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北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産に 

2021年7月29日
営業部:後藤 文昭

2021年7月29日(木)配信

三内丸山遺跡(青森市)

 ユネスコの世界遺産委員会は7月27日(火)、「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界遺産一覧表へ記載することを決定した。

 「先史時代における農耕を伴わない定住社会及び複雑な精神文化」や、「定住社会の発展段階やさまざまな環境変化への適応」を示していることが評価された。これにより、日本の世界遺産は25件となった。

 同資産は、北海道と青森県、岩手県、秋田県にある高砂貝塚(北海道)、三内丸山遺跡(青森県)、御所野遺跡(岩手県)、大湯環状列(秋田県)など17の考古遺跡で構成される。

 縄文遺跡群世界遺産登録推進本部長の三村申吾氏(青森県知事)は、世界遺産委員会での記載決議時のスピーチで、「自然とともに生き、平和で協調的な社会を形成していたことを物語る遺跡群は、顕著で普遍的な価値を持ち、今日のSDGsにもつながる、私たちへの大切なメッセージと示唆を与えてくれます。今後は遺跡群の保全に全力を尽くすとともに、遺跡群の価値や魅力を全世界に向けて積極的に発信し、訪れていただいた方々に、より一層の感動を与えることができるよう、関係者が連携してしっかりと取り組んでいきます」と語った。

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