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航空会社では初のコロナ関連倒産 エアアジア・ジャパン破産に 東京商工リサーチ調べ

2020年11月18日
編集部:馬場遥

2020年11月18日(水) 配信

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 エアアジア・ジャパン(会田純社長、愛知県常滑市、資本金83億6542万円)は11月17日(火)、東京地裁に破産を申請し、同日保全管理命令を受けた。保全管理人には上野保弁護士(元木・上野法律会計事務所、東京都港区)が選任された。新型コロナウイルスの影響として、国内航空会社が破産した初めてのケースとなる。

 東京商工リサーチによると、負債総額は約217億円。新型コロナ関連倒産としては、6月30日(火)に倒産したホワイト・ベア―ファミリー(負債総額278億円)に次いで2番目の負債総額となった。

 保全管理命令の発令と同社の財務状態から、「払い戻しができていないチケットへの返金対応の見通しは立っていない」(同社)。返金未払い額は約5億2100万円。

 同社は2017年から、国内線は中部―新千歳、仙台、福岡の3路線、国際線は中部―台湾(桃園)で就航していた。今年3月には福岡空港への就航も発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月から全便運休していた。需要回復が見込めないとして、12月5日(土)に事業を停止する。

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