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5人に1人が「ハネムーン」より「試合観戦」 ブッキング、スポーツファンの観戦旅行を調査

2019年11月21日
編集部:平綿 裕一

2019年11月21日(木) 配信

「試合を観戦する際に幸運のお守りを身に着ける」は世界のスポーツファンで約3割に(画像はイメージ)

 Booking.com(ブッキング・ドットコム)はこのほど、スポーツファンの観戦旅行の動向を調査し、発表した。これによると、18年に1~5回の観戦旅行をした割合は、世界の旅行者が87%で、日本は88%となった。

 このほか、世界のスポーツファンの約5人に1人(19%)が、「自国のチームが大きな大会で活躍する姿を見るために観戦旅行へ行けるなら、 喜んでハネムーンをキャンセルする」と答えるなど、その熱心さがうかがえる結果に。日本ではとくにサッカーファン(21%)にその傾向が強かった。

 さらに世界のスポーツファンの約5分の1(18%)は、「自国のチームが決勝戦で戦う姿を見るためなら仕事を辞めてでも行きたい」と回答。この割合は、世界中のスポーツファンの18~34歳の年齢層でさらに上がり、26%にまで増加した。

 2020年は日本で東京五輪が開かれ、豪州ではクリケットの大きな国際大会、ヨーロッパの12都市では、ヨーロッパ各国の代表チームがしのぎを削るサッカー大会UEFA EURO 2020™が行われる。

 ブッキング・ドットコムのシニア・バイスプレジデント兼CMOのアルヤン・ダイク氏は、「2020年はスポーツが席巻する年になることでしょう」と語った。

観戦に向けた旅の準備

「チームが試合に負けそうだと思っても、途中で観戦を辞めることは決してない」は約8割(画像はイメージ)

 世界中のスポーツファンの多くにとって、 自国のチームがプレイする姿を見るための観戦旅行はとくに優先度が高いことが分かった。87%が「昨年だけで1~5回は旅行した」と述べ、半数以上(56%)は「自国のチームや選手を見に行くために国内旅行と海外旅行の両方をした」と答えた。

 世界中のスポーツファンの69%は、「自分の住む地域から離れた場所まで試合を見に行くために旅行したことがある」と回答。アウェーの場所でも最も多くのファンが応援しに行くスポーツはサッカーで、次いでバスケットボール(20%)とテニス(17%)と続く。

 このほか、世界中のスポーツファンのほぼ3分の1(28%)、日本のスポーツファンの29%は、「試合を観戦する際に幸運のお守りを身に着ける」と答え、15%(日本は13%)が「チームが勝つようにと試合中や前に必ず行うおまじないがある」と答えた。

 なお、世界のスポーツファンの79%は、「チームが試合に負けそうだと思っても、途中で観戦を辞めることは決してない」と回答。42%の人は「チームや選手へ敬意を払うために試合を見届ける」とし、35%は「最後までどんでん返しがあることに期待をしながら試合を見続ける」と答えた。

※調査はブッキング・ドットコムが独自に行い、29市場を対象とした18歳以上のスポーツファン2万2603人が回答した(オーストラリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、日本、中国、ブラジル、インド、アメリカ、イギリス、ロシア、インドネシア、コロンビア、韓国からそれぞれ1000人。ニュージーランド、タイ、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、デンマーク、香港、クロアチア、台湾、メキシコ、オランダ、スウェーデン、シンガポール、イスラエルからそれぞれ500人)。 調査はフィールドワークで2019年8月8日から9月2日にかけて実施。

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