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6年ぶりの増加、12年の国内旅行消費額(観光庁)

2014年7月1日
編集部

 観光庁がこのほど発表した2012年の国内旅行消費額確定値は前年比0・4%増の22兆5千億円と、これまでの減少傾向から6年ぶりの増加に転じた。

 内訳をみると、最も多く占める日本人国内宿泊旅行は同1・4%増の15兆3千億円。このうち、観光目的が9・5兆円、帰省目的が3・6兆円、ビジネス目的が2・3兆円。日本人国内日帰り旅行は同10・1%減の4兆4千億円で、日本人海外旅行(国内消費分)は同7・1%増の1兆4千億円となった。訪日外国人旅行は同29・6%増の1兆3千億円と大幅に増加したが、07年の1兆5千億円や08年の1兆4千億円には及ばず、大幅増は東日本大震災の落ち込みからの反動分が大きい。

 国内旅行消費額の産業別内訳を見ると、最も多いのが運輸業で5兆6900億円。次いで宿泊業3兆6800億円、飲食店業2兆4900億円、食料品産業1兆7600億円、旅行サービス業等1兆4500億円、小売業1兆3800億円、農林水産業2400億円と続く。

 国内旅行消費額22兆5千億円がもたらす生産波及効果は46兆7千億円。内訳は運輸業7兆2400億円、宿泊業3兆7900億円、食料品産業3兆6600億円、飲食店業2兆7900億円、小売業2兆2600億円、旅行サービス業等1兆8400億円、農林水産業1兆1200億円。

 これにより、399万人の雇用誘発効果があると推計。内訳は飲食店業59万1千人、小売業48万7千人、農林水産業42万4千人、運輸業39万9千人、宿泊業37万9千人、食料品産業19万4千人、旅行サービス業等16万6千人。

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