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「くろよんロイヤル」再開発 IHGと提携 来春リニューアル 関電アメニックス

2019年5月24日
関西支社:塩野 俊誉

2019年5月24日(金) 配信

ロビーイメージ (画像提供:竹中工務店)

 関電アメニックス(大阪市)と関電不動産(同)は、長野県大町市で展開する「くろよんロイヤルホテル」の再開発に着手する。新たに世界約100カ国で5600ホテルを展開するインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)と提携し、「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」として来春、リニューアルオープンする。現ホテルでの営業は9月末で終了する。

 同ホテルは1965年、黒部ダムに最も近い高原リゾート「ホテルくろよん」として開業。88年からロイヤルホテルと提携し「くろよんロイヤルホテル」として営業してきた。

 IHGは、インターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリデイ・インなど、さまざまなブランドを展開するイギリスに本社を置くホテルグループ。2006年には全日空と業務提携し「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社」を設立。現在、国内で33ホテルを展開する。「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、宮崎に次いで、国内2番目のホリデイ・インリゾートブランドのホテルとなる。

 リニューアル後は、木材を多用した落ち着きあるロビーなど、より高原リゾートらしい雰囲気へと一新。フィットネスセンターやプール、スパ、テニスコート、ゴルフ場など、さまざまなアクティビティを備える。21年春には新館(30室)もオープンする予定。

 関電アメニックスでは、このほか、京都駅八条口すぐに建つ「エルイン京都」を4月1日、「ホテル エルシエント京都」としてリブランドオープン。来年夏には、大阪市北区曽根崎に、同社4件目となる新ホテル(253室)も開業する。

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