「AGORA」8・9月合併号掲載ツアー発売(ジャルパック)

2018年7月31日(火) 配信

ジャルパックはこのほど、JALグループの機内・会員誌「AGORA」8・9月合併号に掲載のJMBプレミアムツアー「ポレイア」「ポレイア ネオ」「JMBセレクション」各商品を売り出した。海外ツアーでは、アフリカのサファリを堪能する旅や南米の雄大な自然風景を誇るパタゴニアへの旅などワンランク上のツアーを用意する。

おすすめ新ツアー

◇「ポレイア」(随所にこだわり贅を尽くした高品質ツアー)

ヌーの川渡りとキリマンジャロ遊覧飛行を楽しむ タンザニアサファリ大自然の旅 10日間(12人限定・JALビジネスクラス)

ヌーの川渡り (C) sayari camprs

 

 東アフリカ・動物王国タンザニアが誇るセレンゲティ国立公園とンゴロンゴロ自然保護区。ヌーやシマウマ、キリン、ライオンなどのさまざまな野生動物が棲息しているといわれている。7~8月のセレンゲティ北部はヌーの大移動のベストシーズンでもある。同コースではベストシーズンに合わせ、同2カ所の敷地内にある豪華ロッジに宿泊しながら、計5回のゲームドライブを堪能する。また、旅の終わりにはアフリカ最高峰キリマンジャロ山や雄大なサバンナの景観をチャーターフライトで案内する。

出発日:2019年8月14日(水)

出発地:成田

◇「JMBセレクション」(ポレイアのこだわりは残し、エコノミークラスを利用するツアー)

世界遺産クレイドルマウンテンとフレシネ国立公園に泊まる タスマニア・メルボルン 9日間

クレイドルマウンテン (C)Tourism Tasmania, JP & E Baker

 

 壮大な自然と独自の生態系が残るオーストラリア。同コースは氷河期にできた独特の地形と豊かな自然が魅力のタスマニア島と、ガーデンシティとしても有名なメルボルンを巡る。タスマニア島の州都ホバートでは、現存する橋の中でオーストラリア最古といわれるリッチモンド橋やオーストラリア固有の動物がいるボノロング野生動物園を観光する。メルボルン滞在中はフィリップ島へ足を伸ばし、オーストラリア最大級のペンギン鑑賞ポイント「ペンギンパレード」の特別鑑賞席へ案内する。

出発日:2018年12月5日(水)、2019年2月12日(火)、3月20日(水)

出発日:成田

三重・一身田町の住民を主役とした写真展 9月30日まで実施

2018年7月31日(火) 配信 

プラレール好きな洋服店主

三重県津市は2018年9月30日(日)までの土・日曜日、写真家・浅田政志氏が撮影した“オモシロ写真”を展示する「実はわたし…なんです」写真展を開いている。津市の一身田寺内町内で、住民を主役とした全34点の作品を展示されている。

 同写真展は、市内にある高田本山専修寺(せんじゅじ)の御影堂と如来堂が、2017年11月に県内で初めて国宝建造物に指定されたことを記念し、寺とともに発展した一身田寺内町がまちをPRしようと企画。プラレールが好きな洋服店主や、力仕事をこなす老舗醤油会社の若社長、仕事もゴルフの腕前も超一流の一般土木業社長など、町民の意外な一面にスポットを当てた写真がならぶ。

写真展示風景

 同期間には、国宝記念メダルが抽選で当たるスタンプラリーを実施。記念メダルは高田本山専修寺に隣接する高田会館で、限定1千枚の販売も行っている。価格は1枚700円。記念メダルは参画店舗で提示や交換を行うと、さまざまなサービスや特典が受けられる。

国宝・御影堂宮殿

開催概要

日時:2018年7月22日(日)~9月30日(日) 期間中の毎週土・日曜日

会場:一身田寺内町

アクセス:津駅からタクシーで約10分

問い合わせ先:津市役所 商業振興労政課 Tel:059-229-3169

イベントURL以下のページリンクから

廃線跡を歩こう!わたらせ渓谷鐵道

2018年7月31日(火) 配信

廃線跡ツアーのようす

わたらせ渓谷鐵道(樺澤豊社長、群馬県みどり市)の廃線跡を歩くツアーが好評だ。2014年の足尾鐵道全線開業100年を記念して開始した「廃線跡を歩くツアー」。現在の終着駅・間藤からかつての終着駅・足尾本山までの廃線跡をたどる。

