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AI通訳機「ポケトーク」、国内の東横INN 292施設に採用

2019年12月23日
編集部:長谷川 貴人

2019年12月23日(月)配信

東横INNのロゴとホテルイメージ

 ソースネクスト(松田憲幸社長)が販売するAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」は2019年12月20日(金)、国内の292ある東横INN ホテルで接客ツールとして導入された。同製品は、互いに相手の言葉を話せない人同士がコミュニケーションできる双方向の音声翻訳機。74言語に対応し、55言語では音声とテキストに、19言語はテキストに翻訳できる。

© SOURCENEXT CORPORATION

 東横イン(黒田麻衣子社長、東京都大田区)は、国内に292のビジネスホテルを展開している。観光庁が発表した2018年の外国人延べ宿泊者数は、前年比18.3%増の9428万人泊にのぼり、同ホテルの外国人宿泊者数も年々増加するなか、接客品質向上のため同製品が導入された。フロントでの案内ツールとしてはもちろんのこと、外国人スタッフへの研修などでも利用される。

外国人延べ宿泊者数は、前年比18.3%増の9400万人超

 観光庁が発表した2018年の外国人延べ宿泊者数は、9428万人泊にのぼり前年比18.3%増となった。国・地域別にみると、1位は中国で2217万人泊(外国人延べ宿泊者数全体に占めるシェア 26.5%)、2位は台湾 1210人泊(同14.5%)、3位は韓国 1195万人泊(同14.3%)、4位は香港 621万人泊(同7.4%)、5位はアメリカ 558万人泊(同6.7%)となり、上位5位で全体の7割を占める結果となった。

 今後、ますます訪日外国人客の増加が予測される宿泊施設においても、多言語対応が求められることが予想される。

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