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施設規模で投資戦略にギャップ 大規模ホテルは2倍の技術投資 中小ホテルは客室改装

2019年10月7日
編集部:平綿 裕一

2019年10月7日(月) 配信 

(画像はイメージ)

 エクスペディアグループがこのほど行った宿泊施設のデジタルマーケティングなどへの投資に関する調査によると、施設規模で投資戦略にギャップがあることが分かった。大規模のチェーンホテルは中小規模の独立系ホテルと比べ、技術投資を優先する確率が約2 倍だった。

 技術投資する対象の1位は「デジタルマーケティング/ウェブサイトの最適化」で、2位は「チェックイン」、3位は「企業評価の管理等」だった。

 一方、独立系ホテルが客室の改装を優先する確率は、チェーンホテルの1・5倍となった。独立系ホテルの半数近くは、技術投資の決定は費用と導入価値の両面みるとし、コストは技術導入の大きな壁となっていた。

 マイケル・ダイクス氏(同社日本現地法人代表)は「テクノロジーはあらゆる規模の宿泊施設に、公平な競争環境を提供する力がある。ただ、チェーンホテルは多額の技術投資を行っており、 結果として同レベルの投資余力のない宿泊施設との格差がさらに広がる可能性がある」と指摘した。

 「我われはパートナー施設をより一層支援できるよう、技術投資を続けていく」と、宿泊施設向け予約管理システム「Expedia® Partner Central(EPC)」のモバイルアプリやホームページの改善を進めていく考えを示した。

 調査では、世界中の宿泊施設の担当者1200人以上を対象にし、チェーンホテルと中小規模独立系ホテル間の技術関連支出を比較した。チェーンかホテルグループで、客室数が100室を超える施設をチェーンホテルと分類。チェーンを持たず、客室数が100室以下の独立系ホテルを中小規模独立系ホテルとした。

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