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日本バス協会、新年賀詞交歓会開く 五輪で観光アピールを

2020年1月23日
編集部:木下 裕斗

2020年1月23日(木) 配信

三澤会長

 日本バス協会(三澤憲一会長、2529会員)は1月22日(水)、東京都内で新年賀詞交歓会を開き、東京オリンピックへの意気込みと運転士不足への対策に取り組む姿勢を示した。

 三澤会長はあいさつで「東京五輪は世界に日本の観光をアピールする絶好の機会。我われは観客や選手などを運ぶ重要な役割を担う。関係機関と連携を密にしていきたい」と語った。訪日客に向けては「多言語案内とWi-Fi環境の整備を行いたい」と意気込んだ。

 一方、業界の課題として「運転士不足」を挙げた。対策として「大型2種免許の取得条件などの見直しを求めるアクションプランを推し進めていく」と、年齢要件緩和などの法改正を要望する方針を話した。

 地方路線の維持にも触れた。「経営努力だけでは路線維持は難しい。国や自治体、議員の協力が必要不可欠」と協力を要請。今後はMaaSと自動運転に取り組むとした。

逢沢自民党バス議連会長

 式典には来賓として、自民党バス議員連盟会長の逢沢一郎氏が登壇。地方路線について「人口減少に伴い、路線維持が困難な時代になった」とし、「政治・行政からも応援したい。地方の移動を守る考えで邁進してほしい」とエールを送った。運転士不足については「ドライバー不足のなか、働き方改革の一環で、残業時間の規制をお願いする時代になった。的確に対応してほしい」と述べた。

山口代表

 公明党の山口那津男代表も駆け付けた。山口代表は地方路線について安倍首相が2030年までに訪日客を6千万人にすると宣言したことを引用し、「(目標達成のためには)路線維持のために運転手確保に取り組まないといけない。政策面で支援していきたい」との考えを示した。

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