 7月21日(土)に22回目を開き、延べ参加者は995人となった。今年度は4月21日~7月26日まで6回開催し、302人が参加した。1回当たりの平均は50人。

 樺澤社長は、「今年度は毎回少ないときで40人、多い日は60人で実施しています。9割以上と、圧倒的に県外からの参加者が多いですが、県内からももっと参加していただければと思います」とアピールする。

  8月までは廃線跡と銅山観光をセットにしているが、9月は普段立ち入ることができない「松木渓谷」の植樹体験をセットにツアーを行う予定だ。

~松木渓谷植樹体験~廃線跡を歩こう

植樹体験イメージ

 

 トンネルや鉄橋ありの変化に富んだ区画を歩く。また、松木渓谷入口のゲートを越えて国土交通省の砂防事業を見学し、森林緑地再生のための植樹を体験する。植樹は1人1本ではなく、約10人で1本を予定する。

旅行日:2018年9月1日(土)、9月8日(土)

参加資格:小学3年生以上(小学生は保護者の同伴が必要)。

代金:大人5500円、小学生4千円

募集人員:各日40人

集合場所・時間:桐生駅改札午前8:40、相老駅発9:05、大間々駅発9:16

申し込み:tel 0277-73-2110

世界中の金魚に囲まれ生ビール 「世界ビールデー」に合わせ100円に すみだ水族館

2018年7月31日(火) 配信 

沖縄名産のオリオンビール

夏の暑さを忘れて涼しい館内で金魚を眺めながら、冷えたビールを流し込む――。すみだ水族館は 8月3日(金)の「世界ビールデー」に合わせ、生ビールを100円で飲める「世界の金魚ビアホール・特別デー」を開く。限定200杯で、1人1杯限り。時間は午後5時から閉館(午後9時)までで、入場受付は閉館1時間前。

 同館は9月30日(日)まで、金魚約1千匹を集めた夏まつり「東京金魚ワンダーランド2018」を開催中。今回は、このなかで目玉企画でもある「世界の金魚ビアホール」をより楽しんでもらうため実施する。

東京金魚ワンダーランド2018イメージ
沖縄(琉球)を経由して日本に来たリュウキン

 「世界の金魚ビアホール」ではアメリカやイギリス、中国など世界各地で生み出されてきた金魚の紹介と共に、同じ土地で生まれたビールを販売。世界中の金魚に囲まれながら、ビアホールのように過ごせるという。

 なお、9月2日(日)まで館内のペンギンプールで、花火をイメージしたプロジェクションマッピング「ペンギン花火」(午後6時半~、 午後8時半~各回約8分)も実施している。

 「すみだ水族館でビールを飲みながら、夏の風物詩である金魚と花火を眺めて、今年の夏を満喫してはいかがでしょうか」(同館)と、呼び掛けた。

香川・愛媛せとうち旬彩館、8月13日からリニューアル工事始まる

2018年7月31日(火) 配信

1階 旬彩館ショップ内観

香川県と愛媛県が共同で設置するアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」は8月13日(月)~10月4日(木)まで改修工事のため期間休館し、10月5日(金)にリニューアルオープンする。

 改修工事によるレイアウト変更で、1階に食品、2階に工芸品を集約。1階では、両県の地酒の取り扱いを充実させ、首都圏でのPRに注力する。2階では香川県のオリーブ化粧品や愛媛県の今治タオルなどを販売。作家による展示販売なども行えるようにする。併せて、設備改修なども行う。

2階 かおりひめ内観

 これに関連し「香川・愛媛せとうち旬彩館」では、応募者の中から抽選で店内各施設で利用できる1千円分の商品券が当たるキャンペーンを実施している。またリニューアルオープン後の10月5日(金)~7日(日)の期間中は、1千円以上の購入・飲食で両県の特産品などが抽選で当たるお楽しみ抽選会も行われる。

江戸時代の測量方法を今に 「ぐるっと富山湾!測量探検隊プロジェクトin射水」を開催!

