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「DXの推進を」ナビタイムジャパンが地域観光セミナー開く

2020年12月2日
編集部:木下 裕斗

2020年12月2日(水) 配信

中谷純之氏。DXが訪日客の増加に必要なことを訴えた

 ナビタイムジャパン(大西啓介社長、東京都港区)は12月1日(火)、「DX推進や観光データを活用した地域観光」を探るオンラインセミナーを開いた。

 観光におけるDX推進のあり方について、観光庁新コンテンツ開発推進室長の中谷純之氏が講演した。

 中谷氏は観光庁が進める2030年までに訪日客を6000万人と、消費額を15兆円に向けた新しい価値創出策として、DXの重要性を示した。「デジタル技術などの活用により、サービスやビジネスモデル、組織の文化などを変える。『競争の優位性』確立が期待される」と力を込めた。

そのうえで、同庁が18年度に中部国際空港でVR(仮想現実)を用いた忍者体験によって、愛知県内にある忍者体験施設の訪問の促進につながった事例などを報告した。

 DXによる観光サービスの変革と需要創出へ、オンラインツアーを活用した来訪意欲増進や、GPSで消費者行動と把握するための調査などに21年度の概算要求に盛り込んだことも伝えた。

 続いて、ナビタイムジャパンの渡辺俊彦セールスマネージャは自治体などが同社のサービスを活用した事例を説明した。

 スタンプラリーイベントでは、「ゴールまでの具体的な経路や交通手段、道中で立ち寄った場所などが分かる」と紹介。「さまざまなデータを得ることで、マーケティングなどに活用できる」とデジタル技術の導入を勧めた。

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