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石川県で統一商品、KNTと日本旅行がコラボ

2011年3月23日
編集部
3月10日の会見後、KNTの野中雅彦氏(左)と日本旅行の木村陽一氏
3月10日の会見後、
KNTの野中雅彦氏(左)と日本旅行の木村陽一氏

 近畿日本ツーリスト(KNT)と日本旅行は、石川県にスポットを当てた企画商品を共同で造成し、販売する「日本の旅 き・ら・り いしかわ」を展開する。期間は4月1日から9月30日まで。国内旅行2、3位の両社が、価格まで統一した企画商品を直営、提携販売店、ネット販売も一体となって実施するのは初めての試み。

 石川県観光連盟とJR西日本金沢支社も協力し、期間中の送客目標は、両社計で前年同期比10%増の11万人に設定している。

 今回新たに展開するプランは、能登半島最先端の秘境パワースポット「珠洲岬(聖域の岬)」など、個人では行きにくい地域を周遊するバスプランを設定したほか、1泊2食に能登丼など「いしかわランチ」を味わう「1泊3食付プラン」を展開し新たな旅のスタイルを提案する。

 KNT取締役兼執行役員個人旅行事業本部カンパニー長の野中雅彦氏は「赤い風船は今年40周年、メイトは来年40周年を迎える。両社の長年のノウハウを結集して地域観光の宝を見つめ直し、地域を元気にしていきたい」と述べた。

 日本旅行取締役兼常務執行役員営業企画本部副本部長の木村陽一氏は「両社が一体となって展開することで、新たな需要を生み出すことを目指す。一過性ではなく、プロジェクトを成功させ、継続的に実施していきたい」と語った。

 KNT旅連石川支部(79社)の山岸繁樹支部長は「石川に特化した企画で、旅連としては大変ありがたい。大きな期待をしている」。

 日旅連石川支部(70社)の吉田眞啓支部長は「石川県は金沢に代表される歴史・文化、食の魅力があり、能登には温泉の魅力がある。人に優しい石川県のホスピタリティを全面に出して全国の皆さんをお迎えしたい」と述べた。

 両社コラボ企画「地域を元気にするプロジェクト」は石川県を第1弾とし、今後は他地域での展開や、地元旅行会社や異業種とのコラボ企画も視野に入れている。

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