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「リメンバー九州」開始、シニア世代に懐かしの旅

2013年4月11日
編集部
パンフレット
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JR西日本と5県が共同

 JR西日本は3月21日、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島県を対象にした「リメンバー九州」キャンペーンを4月1日から1年間、5県と共同で実施すると発表した。かつて新婚旅行や修学旅行で九州を訪れたシニア、団塊世代の旅行需要を拡大するのが狙い。

 プロモーションでは団塊世代に人気の歌手・谷村新司夫妻を起用し、テレビCMやポスターなどで思い出深い九州への旅を訴えかける。

 JR西日本管内と中京圏のJTB、日旅、近ツー3社などがキャンペーン専用の商品を造成して送客を強化。さらに宮崎、熊本、鹿児島エリアではANA、JALと連携して、伊丹―宮崎便を利用した片道航空機、片道JRの商品(宿泊地は宮崎県内および鹿児島県霧島エリア)も9月30日まで設定した。3社連携は初の試み。

 旅行商品の購入者には「引換券」を渡し、駅の観光案内所などで九州の観光情報を満載した「九州5県パスポート」と1945年から現在までの写真を記載した特製カレンダーをプレゼントする。

 パスポートには長崎の吹きガラス、熊本の辛子れんこんづくり体験、宮崎焼酎ミニボトルなど5県のプレゼント特典も付く。宿泊施設では、希望の記念日当時の地元紙1面記事もプレゼントされる。思い出写真の提示で受けられる特典や昔懐かしい料理も味わえる。このほか、観光地スタンプラリーも実施。昔懐かしい駅弁も販売する。着地でのまち歩きや温泉巡り情報なども提供する。

 JR西日本の黒田岳司九州営業部長は「JR西日本としてもターゲットを明確にしたキャンペーンは初めて。シニア、団塊世代にしっかり訴えていきたい」と意気込みを語った。

5県のゆるキャラ登場
5県のゆるキャラ登場

 同日は5県のゆるキャラも勢ぞろい。オリジナルポーズを決めて、キャンペーン盛り上げに一役かった。

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