姿となった。その後も砂蒸し温泉、大浴場、宴会場、ロビー、客室など増改築し、2011年に104室の規模となった。 今年は50周年を記念し、ロゴタイプ変更を行っている。

 有村社長は「お客様をはじめ、旅行会社、各交通会社、金融機関、地元観光企業など多くの皆様方のご支援・ご協力のお陰で50周年を迎えられました」と感謝を述べ、「一緒に汗水流して働き、歴史を築き上げてくれた社員にも感謝したい」と気持ちを伝えた。

 また「混沌とした難しい時代にも、歩みを止めず前進し、お客様に愛されるホテルとなるよう精進し、地域発展にも力を尽くしたい」と決意を述べた。