トラストユー、「外国人に選ばれる !クチコミ高評価の日本の宿 2016 – 2018」ランキングを発表
2018年12月21日(金) 配信
トラストユー(下嶋一義代表、東京都港区)はこのほど、「外国人に選ばれる !クチコミ高評価の日本の宿 2016 ― 2018」の総合ランキングを発表した。1位には、レイクヴィラ河口湖(山梨県・富士河口湖町)が選ばれたほか、コテージやゲストハウスが多くランクインした。また、6カ国語(英語とフランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、タイ語)の言語別のランキングも作成した。
1位の「レイクヴィラ河口湖」は、富士山を一望する河口湖エリアにあるコテージ。2LDKと3LDKの貸し切りコテージ12棟がある。言語別ランキングの英語、中国語、タイ語の3部門でもトップ5入りしている。「車で駅まで迎えに来てくれ、バーベキューの買い出しにも連れて行ってくれたから、駅から遠くても何も困ることはなかった」など、ホスピタリティとサービスを絶賛するクチコミが多く寄せられている。
2位は、築約100年になる京都の町家を改装したゲストハウス、「Guesthouse KYOTO COMPASS」。言語別ランキングでは、英語と中国語でトップ5入りしている。歴史ある京町家での宿泊・文化体験などが外国人の心をつかんでいる。第3位には、約120年の歴史ある老舗旅館を2014年にリニューアルした「ホテル龍名館 お茶の水本店」がランクイン。旅館時代から受け継ぐおもてなしのサービスや和を貴重とした雰囲気、総客室数9室のプライベート感が特徴で、とくに英語圏の外国人客が多い。
□言語別、外国人が評価する宿
同社は英語とフランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、タイ語の6言語別の特徴も分析。日本での平均泊数10泊以上と長い欧米豪の旅行者は、ランドリー・ルームや簡易キッチン、ゲスト同士やスタッフ、地元の人との交流ができるラウンジなどの共有スペースの充実度を重視する傾向が読み取れるとする。一方、平均泊数3~5日程度のアジアからの旅行者の場合は、初訪問者は旅行会社手配のパッケージツアーなどで知名度の高い大規模ホテルに宿泊し、リピーターはより日本らしさを求めて小規模なホテルや旅館、地方のエリアを選ぶ傾向があるという。
なおランキングは、TrustYouが収集、保有する、約50万軒分の口コミデータの2016年から18年分を対象に、独自に分析し、算出した総合スコアを基に作成した。