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〈観光最前線〉和歌山でパンダの赤ちゃん誕生

2020年12月3日
関西支社:塩野 俊誉

2020年12月3日(木) 配信

12月2日現在の姿 白と黒のパンダ模様が出始めている

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に「いい夫婦の日」である11月22日、ジャイアントパンダのメスの赤ちゃんが誕生した。同施設でのパンダ誕生は17頭目で、2018年8月に生まれた「彩浜(さいひん)」以来、約2年ぶりとなる。

 同施設で2000年に生まれたメスの「良浜(らうひん)」と中国生まれのオス「永明(えいめい)」の間に生まれた子供で、出生時の体重は157グラム、全長は20・5㌢。母子ともに健康状態は良好という。永明は28歳と、人間ならば80歳を超える高齢で、飼育下で自然繁殖に成功した世界最高齢のオスのパンダという自身の記録を更新した。

 同施設では現在、今回生まれた赤ちゃんを含め、7頭のジャイアントパンダが暮らしている。

【塩野 俊誉】

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