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山形でフォーラム、風評払拭と訪日拡大(震災復興観光会議)

2012年11月21日
編集部

 日本観光振興協会が事務局を務める「震災復興観光推進国民会議IN仙台」(議長=西田厚聰日本観光振興協会会長)は12月7日、山形県山形市・山形テルサで「震災復興観光推進国民会議 山形フォーラム―風評被害を乗り越えて―」を開く。根強く残る風評被害を払拭するとともに、インバウンドを拡大し、観光で東北を元気にするのが狙い。

 同会議は昨年12月、被災地の復興を観光から目指していこうと、宮城県仙台市でシンポジウムを開催。その後、さまざまなイベントも催されているが多くの地区は風評被害のため、依然として観光産業が復興していない現状にある。加えて、日中国交正常化40周年で期待された中国人観光客も領土問題で逆風にあるなか、風評被害の払拭とアジア各国からのインバウンドを引き続き拡大していくことを目指す。

 フォーラムは、東北観光推進機構会長の高橋宏明氏が「東北の復興について」と題し、現状報告。基調講演は全国旅行業協会(ANTA)会長で衆議院議員の二階俊博氏が登壇する。パネルディスカッションは「観光による東北復興 第3ステージへ」をテーマに議論する。モデレーターはJTB旅行事業本部観光戦略部長の加藤誠氏が務め、パネリストに国土交通省東北運輸局長の長谷川伸一氏と東日本旅客鉄道常務の原口宰氏、ANAセールス社長の稲岡研二氏、日本航空(JAL)専務執行役員の上川裕秀氏、天童温泉ほほえみの宿滝の湯女将の山口隆子氏を迎える。

 また、フォーラムには観光庁の井手憲文長官や吉村美栄子山形県知事ら来賓も出席する。入場は無料。申込みは日本観光振興協会のHP(http://www.nihon-kankou.or.jp/home/index.html )から。

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