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LCC 49%が「知っている」、観光利用は9割に

2012年3月12日
編集部

国内路線でのLCC利用目的は?

 JTBがこのほど実施したLCC(格安航空会社)に関するWEBアンケートによると、LCCを「よく知っている」が11%、「なんとなく知っている」が38%で合計49%が知っていると回答した。「名前・概要は知っているが、詳しくは知らない」が26%、「ほとんど知らない」が21%で、「興味がない」はわずか4%だった。

 男女比では「よく知っている」と回答した男性は15%、女性は6%と男性の方がLCCに対する認知度が高いことがわかった。有効回答数は7529人。

 国内路線で「LCCに乗ってみたいか」の問いには「乗ってみたい」が9%、「安い航空券が取れれば乗ってみたい」が33%と合わせて42%が意欲を見せる一方、「しばらくようすを見て決める」も25%を占めた。理由として「なんとなく不安だから」が43%と最も多く、「座席が狭い等の不便さがあるから」も18%を占めた。

 利用目的(複数選択)では、「観光」が90%と圧倒的に多数を占めた。次いで「知人訪問」が12%、「ビジネス」が10%、「帰省」が10%と続く。

 また、「どれくらい安ければ乗ってみたいか」では、「既存航空運賃の半額以下」が61%を占めた。「同7割以下」が20%で続く。さらに、LCCで安く浮いたお金の利用方法については、「現地滞在の買い物や食事などで少し贅沢をする」が55%でトップ。次いで「次回の訪問にまわす(訪問回数を増やす)」が27%、「貯蓄するなど、訪問先では使わない」が10%、「LCCでなければ訪問しなかったので、浮いたお金はない」が7%となった。

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