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7月から5都市就航、拠点は成田、ルートは未定

2012年3月1日
編集部
鈴木社長(左)、ブキャナンCEO
鈴木社長(左)、ブキャナンCEO

 ジェットスター・ジャパン(鈴木みゆき社長、東京都千代田区)は2月8日、東京都内で会見を開き、7月から成田空港を拠点に国内便の就航を開始すると発表した。

 就航ルートは調整中だが、成田、関西、福岡、札幌、沖縄の5都市に就航予定だという。使用機材はエアバス社のA320型機(180席)。

 また、13年中に国際線の就航も計画する。

 ジェットスターグループのブルース・ブキャナンCEOは「計画よりも数カ月前倒しすることができた」と就航を報告。同グループが日本市場に参入して5年半以上が経ち、200万人を超える日本人が利用していることなどをあげ、「日本市場でブランド認知度が確固たるものになってきている」と自信を見せた。

 鈴木社長は就航先について「さまざまなアンケートやフェイスブックキャンペーンで徹底的にニーズを調査した。お客様が初期の段階で当社に最も求めている路線」と強調し、「目的地に観光がもたらす潤いをできる限り提供したい」とした。拠点を成田に置いた理由は「アジアには行き届いたグループの路線網があり、これに乗り継ぐためにも利便性が高い」と触れた。

 料金については既存エアラインの5―6割で設定。燃油サーチャージの付加も考えていないという。同グループの売りである、同日同時刻同ルートで他社より10%安くする「プライスビートギャランティ」(最低価格保証)を日本でも適用するが「例え原価割れしても、他社が100円でも実行する」(ブキャナンCEO)と断言する。

 鈴木社長は「魅力的な運賃を提供することで、日本市場でも新しいニーズを掘り起こせる」とし、「さまざまな創意工夫で日本の経済回復や繁栄に寄与し、日本で最も信頼され喜ばれるLCCを目指す」と意気込んだ。

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