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HIS、本社を325億円で売却 財務基盤の強化へ

2021年7月2日
編集部:増田 剛

2021年7月2日(金) 配信

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は6月30日(水)、本社オフィスを置く東京都港区の神谷町トラストタワー4、5階フロアを、不動産関連会社「SMFLみらいパートナーズ」(寺田達朗社長)に7月30日付で売却すると発表した。売却額は325億円で、今後は賃貸契約を結んで入居する。

 HISの2021年度第2四半期(20年11月~21年4月)連結決算は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、売上高は前年同期比80・4%減の676億5100万円、当期純損失は232億600万円(前年同期は34億5900万円の損失)と厳しい状況にある。

 同社は「新型コロナによる業績への影響を克服すべく、コスト削減の徹底、保有資産の売却などによる手元資金の充実をはかる」としており、財務基盤の安定化に努めていく考えだ。

 HISは20年6月22日、本社を東京都新宿区から現住所に移転していた。

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