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No.360 東鳴子温泉 勘七湯 - 「困った人を受入れる」宿の使命

2014年1月21日
編集部

東鳴子温泉 勘七湯
「困った人を受入れる」宿の使命

〈「21世紀の宿を考える」シリーズ(3)〉 勘七湯

 旅館経営者へのインタビューシリーズ「21世紀の宿を考える」の第3弾は、宮城県・東鳴子温泉の「勘七湯」7代目館主・高橋聖也氏が登場。「湯治の原点は日常にある」と語る高橋氏は、「本物の温泉と、居心地の良い空気を提供し続けること」が湯治文化を継承することと考える。また、「温泉そのもの」に対して敬意を持ってほしいと、強く願う。「困った人がいれば受け入れるのが旅館の社会的な責任であり、使命である」という信念に基づいて、宿を経営している。

【増田 剛】

湯治の原点は日常にある

≪京都の俵屋旅館で1年間修業、「一つのものを極める姿勢」学ぶ≫

 勘七湯の創業は1784(天明4)年です。東鳴子温泉で最も歴史の古い宿の一つで、私は7代目になります。古くから湯治療養を目的に多くの人々がこの地を訪れ、私も幼少のころから毎日、湯治客と接してきました。現在の客室数は40室で、旅館部が20室と、自炊の湯治客と食事付きのお客様もいるのですが、湯治部が20室。湯治客のピークは1―2月です。

 

※ 詳細は本紙1532号または1月27日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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