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LCC利用者7%、ピーチは満足度9割に(じゃらんリサーチ)

2013年3月21日
編集部

 じゃらんリサーチセンターはこのほど、国内線のLCC(ローコストキャリア)に関する調査を実施。これによると、直近1年間の飛行機利用者(旅行、帰省)のうち、LCC利用者は7%だった。

 利用者の出現率は、男女ともに20代の若年層は1割を超え、男性20代は15%、女性20代は10%だった。居住地別の利用率は、LCC就航の最初のエリアである「関西」、次いで「九州・沖縄」の順で高かった。

 LCC各社の評価は、「ピーチ・アビエーション」が満足度9割でトップ。3社中、最下位の「エアアジア・ジャパン」も満足度は7割で、全体的に評価が高かった。

 ターゲット層に重なる「若者向け」イメージは「ピーチ・アビエーション」が36%と最も高く、認知率は76%で、LCC各社のなかでは一歩抜きにでた評価となった。

 利用者の今後のLCC利用意向は96%に達し、非利用者でも63%と高かった。男性20代は利用意向が9割以上。「ピーチ・アビエーション」が就航を予定している東北では、「積極的に利用したい」が34%、利用意向は86%と他エリアよりも高い結果となった。

 LCC利用者に「LCCがなければ何の交通機関を利用していたか」の問いには「既存の航空会社」との回答が68・9%、新幹線が12・1%、旅行・帰省しなかったが9・1%だった。また、「利用していた航空会社からLCCに乗り換えるようになった」は71%で、既存航空会社との競合が起きている。

 LCC利用で「得をした」との意識は高く、「浮いたお金」の7割(交通費を除く)を旅行市場で使う意向が推測され、「現地滞在の買い物や食事で少し贅沢した」が41%だった。

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