2018年7月31日(火) 配信

イベントのキャラクター・信由くんと忠敬くん

富山をはかろう!プロジェクト実行委員会は8月4日(土)、子供たちに富山湾や海岸の地形を楽しみながら学ぶ海岸巡検イベント「ぐるっと富山湾 測量探検隊プロジェクトin射水(いみず)」を開催する。

 この海岸巡検イベントは、県内の親子向けに、7月21日(土)から8月25日(土)にかけて、富山県内の海沿い9市町で開催される。射水エリアのイベントは、1803年8月4日に伊能忠敬が現在の射水市を測量した日に合わせて、8月4日(土)に行われる。忠敬に学び同時期に北陸(加賀藩)の海岸を測量し、地図を完成させた石黒信由(いしぐろ・のぶよし)の出身地でもあるため、プロジェクト実施の9市町のなかでも最大規模で開催する。子供たちには、美しい富山湾と雄大な立山連峰を望みながら、江戸時代の測量方法で海王丸や新湊大橋を測ったり、ドローンを使って周辺の地形を調査をしてもらう。

開催概要

日時  :2018年8月4日(土)午前9時30分~正午 (受付開始 午前9時00分から)

     ※雨天・悪天候の場合は翌日8月5日(日)に順延

会場  :海王丸パーク 〒934-0023 富山県射水市海王町2

     海王丸パーク日本海交流センターにて受付(富山県射水市海王町8番地)

会場アクセス:

 ・高岡駅から万葉線電車で約40分、「海王丸駅」で下車、海王丸駅から徒歩10分程度

 ・北陸新幹線新高岡駅から加越能バス(石瀬・牧野・新湊経由海王丸パーク行き)で約50分

 ・北陸新幹線富山駅から富山地鉄ぶりかにバスで約45分、「きっときと市場」下車、徒歩10分程度

 ・北陸自動車道 小杉ICから車で約20分

発表会プログラム

(1)富山湾の地形や歴史を、先生から学ぶ!

  講師/松山充宏氏(射水市新湊博物館主任学芸員)

     堀川恵司氏(富山大学理学部生物圏環境科学科准教授)

(2)伊能忠敬や石黒信由が行った江戸時代の測量方法で富山湾を測る!

(3)“鳥の目(ドローン)”“魚の目(測量船)”になって富山湾を知る!

(4)海王丸と新湊大橋の大きさや高さを江戸時代の測量方法で調べよう!

  ・射水市の海にまつわる2つのランドマークである「海王丸」と「新湊大橋」の大きさや高さを、プログラムで学んだ江戸時代の測量法で測量する

  ・橋を測る際に海を一望することができるが、このエリアは奈良時代、潟湖だった。干拓の歴史や地勢、新湊大橋の役割についても学ぶ。

(5)記念撮影および上空(ドローン)からの記念動画撮影

実施団体概要

団体名称 :富山をはかろう!プロジェクト実行委員会

本社所在地:実行委員会事務局 北陸博報堂 富山支社

      〒930-0858 富山市牛島町18-7アーバンプレイス7F

TEL  :076-431-2010

【特集No.499】直販・最前線 オンライン予約の現在・未来

2018年7月31日(火) 配信

宿泊施設が、客室在庫と価格を決定する――。OTA(オンライン旅行会社)の台頭は、宿泊業と旅行業間にあった商習慣を改め、宿主体の流通実現に期待が掛かった。一定の成果はあったものの、宿だけで在庫と価格を決定しプロモーションを推進することは構造上まだ難しい。とくに、集客の要であるネット上での露出は、OTA頼りという宿も珍しくない。テクノロジーの進化によって、宿泊業と旅行業の関係は本質面で変われるのか? 直販支援とメタサーチ、双方の取り組みを通じ、オンライン予約の現在・未来を考える。【謝 谷楓】

