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京都、9割予約取れず GW前半は34%割高に 航空各社の予約状況も9割超え多く

2019年4月22日
編集部:平綿 裕一

2019年4月22日(月) 配信

西日本は前回調査から引き続き人気に

 観光庁はこのほど、19年4月27日~5月6日のゴールデンウイーク期間の国内宿泊施設における動向調査(民間機関が実施、4月18日時点)を発表した。GW始めの2日間の平均宿泊料金上昇率は197%で、後半の5月2~3日(163%)と比べ、30%以上割高に。予約の取れなかった平均割合は京都が全国で唯一、9割を超えた。全国の同割合は75%で、前回調査(3月25日)から10㌽上がった。

 47都道府県の平均宿泊料金は1万1605円で、前回から約1200円上昇した。GW2週間前と比べ宿泊料金の上昇率は平均159%。予約の取れない上位10位は、前回と同様に西日本に集まり人気が継続している。このほか、GW前半は予約が取りずらいが、後半(5月4~6日)は比較的に予約しやすい状況となっている。

 一方、栃木県は平均金宿泊料金が3万8390円と高騰した。全国で2番目に高い石川県(1万5855円)と比べ、約2・4倍と大きく差が拡がった。観光庁観光産業課によると、「観光資源も豊富で人気がある。GWで満室率が上昇し、比較的単価の高い施設が残ってしまったことが要因ではないか」という。

国交省、主な公共交通機関の予約状況発表

GW前半は9割を超える
GW後半は7~8割を超える予約率が多い

 国土交通省はこのほど、GW期間中の公共交通機関の予約状況を、主要な公共交通機関に対してヒアリングし、とりまとめた。

 航空分野は、国内線は連休前半の下り方面で予約率90%を超える航空会社が多い。連休後半の上り方面は、一部の航空会社で予約率90%を超えているものの若干の余裕あり。国際線は連休前半の日本発便、連休後半の日本着便で予約率90%を超える航空会社が多く、旅行需要の高まりがうかがえる。

GW初日は航空各社でほぼ予約が取れない状況
GW前半と同様に、後半も航空各社で予約が埋まっている傾向

 主要な空港へのアクセスバスや観光地へ行くための貸切バスなどは、まだ予約が取りやすい状況。主要空港周辺のレンタカーは、連休の半ばに予約が集中している。とくに新千歳空港と福岡空港の周辺は非常に混雑し、利用を検討してる人は事前の確認が必要になりそうだ。

 鉄道分野は、JR各社の新幹線が下り方面を中心に4月27日と28日がピーク。一部の路線で予約率が70%を超えている。一方、ほかの交通機関と比較すればまだ空きがあり、連休後半の予約率は6割を下回っている状況だ。

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