test

No.370 蛍雪の宿 尚文 - 「尺度のない接客」に努める宿

2014年5月1日
編集部

蛍雪の宿 尚文
「尺度のない接客」に努める宿

〈「21世紀の宿を考える」シリーズ(4)〉 蛍雪の宿 尚文

 旅館経営者へのインタビューシリーズ「21世紀の宿を考える」の第4弾は、群馬県・水上温泉の「蛍雪の宿 尚文」代表取締役の阿部尚樹氏が登場。宿の裏の畑でスタッフが育てた新鮮野菜や地元のお米などを提供する地産地消にこだわる。また、料理人で猟師の次男坊・達也氏が山で獲ってきた鹿肉や猪肉、熊肉などジビエ料理を振る舞う。「付かず離れず」の尺度のない接客に努め、居心地の良さを追求する宿でもある。現在、新たなコンセプトの宿を計画している阿部社長に話を聞いた。

【増田 剛】

地元の新鮮食材にこだわる

≪スタッフが裏の畑で野菜を育て、猟師兼料理人がジビエを提供≫

 1972年に定年を迎えた祖父が、うちの近くのスキー場「奥利根スキーパーク」が開業したのを機に民宿業を始めたのです。宿名の「尚文」は祖父の名前です。周辺も一斉にスキー民宿を始め、現在は12―13軒まで減りましたが、最盛期には30軒ほどスキー民宿がありました。

 その当時は、4部屋に分けられる40畳ほどの大広間と、2部屋の計6部屋だったと思いますが、畑仕事の傍ら、冬にはスキー客を受け入れるスタイルでした。

 その後祖父が亡くなり、さまざまな家庭的な事情も重なって、22歳だった私が突然宿の経営を一身に背負わざるを得なくなりました。子供のころから宿の手伝いをしていましたが、料理を本格的に習ったわけでもなく、1人で宿を取り仕切るのは本当に大変でした。

 冬はスキー合宿、春休みや夏休みにはバレーボールなどの合宿、お盆の時期には実業団などが来ていました。

 

※ 詳細は本紙1543号または5月8日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。