□宿泊と旅行業の関係刷新 鍵は直販支援とメタサーチ

 直販促進は、宿泊施設の利益率を高めるだけに留まらない。宿泊業が、3・4兆円規模のオンライン旅行市場(電子商取引に関する市場調査)に参入することであり、旅行業との関係刷新を意味するのだ。前年比11・0%増で、サービス産業の5割を占める一大市場。宿一軒一軒はどう立ち向かい、結果を出せば良いのか? 直販支援とメタサーチがその鍵を握る。

ホテルのOTA・TTAへの依存度【図】

 ホテルのOTA・TTA(既存旅行会社)への依存度を見ると(【図】参照)TTAの低下は著しいが、OTAは高まっている。肝心の自社(直販)サイト経由の予約率はじわり増加傾向。リアルとデジタルでのマーケティングの重要性など、旅行会社の力なくして集客が難しいのも事実だが、利益に直結する直販への期待はやはり大きいようだ。

 直販をサポートするシステムベンダーのTRASTAとダイナテック、メタサーチのスカイスキャナージャパンのアイデア・取り組みを追った。

□“脱OTA”に挑む

 「フィンテックの台頭が示すように、仲介手数料の低コストが一般化している。その潮流を宿泊事業にも及ぼしたい」。トラベルテックを標榜するスタートアップ企業TRASTA(木地貴雄代表)が、本紙のインタビューに答えた。

左から、越島悠介COO、木地貴雄CEO、勢田圭剛氏(service Dev シニアマネージャー、エンジニア)、伊藤翔氏(エンジニア・Cuon)

PMSがIoT機能を束ねる

 旅マエとナカ、アト。トラベルテックの目的は、いずれの領域にもテクノロジーを導入し、ユーザーの利便性増進と予約数アップを実現すること。TRASTAでは、宿泊施設のオペレーション・マーケティングスキルの改善も視野に技術開発を進めている。インタビューでは“脱OTA”というチャレンジングなワードも飛び出した。

 新しい市場の創造が、ベンチャーとしての役割だと捉える代表の木地氏。「イノベーションを起こさなければ市場は取れない。OTAでもメタサーチにもできないサービスを宿泊施設に提供することが使命だ」と意気込む。

 PMSや予約システムはすでに広く普及し、OTAやメタサーチ経由によるブッキングが当たり前という状況のなか、勝機はあるのか? まずはIoT技術を運営業務の改善に役立てることが必要だとみる。

 同社はPMS“Book”の開発と並行して、2016年に福岡・博多でホステル(&AND HOSTEL)をオープン。スタッフの労働時間や心理的負担を計測し、IoT化による解決を目標に開発を進めてきた。

 例えば備品庫にカメラを設置し、リネンの補充を自動で知らせることができれば、施設内でのルーティン作業を簡略化でき、スタッフの負担軽減がはかれる。開発する“Book”にはこのIoTの管理機能を付与。従来なかった機能を持たせ、かつ各施設既存のPMSと並行して使えるよう販売方法を工夫することで、新しい市場を開拓する構え。「複数の料金プランを定め、施設は需要に応じたプランを選択すればよい。メリットがあると判断すれば、丸ごと“Book”に乗り換えることもできる。施設規模は問わない」(木地氏)という考え方だ。

 では、OTAらが担う予約分野については、どう攻めるのか?

MAで“脱OTA”

 予約分野では、MA(マーケティングオートメーション)の支援が鍵となりそうだ。……

【本文より一部抜粋。全文は、本紙1721号または8月7日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】 

□宿と企業の格差是正 テクノロジーを施設に還元する

 「自社サイト経由のコンバージョンレートを上げること(CRO)が、最適解だと考えている」。ヤフーグループの一員でもある、老舗システムベンダー・ダイナテック社長の齋藤克也氏は力を込める。予約システムやPMS開発で業界を牽引してきた同社。近年は宿の視点から、OTAのノウハウ・テクノロジーを宿泊施設に還元する試みも多い。

