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秋山郷でご当地タクシー運行、おもしろ行燈に「風呂桶と温泉マーク」

2018年8月20日
編集部:平綿 裕一

2018年8月20日(月) 配信 

左側が木の風呂桶と温泉マークをモチーフにした、おもしろ行灯(日本ご当地タクシー発足イベントにて。2018年7月3日)

 

森宮交通(山岸博之社長、長野県・栄村)はこのほど、ご当地タクシーである「秋山郷温泉タクシー」の運行を始めた。特色ある温泉をはしごできる。車体は木の風呂桶と、温泉マークを基調にしたおもしろ行灯などで装飾。秋山郷温泉タクシーを呼び水として、秋山郷の認知度向上や観光活性化をはかっていく。

 秋山郷は、長野県最北端の栄村と新潟県最南端の津南町にまたがる中津川渓谷の名称。特徴ある温泉が点在している。ただ、バスで通行できない場所、地元に不慣れな域外のドライバーにとって狭く険しい道などがあるという。「こうした通行や運転不安を解消しつつ、温泉をテーマとした地元だからこそ知る、新たな秋山郷観光を提供していく」(同社)と意気込む。

 コースの一例で、はしごする温泉は4つ。天候で色が変わる屋敷温泉と、赤茶色の小赤沢温泉を巡り、昼食をはさむ。その後、雄大な鳥甲山を臨む上野原温泉、河原で手作り温泉が楽しめる切明温泉を回る。それぞれで楽しみ方が異なる湯を堪能できるほか、観光地なども立ち寄る。

 乗務員は車内認定を受けた「観光おもてなしドライバー」が務める。今月末には、温泉ソムリエの資格を取得する見通し。さらに旅の楽しみが増すように、専用コスチュームのはっぴを着る演出を準備中だ。

 ご当地タクシーは、地域の名物を行灯やステッカーにして装飾している。今年7月に発足した「日本ご当地タクシー協会」が主催する取り組み。同社も加盟している。現在は全国9社が集まり、地域色のある観光ガイドタクシーとして運行している。

問い合わせ=森宮交通 TEL 0269-87-2736

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