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小江戸・川越で醤油手絞り体験 専用宿泊プラン企画、川越プリンス

2018年8月15日
編集部:飯塚 小牧

2018年8月15日(水) 配信

醤油蔵見学と手絞り体験

埼玉県川越市の川越プリンスホテル(奥村剛総支配人)は2018 年9月10 日(月)~12 月30 日(日)まで、醤油手絞り体験を盛り込んだ「~感謝の気持ちを旅に込めて~記憶に残る宿泊プラン」を売り出す。地元商店の魅力発信と観光を通し、親子やパートナーとの絆を深めることを目的とした企画。

 川越市の「川越市観光アンケート調査(2017 年1 ~12 月)」によると、川越を訪れる人の96・9%が日帰り観光で、滞在時間は3 時間~半日が87%を占める。

オリジナルメッセージ付日本酒イメージ

 

 同ホテルは、川越で約250 年続く蔵元の「松本醤油商店」と、川越市民に愛されながら一度幕を閉じ、また復活させたいという蔵人が集まり蘇った「小江戸鏡山酒造」と提携し、半日観光では味わうことができない滞在価値のある宿泊プランを提供する。また、プランにはオリジナルメッセージラベルの日本酒がつく。

 「川越の蔵の町にある松本醤油商店での醤油蔵見学や手絞り体験など、その土地ならではの体験や文化に触れながら大切な人との絆を深めたり、オリジナルメッセージが印字された日本酒を味わいながら、日ごろ口に出して言えない感謝の思いを伝える機会として利用してほしい」(同ホテル)とする。

「~感謝の気持ちを旅に込めて~記憶に残る宿泊プラン」概要

期間:2018 年9 月10 日(月)~12 月30 日(日)まで

料金:1 人¥15,930 から (1 室2 人利用時)
※表記料金には、1泊室料、夕食、朝食、醤油手絞り体験、日本酒、サービス料、消費税が含まれる。
※予約状況、部屋タイプにより料金に変動あり。
※3人利用(ツインルーム)の際は、ソファーベッドの利用となる。
※体験場所までは、自身での移動となる。
※和食むさし野は火曜定休。

内容:

●松本醤油商店
「醤油蔵見学」 /プラン宿泊者限定 「醤油手絞り体験」
●小江戸鏡山酒造
オリジナルメッセージ入り日本酒 「さけ武蔵大吟醸720㍉」
●夕食(和食 むさし野) 「宿泊者限定メニュー」
●朝食(ブッフェレストラン エトワール)

■松本醤油商店 (醤油蔵見学、醤油手絞り体験)

 大きな木桶が並ぶ醤油蔵を見学し、醤油の香りが広がる蔵の中で、伝統の
醤油造りを肌で感じることができる。醤油の手絞りを体験し、その場でしか味わうことのできない醤油の「うま味」が楽しめる。

 松本醤油商店は 川越で約250 年続く蔵元。1764 年、川越で有名な豪商だった横田五郎兵衛が川越にて醤油製造を開始。1889 年に初代・松本新次郎が横田家の醤油造り・蔵を引き継ぎ、松本醤油商店が誕生。1893 年の川越大火により町の三分の一が焼失したが、店舗、醤油蔵共に大火を逃れる。
 醤油蔵は、川越市の都市景観重要建築物にも指定さており大変貴重。

■小江戸鏡山酒造

 松本醤油商店の敷地内にある酒蔵をガラス越しに見学。夕食時に、少量生産で丹念に作り上げた地酒の銘酒「鏡山」にオリジナルメッセージを印字し提供する。鏡山は埼玉県で初めて開発された酒造好適米である「さけ武蔵」を使用した世界初の大吟醸の商品。豊かで華やかな吟香の主張、味わいも濃醇で飲み応えのあるフルボディーな風味が楽しめる。

 小江戸鏡山酒造は平成生まれの酒蔵。1875 (明治8 )年に川越市新富町で(旧)鏡山酒造株式会社を創業。1999 (平成12 )年に惜しまれつつ幕を閉じる。(※旧鏡山酒造の跡地は複合施設「小江戸蔵里」に改修され、施設内は昔の蔵の雰囲気を
感じることができる)。2007 年に地元川越市民からの再興を望む熱い声を受け「小江戸鏡山酒造」として、新たな場所 松本醤油商店の敷地の一角(川越市仲町)7を借りて復活を遂げた。醤油と日本酒の麹菌は違い一緒にすると悪影響が出ると言われ、同じ敷地で作っているのは珍しく、そのような困難も乗り越え復活した酒蔵。

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