ダイナテック社長の齋藤克也氏

偏りを是正したい

 Direct In(ダイレクトイン)とDynalution(ダイナリューション)、業界人であれば一度は耳にしたことのある予約システムとPMSだ。開発提供に従事してきたダイナテックは2015年、ヤフーグループの傘下に。Direct Inに参画する施設が、自社サイトで販売する(直販)プランをそのままYahoo!トラベルに掲載できる新しい集客モデル(D―RISE)を実現した。

 D―RISEの手数料は5%(成功報酬)、OTAでの販売に比べ宿の負担が少ない。自社プランを直接OTAに掲載することで、宿は客室確保と商品企画に掛かる時間・手間の削減も期待できる。これなら、自社サイトが検索上位に表示されるか否かにかかわらず、宿泊施設は自社プランを優先して売り出せる。OTAのマーケティング力を逆手に取ることで、宿泊施設がより主体的に販売・プロモーションできる体制を整えたのだ。

 「OTAの必要性は十分承知しているが、宿との力関係がアンバランスなのも確か。“独自のやり方を追求したい”や“手数料削減を”という宿の需要に応え、業界内の偏りを是正したい」と強調する齋藤氏。情報格差を改め、自社サイトとOTA、TTAの販売比率の均衡が適正経営につながるとみる。

成約率を高める

 OTAのノウハウを宿に還元する仕組みは、新しい予約システムでも生かされている。

 全面リニューアルを控える予約システム・新Direct InではCROを念頭に、成約につながるUIの開発を進めてきた。……

【本文より一部抜粋。全文は、本紙1721号または8月7日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

□メタサーチ・一問一答 「掲載のみなら手数料ゼロ」

 6月にSNS(交流サイト)大手のLINEが参入を発表。業界内外問わず、メタサーチ(旅行比較サイト)への関心は高い。あまり知られていないが、宿にとっては新しい販路の1つにもなる。そのメリットをめぐって、スカイスキャナージャパンのシニア コマーシャル マネージャー(営業統括)武藤司氏に話を聞いた。

スカイスキャナージャパン、シニア コマーシャル マネージャーの武藤司氏(営業統括)

 ――メタサーチの仕組みについて。

 在庫を持たず、複数のOTAや自社(直販)サイトに掲載されている商品を横断的に検索・比較できることが特徴。スカイスキャナーでは主に、航空券と宿泊施設、レンタカー商品を取り扱っている。宿泊プランの場合、手数料は掲載元からもらう。掲載元がOTAならOTA、直販サイトなら宿泊施設からとなる。

 ――メリットは? 

 宿泊施設であれば、直販サイトで販売する商品・プランを掲載可能。OTAを経由せず、直接自社サイトに誘客できる。ユーザーの使い勝手を一番に考えた検索機能やUIも高い評価を得てきた。価格帯や評価、グレードなど、検索結果のソート機能も充実しているため、自社プランが埋もれ難いことも利点だ。

 スカイスキャナージャパンが価格・順位を調整することはない。

 ――手数料は。

 連携(掲載)のみであれば、手数料は発生しない。予約成立や提携サイトのクリック数に応じて発生する仕組みだ。……

【本文より一部抜粋。全文は、本紙1721号または8月7日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

地域活性化を学ぶ飛騨高山観光大学 8月10日まで参加者募集

2018年7月31日(火) 配信 

全国的にも珍しい高山市にある水田「車田」

観光政策や地域経済の活性化につながる事業などを学ぶ「第35回飛騨高山観光大学」が2018年8月24日(金)、25日(土)、岐阜県高山市のひだホテルプラザで開かれる。運営事務局は全国の地方自治体や観光協会の職員、観光関連学部の学生などを対象に8月10日(金)まで参加者を募集する。

 24日は午後1:30に開会し、スローフード第一人者でノンフィクション作家の島村菜津氏が、「スローフードと地域のための観光」をテーマに基調講演を行う。事例報告では、ファミリーストアさとうの佐藤祐介社長が「飛騨の食文化は宝の山!普段の食卓にある地元の底力」を発表。さらに、飛騨高山おいしいお米プロジェクトの森本久雄副会長が「飛騨の宝物、日本一おいしいお米とその可能性」を発表するほか、平湯温泉観光協会の岩田弘幸会長が「ガストロノミーツーリズムと温泉地」を発表する。講演会終了後は、同ホテルで交流会が行われる。

