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古民家改修プロジェクト 長野県・奈良井宿に小規模複合施設を開業

2021年8月4日
編集部:馬場遥

2021年8月4日(水) 配信

歳吉屋(旧杉の森酒造)外観

 竹中工務店(佐々木正人社長)と47PLANNING(鈴木賢治社長)は8月4日(水)、共同で計画・開発を進めてきた小規模複合施設を長野県塩尻市奈良井に開いた。重要伝統的建造物保存地区である奈良井宿の、約200年前の伝統的建造物である「旧杉の森酒造」と「旧豊飯豊衣民宿」を改修し、レストランや酒蔵、バー、温浴施設、ギャラリーなどの6業態で構成する。

 このなかで、宿泊施設「BYAKU Narai」は、47PLANNINGが手掛ける新ホテルブラント「BYAKU」の第1号施設。街や建物に眠る100の体験や物語を体験できる宿づくりを目指している。

 レストラン「嵓 kura」では、奈良井宿の食材を使いながら、「味わい」を提供するだけでなく、土地について新たな発見や驚きを感じてもらう「食体験」の提供を目指す。「BYAKU Narai」の宿泊客には朝夕食付のプランを用意している。

 21年秋ごろに、ランチの一般営業を開始する予定。

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