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島根・津和野城 江戸時代の姿を再現したVRコンテンツ公開

2019年7月29日
営業部:野田 雄

2019年7月29日(月) 配信

津和野城天守

 凸版印刷(麿秀晴社長、東京都千代田区)はこのほど、2016年から展開中の体験型VR(仮想現実)観光アプリ「ストリートミュージアム®」で、「VR津和野城」を公開した。現在は石垣しか残っていない津和野城の最も荘厳だった江戸時代初期の姿を楽しめるVRコンテンツで、島根県鹿足郡津和野町が推進する「津和野町歴史文化基本構想活用観光拠点形成推進協議会」の文化財活用による津和野活性化事業の一環として制作した。

 同アプリでは、津和野城内の天守ややぐらなど6カ所と、津和野藩庁を津和野川の対岸から眺められる1カ所の計7カ所をVRで再現。また、現代地図の上に古地図を重ねて見ることもでき、江戸時代の町並みを確認しながら、現在の町をめぐることができる。

津和野城

 津和野城は、吉見頼行が元寇に備えて1295(永仁3)年に築城し、約300年間吉見氏の居城として使われた。関ケ原の合戦で手柄を挙げた坂崎出羽守直盛が入城した際に、城の改修を開始。その後、鳥取県鹿野城を治めていた亀井政矩が入城し、改修を引き継いだ。「VR津和野城」では亀井政矩が入城したころの、天守閣がまだ存在している江戸時代初期の情景を再現した。

「VR津和野城」体験イベント

 「VR津和野城」を監修した広島大学の三浦正幸名誉教授の講演が盛り込まれた現地体験イベントを9月22日(日)、津和野町で開く。

実施日:2019年9月22日(日)

集合場所:津和野コミュニティセンター(津和野公民館)予定

参加費:無料(ただし津和野城リフト往復料金700円がかかる)

応募方法:津和野町観光協会に電話

TEL:0856-72-1771

時間:午前9:00~午後5:00(年中無休)

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