 25日は午前9:00から市内視察を実施。朝市散策や老舗料亭で精進料理を堪能できる「大人のプチ贅沢スローフード飛騨高山満喫コース」と、トマトの収穫・試食体験や飛騨大鍾乳洞を見学する「丹生川満喫・おいしいトマト試食コース」の2ルートを用意する。

 参加費は講演会が2千円(学生、高山市民は無料)、交流会は4千円、2日目の市内視察はスローフードコースが3,900円、トマト試食コースが2,500円。定員は各25人までの先着となる。

 申し込み・問い合わせ=飛騨高山観光大学実行委員会事務局(高山市商工観光部観光課内) TEL:0577-35-3145。

 そのほか、詳細は以下のページリンクから

第35回飛騨高山観光大学
http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000006/2001047/2001452.html
高山市公式観光サイト

大人うどん県をテーマに、要潤さんらが香川県をPR

2018年7月30日(月) 配信

木内さんと要さんが、見どころなどをPRした

香川県は今年、「大人うどん県」をテーマに魅力を発信する。メインターゲットは“上質で贅沢な時間を過ごしたい大人の女性”。プロモーション動画は、食がテーマの「総合編」と「アート編」の2種類を作成した。「総合編」では、「骨付鳥×丸亀城」など、絶品グルメと観光地のマリアージュを紹介している。

 同県は7月27日(金)に東京都内で報道関係者を集め、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト「大人うどん県」プロモーション映像発表会を開催。作品に出演するうどん県副知事の俳優・要潤さんは、「プロジェクトも8年目を迎え、うどん県の知名度が高まっている。県の大人な部分をギュッと詰め込み、堪能してほしい」とPR。同じく女優の木内晶子さんは、「地元の人の力で、国内外の観光客が増えているが、より広く県の魅力を世界中に発信する」と語った。

オリーブ栽培110年目 19年は芸術祭開く

 今年は、香川県に産業として日本初のオリーブが植栽されて110年目。9月の収穫時期、小豆島で記念行事が行われる。

 収穫されたオリーブは、オイル以外に、化粧品や酢、飲料などの商品や、畜産、養殖など幅広い分野で活用している。

 また来年は、3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が、4月26日から107日間開催される。 新池伸司交流推進部長は、「瀬戸内の美しい島々のなかに溶け込むアート作品は、都会とは違う独特の雰囲気を醸し出している」と述べた。

復興支援で特設サイト「旅して応援!」を開設、掲載は無料 トリップアドバイザー

2018年7月30日(月) 配信 

トリップアドバイザーが被災地支援

 

トリップアドバイザー(牧野友衛代表)はこのほど、「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」の被災地を支援するため、特設ページ「旅して応援!」を開設した。まず「下呂温泉」と「道後温泉」の観光地域についてページを作成。特設ページの掲載は希望する観光地からの要望を受け、順次掲載エリアを広げていく考え。費用は無料だ。

 掲載ページの周知には同サイト内にバナーを設置するほか、同社ソーシャルメディアで発信する。目的は被害を受けた地域の観光地が、風評被害などの影響を受けることに対して、観光地が安全に営業を行っていることを周知するため。掲載についての窓口は、災害救助法適用市町村の対応地域にある観光協会・組合などの対象団体となる。掲載期間は約1カ月を想定しているが、状況により継続していくという。

 牧野代表は「現在、多くの方がオンラインで旅行を計画・予約している。被災地域にある観光地の正しい情報を発信することで、少しでも被災地の支援につながれば」とコメントした。

 下呂温泉観光協会の瀧康洋会長は、「下呂温泉街への直接的な被害は無く、現在JR高山線以外の交通アクセスに関しては通常通りとなっております。安心して下呂温泉へお越しくださいませ。下呂温泉関係者一同、皆様方のお越しを心よりお待ち申し上げております」と呼び掛けた。