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深谷に大河ドラマ館オープン 渋沢栄一の生家「中の家(なかんち)」のセットを再現した展示も

2021年2月16日
営業部:後藤 文昭

2021年2月16日(火) 配信

渋沢家「中の家」セットを再現

 深谷生涯学習センター・深谷公民館(埼玉県深谷市)内に2月16日(火)、「渋沢栄一 青天を衝け深谷大河ドラマ館」がオープンした。 

 2月14日(日)に放送が開始された、近代日本経済の父といわれる渋沢栄一が主人公の大河ドラマ「青天を衝け」に関連する施設。渋沢の生家「中の家(なかんち)」のセットを再現した展示が見どころで、深谷、江戸、京都、ヨーロッパと物語の進行に合わせて展示内容の一部を更新させることで、何度でも楽しめる施設を目指す。

 このほか館内には、撮影風景やキャストのインタビューを上映する「4Kシアター」やドラマに登場する衣裳や小道具を展示するコーナーなどを設けている。

 市は今後、市内の渋沢関連施設を巡るスタンプラリーや公共交通機関の充実などをはかるという。また、東京都北区に2月20日(日)、オープンする大河ドラマ館「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」との共通入場券も売り出す。なお同館の開館は、22年1月10日までとなる。

 2月15日(月)に行われた内覧会で小島進市長は、「大河ドラマ館が完成し、深谷市の新たな観光が始まる」としたうえで、「一過性(のブーム)で終わらぬよう、新札発行まで、渋沢栄一を通じ深谷を全国にPRする」と力を込めた。

 11月11日が渋沢栄一の命日にあたることから、同市では11月を「渋沢栄一記念月間」としさまざまなイベントを展開している。小島市長は「渋沢栄一の誕生日にあたる2月13日、大河ドラマの放送が始まる14日、大河ドラマ館がオープンする16日。市ではここに合わせさまざまなイベントを企画してきたが、新型コロナウイルス感染症の関係で中止することになった。コロナの収束が前提だが、11月の『渋沢栄一記念月間』にできなかった企画を展開できれば」と今後の展開を示した。

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