ホテルを社宅やテレワーク空間に マイナビが法人向け新サービス開始
2020年6月9日(火)配信
マイナビ(中川信行社長、東京都千代田区)はこのほど、ホテルの客室を社宅やオフィススペースとして提供する法人向け新サービス「マイナビトラベル ホテルSTAY」を開始した。出張や社員研修を行う機会、テレワーク環境を整える際などで、条件に応じた宿泊施設のプランを提案する。
企業では、社員の一時的なテレワーク環境の確保や小売業や流通業への応援勤務など、突発的な中長期滞在の出張ニーズが出現している。一方、宿泊業界はインバウンド需要の急激な落ち込みや外出自粛要請で、大きな打撃を受けている。このような背景から、国内宿泊予約サイト「マイナビトラベル」と法人向け中長期滞在サービス「マイナビBiz」が、双方をマッチングできる仕組みを新しいサービスとして公開した。
利用エリアや期間、予算、食事サービスの有無、会議室や駐車場をはじめとする各種設備など、希望に応じた利用プランを、マイナビと契約している多数の宿泊施設から提案する。費用は会社に一括請求するため、経費精算もまとめて行うことができる。